Google検索で自分のページ順位をさらに高める、6つの簡単なステップ

この記事はAhrefs公式ブログの日本語意訳です。
原文:How to Rank Higher on Google (6 Easy Steps)
(Joshua Hardwick / May 28,2019)

フルスピードによる要約:

  • Google検索で自分のページ順位を上位にする方法を、6つのステップで解説しています。
  • ただ上位表示を目指すのではなく、アクセス数の増加や検索意図に沿った流入を狙うことが重要です。
  • 現在の上位ページと自分のページを比較するときは、Ahrefsの機能がとても便利です。

自分のWebサイトが、Google検索で100位以下になっていることほどイライラするものはありません。私も何度か経験しているため、気持ちはとてもわかります。

これは何をやっても改善しないようにも思えてきます。まるでGoogleが自分のWebサイトを嫌っているようで、なぜそうなのかもわからないという気持ちです。

もし、そんな経験をしたことがあるならば、ぜひこの記事をお読みください。あなたのWebサイトを上位表示させ、オーガニック検索のアクセスを増やす体系的で直接的な方法について説明します。

目次(クリックで見出しに移動します)

基本的なプロセスは次のとおりです。

それでは、解説していきましょう。

ステップ1:Google検索順位が低いキーワードを探す

ほとんどのSEO担当者は、あなたのページが11位以下にランクインしているのを見つけたとき、なんとか1ページ目に押し込もうと努力します。

これは理にかなっているかもしれませんが、素晴らしい行動ではない理由が2つあります。

  1. ランキングを10位以上改善することは、必ずしも容易ではありません。
  2. アクセスを増やす場合は、1ページ目にランクインしても達成できないことがあります。

1つ目の理由は明確です。以下のように考えてください。

10位以下のページを10位圏内に押し上げるより、すでに10位圏内のページをあと2位上にする方が簡単です。

2つ目の理由については、Google検索結果の1ページ目から2ページ目までの平均CTR曲線をグラフにしたものを見てください。


<※訳者註:グラフでは、11位(2ページ目)から6位あたりまではデスクトップ/モバイル共に平均CTRに大きな変化が見られず、上位3件以上で平均CTRが急増していることを示しています。>

CTRは、順位が下がるにつれて減少することがわかります。つまり、現在の順位を5位から4位に1つ上げることができれば 、20位のページを10位圏内にするよりもアクセス数が大幅に増えることになります。(作業的な難易度としては)それほど違いはありません!

メインキーワードが1か月に10,000回検索される場合、(先ほどのグラフに基づいて推定される)アクセス数はおよそ次のようになります。

5位→4位=+210アクセス/月
20位→10位=+8アクセス/月
※注釈:この試算は平均CTRに基づいています。実数はキーワードごとに異なります。

そのため、アクセスを増やすためにするべきことは、すでに2位~10位にランクインしているキーワードを見つけることであり、これらにフォーカスして対策することです。

こうしたキーワードを見つけるには、あなたが管理しているWebサイトのドメインをAhrefsのサイトエクスプローラーに貼り付け、「Organic Keywords(オーガニックキーワード)」レポートに移動してから、現在2位~10位となっているキーワードのみをフィルタ表示してみましょう。

サイトエクスプローラー>ドメインを入力>オーガニック検索>オーガニックキーワード>フィルタを追加

最後に、「本当の」ランキングを見られるようにするため、SERPフィーチャーフィルターを使用します。ドロップダウンをクリックして[除外]をクリックし、[すべての機能]を選択してから[ターゲットへのリンクのみ]チェックボックスをオンにします。

ステップ2:勝てるキーワードに絞る

このフィルタを適用したキーワードは、すでにそのドメインがランクインできているキーワードですが、有利なポジションではありません。まだ改善の余地があることを意味します。

次のステップは、Google検索順位を改善したいキーワードを探すため、このリストを調べることです。

とは言え、価値の低いキーワードや難しい作業になる可能性が高いキーワードを追いかけても意味がありません。ですから、ベストなキーワードを探すためにいくつかの方法を採用しましょう。

a)すでに最もオーガニック検索流入を促進しているキーワード

レポートの一番上にあるキーワードが、オーガニック検索のアクセス数を最大化することを目的としている場合、最も良いターゲットキーワードとなります。それらがすでに、Webサイト流入の大部分を占めているからです。

以下は、Ahrefsブログのためにフィルタリングされたレポートです:

「Traffic(トラフィック)」の欄に注目すると、完璧とは言えない順位にもかかわらず、すでに大量の流入をもたらしているキーワードがいくつかあります。

(先ほどのグラフで紹介したように)順位を1つ上げるだけでCTRが平均で最大93%向上する可能性があることを考えると、これらのキーワードでトラフィックを大幅に増やすためには、大幅に順位を上げる必要はありません。

b)検索ボリュームの多いキーワードを選ぶ

繰り返しになりますが、上位10件以内のキーワードであれば、順位を1つだけ上げればそのキーワードから得られるトラフィックをほぼ2倍にすることができます。しかし、その検索ボリュームが無いに等しければ、この恩恵は受けられません。

そこで、レポートの「Volume(ボリューム)」列を調べて、キーワードに検索ボリュームがあるか確認しましょう。


<※訳者註:月間検索ボリュームが100しかないのは、良くないキーワードです。>

c)KDが低いキーワードを選ぶ

キーワード難易度 (KD)は、Ahrefs独自のキーワード難易度を測る指標です。これは0から100までの間で計測され、KDが高いほど上位表示が難しくなると推測しています。

言い換えれば、簡単に順位を上げてオーガニック検索のアクセスを増やしたい場合、手間のかかるKD50のキーワードよりも、KD20のキーワードを選ぶことです。

そのため、レポートのKD列を見て、KDが低いものを優先しましょう。


<※訳者註:「SEOツール」よりも、「メールアドレス 検索」の方が簡単に順位を上げることができるでしょう。>

d)収益に繋がるキーワードを選ぶ

オーガニック検索のアクセスがいくら多くても、収益に繋がらなければ意味がありません。常に収益に繋がるキーワードを優先すべきです。

この方針を理解するには、あなたがニューヨークでベーカリーを経営していると想像してみましょう。

「New York bakery(ニューヨーク ベーカリー)」というキーワードで1位にランクインすることは、「カップケーキ レシピ」の1位よりも確実に収益へ繋がります。その理由は、前者で検索している人は(実際に自分のベーカリーでパンを買ってくれる)顧客になる可能性が高いからです。

したがって、ベーカリーが運営しているWebサイトの場合、「ニューヨーク ベーカリー」は 「カップケーキ レシピ」よりもビジネス価値が高くなります。後者の検索ボリュームは7倍も多いのですが、このキーワードでオーガニック検索流入を増やしても、収入に繋がる機会はそれほど増えないでしょう。

e)自身のブランドではないキーワードを除外する

これは、あなたの会社や商材名を指すキーワードではない、つまり第三者のブランド名になるキーワードは除外した方が良い、という意味です。

たとえば 、Ahrefsブログ投稿の1つは、「google keyword planner(Googleキーワードプランナー)」で6位になっています。

これは順位を改善する対象とした方が良いキーワードのように見えます。しかし、[SERP]ドロップダウンをクリックして、現在の上位ページを表示すれば、そうではないことがわかります。

私たちの記事より上位のページは、ほぼgoogle.comのものです。

これは、Googleキーワードプランナーが Googleの無料キーワード調査ツールの名称であり、Googleブランドのキーワードであるためです。つまり、検索している人はGoogleキーワードプランナーそのものやGoogleの公式サポートページを使いたいのであって、Ahrefsのコンテンツには関心がありません。

いくら努力しても、このクエリに対してAhrefsの記事が上位にはならないでしょう。

f)上位にSERP機能がないキーワードを選ぶ

ときどきGoogleは、フィーチャードスニペットのようなSERP機能や「People also ask(他の人はこれも検索)」ボックスを検索結果に表示します。

Ahrefsでは、これらも検索結果にランクインしたコンテンツとして算出しています。

たとえば、Ahrefsブログの「キーワード調査でGoogleトレンドを活用するためのガイド」は、「how to use Google Trends(Googleトレンド 使いかた)」で4位にランクインしているとAhrefsは判定しています。

しかし、[SERP]ドロップダウンをクリックし、自分のページより上位のものはSERP機能だけだとわかるでしょう。

確かに、自分のページにあるコンテンツがSERP機能となるためにがんばることは可能ですが、それは今回解説している戦略とはまったく異なるものとなります。できるだけシンプルな作業にするため、この記事で解説している戦略を採用する場合、そうしたキーワードは除外することをおすすめします。

Ahrefs日本語ブログ関連記事:8つの無料キーワード調査ツール(Googleキーワードプランナーにうんざりしている方へ )

ステップ3:自分のページ順位が低い理由を知り、上位ページを上回ることをする

あるページは、いくつもの理由で他のページよりも上位になる可能性がありますが、それを妨害することはできません。

私たちを含め多くの人が、さまざまな「ランキング要因」を何度も研究してきましたが、ランキングやトラフィックとの相関性が高い指標を3つ発見しました。

  1. 参照ドメイン数
  2. ページの権威性
  3. Webサイトの権威性

ですが、これらについて説明する前に、より上位にランキングしたいということであれば、もっと注目すべき要素があります。

検索意図(サーチ/ユーザーインテント)を知る

Googleの目的は、特定のクエリに対して、最も関連性の高い結果を提供することです。彼らのビジネスモデルは、何百億もの検索クエリで一貫してこれを実行できることに頼っています。

そのため、Googleはクエリの意図を理解すること、すなわちユーザーがGoogleにキーワードを入力した理由を理解することに重きを置いています。

以下のキャプチャは、「リンク構築(≒被リンク獲得)」のキーワードで上位になっているページのリストですが、その検索結果はリンク構築サービスを提供する企業ではなく、自分でリンク構築するための情報を提供するブログやガイド記事で占められていることを表しています。

Googleは、「リンク構築」で検索している人々が、企業からリンクを買うのではなく自力での構築方法を知りたがっていることを理解しているのです。

どういうことかと言うと、あなたのページが検索意図に合致していない場合、SEO対策をしても意味がないということです。

では、どうやって検索意図を解読すればいいのでしょうか?

最もシンプルな方法としては、現在の検索結果を分析し、そこから検索意図を表す「3つのC」を分析することです。

  1. Content type(コンテンツのタイプ)
  2. Content format(コンテンツのフォーマット)
  3. Content angle(コンテンツの切り口)

1.コンテンツのタイプ

これはは大まかに、ブログ記事、(ECサイトなどの)商品、カテゴリ、ランディングページの4つに分類できます。

2コンテンツのフォーマット

コンテンツのフォーマットは、ブログ記事やランディングページに適用されるものです。ブログにおけるフォーマットは、「ハウツー」記事、段階的に解説するチュートリアル記事、(おすすめなど)リスト型記事、自身の意見を書いたオピニオン記事などがあります。

ランディングページの場合は、(そのページに移動してすぐに使える)ツールや電卓のようなページも含まれます。

3.コンテンツの切り口

コンテンツの切り口は、そのページのUSP(Unique Selling Proposition / 独自の売り)です。基本的には検索者のクリックを誘うユニークなフック(タイトルや見出しなど)を指すものです。

……ちなみに、検索意図を一致させるだけでも、たった4日間で40位から6位へ上昇することがあります。

検索意図と一致することも、Ahrefsが「backlink checker(被リンクチェッカー)」というキーワードで1位になれる主な理由です。

結論:コンテンツが検索意図と一致しない場合は、他のことをする前に内容を修正するべきです。さもなければ、負け戦となってしまうでしょう。

Ahrefs日本語ブログ関連記事:Googleで上位表示されるにはどれくらい時間がかかる?(Ahrefsによる研究)

ここからは先ほどリストにした、上位検索を目指すのに重要とされる、より伝統的な3つのポイントを見てみましょう。

a)参照ドメイン数

Ahrefsは 約10億のWebページを調査し、参照ドメイン数と順位とで明確な相関関係を見つけました。

調査結果を踏まえると、一般的に言ってより多くのドメインから被リンクを取得することは、順位の上昇が見込まれます。そのため、SERPを見て上位ページの参照ドメイン数を知る必要があります。

Ahrefsでこれを確認する場合、選択したキーワードの[オーガニックキーワード]レポートにある、[SERP]ドロップダウンリストをクリックします。次に、「ドメイン」列を見てください。

たとえば、上のキャプチャでは、Ahrefsの記事は97の参照ドメインを持ち、キーワード「SEO tools(SEOツール)」の7位に順位付けされています。

しかし、上位ページの参照ドメインはその3〜34倍数です!

このキーワードでより上位になるにはもっと多くの、ユニークドメインなWebサイトからリンクされる必要があることを明確に示しています。

キーワード「find email address」についても同じように確認すると、どの上位ページも、参照ドメイン数はAhrefsのページよりも多くなっています。

……それでも、Ahrefsの記事は5位にランクしています(SERP機能を除外した場合は3位)。これは、参照ドメイン数だけが問題ではないことを示しています。

他の何かが、Ahrefsの記事を低い順位にしているのでしょう。それでは、次のポイントについてです。

b)ページの権威性

GoogleのランキングアルゴリズムはPageRank(ページランク)と呼ばれるものに基づいて構築されており、これはWebページの「リンクされるべき権威性」を効果的に測定します。

Googleは、 PageRankが2年前にランキングアルゴリズムにおいて、依然として重要な役割を果たしていることを認めました。

しかし、残念ながらGoogleは、2016年に公開PageRankスコアを廃止しました。現在、これを表示する方法はありません。

幸運なことに、AhrefsではURL Rating(UR)と呼ばれる、PageRankに似た測定基準を持っています。

PageRankと同様にURはページの内部リンクだけでなく、被リンクの量と品質の両方を考慮しています。このスコアは、0〜100の範囲で測定されます。

URがオーガニック検索流入と、どう相関するのかを説明しましょう:

一般的に言って、「リンクされる権威性」が高いページほど順位が高くなり、オーガニック検索のアクセスも増えます。したがって、上位ページの参照ドメイン数を分析するだけでなく、URも分析する必要があります。

そのためには、対象キーワードの SERP overviewにある「UR」列を調べましょう。

このキャプチャでは、「keyword research(キーワード調査)」でAhrefsのページよりも上位にある2つのページとURスコアを比較すると、上位ページの方がはるかにURが高いとわかります。

そのため、このキーワードでより上位になることを目指す場合は、URの上昇に取り組む必要があるかもしれません。

c)Webサイトの権威

Googleはランキング要素として「Webサイトの権威」に関して複雑なシグナルを出し続けています。

Twitterで、GoogleのスタッフGary氏はそれらを使用していないと言っています。

それでも、GoogleのJohn Mueller氏は
インタビューの中で、「似たようなものにマッピングされる」いくつかの指標をチェックしていると述べました。(※)

本当のところ、Webサイトの権威性はアルゴリズムに含まれているのでしょうか?

Ahrefsには、Domain Rating(DR)と呼ばれる独自の「Webサイトの権威性」指標があります。これは他の指標ほど強くはありませんが、ランキングと相関することがわかりました。
※訳者註:Googleは曖昧な回答をしているものの、Ahrefsの調査では相関するだろうと推測しています。

さらに、多くのSEO担当者は、Googleがいくつかのクエリに対して高い権威性を持つWebサイトを、他のWebサイトよりも好むような振舞いをすることについて同意すると思います。

たとえば、「designer dresses(デザイナー ドレス)」というキーワードを例に取りましょう:

上位ページの平均DRは80.4で、SERPの中で「最も弱い」サイトはDR74です。

検索者がこのクエリに対して、大手ブランドサイトが表示されることを期待しているのか、それともGoogleがWebサイトの権威性をランキング要因として使用しているのか、あるいはその両方なのかは不明です。

しかし、この結果を見ればおそらく、あなたがこの「特定のキーワード」で上位表示を目指すつもりはなくなってしまうでしょう。

それを念頭に置いて、現在ランクインしているサイトのDRを確認することは価値があります。

本当に探しているのは、単なる「大手(または有名ブランド)向け」ではないキーワードです。DRを確認して、上位のWebサイトが自分のサイトとそれほど変わらない場合、それは良い兆候です。あなたは非常に良い形で上位表示できるかもしれません。

ただし、権威性の低いサイトをこうしたキーワードでランキングさせるには、より具体的で焦点を絞った記事を作成することを意識しましょう。

良い例として、「how to name images for SEO.(SEO対策 画像 名前を付ける方法)」というキーワードで表示された、上位ページのDRを見てみましょう。

上位ページの大部分は権威性のある(=DRの高い)Webサイトに属していますが、1つの異常値があります。つまり、DR50 Webサイトのページが5位にランクインしています。
注釈:このページは、他の上位ページよりも参照ドメイン数が少なく、URスコアが低くなっています。

あまり知られていないWebサイトのページが、大手プレーヤーに割り込んでランクインできるのは、コンテンツの焦点が絞られているためです。この記事はSEOのために画像を命名する方法(altタグの設定方法)について書いていますが、他の上位ページの大部分は画像SEOのより一般的なガイドとなっています。おそらく、この5位のページはとりわけ画像に正しく名前を付けることの重要性について言及しています。

とは言え、これはいつものように正確なロジックではありません。直感を働かせて、サイトの権威性と人気が対象キーワードのために重要な要素かどうか、徹底的に調査する必要があります。

ステップ4:問題になっているページの「穴」を塞ぐ

自分のページが狙ったキーワードで上位にならないのは、何らかの理由があると考えていることでしょう。次に行うのは、そうした穴を塞ぐことです。

このステップは以下のような形で簡単に行えます:

参照ドメイン数が主な問題である場合

あなたのページを参照してくれる、より質の高いリンクを作りましょう。とても単純です。方法はたくさんあります。ゲスト投稿、競合他社のリンクの複製、「skyscraper(超高層ビル)」リンクの構築、リンクされていない言及を探してリンクを挿入してもらう、などです。

Ahrefsのブログには、この作業を手助けするたくさんのリンク構築ガイドがあります。下記をご参照ください。

参考文献(英文)

9 EASY Link Building Strategies (That ANYONE Can Use)
How to Get Backlinks: 7 Tactics That Don’t Require New Content
How to Execute the Skyscraper Technique (and Get Results)
Guest Blogging for SEO: How to Build High‐quality Links at Scale
A Simple (But Complete) Guide to Broken Link Building
A Simple Guide to Turning (Unlinked) Brand Mentions into Links

ページの権威性で負けていることが主な問題である場合

2つの選択肢があります。

  1. もっとページを作る…被リンクのレベルを高める(上記参照)
  2. ページに「強力で」関連性のある内部リンクを追加する

内部リンクの追加が、そのページを少しブーストするのに必要かもしれないと思えるのであれば、2の方法が最速かつ最良の選択肢です。

ページの権威性(URL Rating)が本当に低くて苦しんでいる場合は、1の方法でもっと多くの被リンク構築をすれば順調に進められます。

もちろん、両方採用することもできます。

おすすめ関連記事:Internal Links for SEO: An Actionable Guide

Webサイト(ドメイン)の権威性が主な問題である場合

これは最も時間がかかり、解決するのが最も難しい方法です。

あなたのDRが上位ページと比較して弱く見える場合は、(無理にDRを上げるのではなく)「より簡単な」キーワードに進むのが最善かもしれません。

とは言え、ページレベルで上位表示を目指し、SERPをクラックすることが可能なケースもあります。

これは、あなたのページでより多くの内部・外部被リンクを構築することを意味します。

さらに、このタスクを継続すれば、DRは努力の副産物として向上します。これは、あなたのWebサイトが全面的により競争力のあるキーワードでランクインする能力を高めるでしょう。

また、DRを向上させるための「リンク可能な資産」を作成することも検討してみましょう。内部リンクを構築し、その結果として得られる「権威性」の一部を、ランキングを向上させたいページに送ることができます。

参考文献

Deconstructing Linkbait: How to Create Content That Attracts Backlinks
6 Linkable Asset Types (And EXACTLY How to Earn Links With Them)

忘れないで欲しいこと

ランキング要素は、文字通り何百もあります。影響を与える可能性があるのはこれら3つだけではありません。あくまでも、Ahrefsやその他多くの人の調査により、ランキングと最も高い相関があるとわかっただけです。

また、オンページSEOの習得、優れたユーザーエクスペリエンスの構築、高速読み込みサイトの作成なども努力する必要があります。

ステップ5:Google検索での順位を追跡する

言うまでもなく、あなたの目標がGoogle検索で上位表示することであれば、順位を追跡する必要があります。でなければ、あなたの努力が目標に近づいているのか知る方法がありません。

これを行うには、Ahrefsのランクトラッカーのような順位追跡ツールを使いましょう。

Ahrefsのランクトラッカーは、プランに応じて最大10,000個のキーワードを追跡できます。

ランクトラッカーでキーワードを設定するには、プロジェクトを選択し、「Add keywords(キーワードを追加する)」の画面に移動し、トラッキングを開始したいキーワードをコピペするか入力し、トラッキング対象の国を選択、そして「キーワードを追加する」の順にクリックします。

ランクトラッカー>プロジェクト>「キーワードを追加」>キーワードを入力>追跡する国を選択

これでおしまい。狙っているキーワードに対するページの順位は追跡されています。

ランクトラッカーで、キーワードの横にあるグラフアイコンをクリックすると、順位動向を時系列で確認できます。

ステップ6.他のキーワードを洗い、繰り返す

1つのキーワードで上位表示するのは素晴らしいことです。しかし、多くのキーワードで上位表示することは、さらに優れています。

したがって、これまでの5ステップが1つのキーワードで有効なものとなったら、ステップ1に戻って最初から最後までサイクルを繰り返します。それをもう一度、さらにもう一度。

やがて、私たちのブログと同じように、毎月何百ものキーワードでGoogle検索に上位表示され、大量のオーガニック検索流入が発生するでしょう。

しかし、上位表示の戦略に夢中になりすぎる前に、以下のことを考えてください。

ランキングは過大評価されています。トラフィックが重要:

Ahrefsで10万以上のキーワードを対象に上位10件のページを調べたところ、上位10件の結果中1位の記事が最もオーガニック検索流入を得ているのは、調査対象の49%しかないとわかりました。

信じられないかもしれませんが、SEOとは、対象キーワードで1位を取ることに関するものではありません。

これが事実であることを説明するために、キーワード「keyword research(キーワード調査)」のためのSERPを見てみましょう。

Ahrefsの記事は3位にランクインしていますが、上位2件のページよりも3~7倍多いオーガニック検索流入を得ていることがわかりました!

これは、主に2つの理由で起こります。

1つ目は、私たちのページが他の2つよりも多くのキーワードでランクインしていることです。合計で2,600キーワード以上あります。(上記のSERP概要の「キーワード」列で確認できます。)

もう1つは、ランクインしているその他のキーワード検索ボリュームが、非常に多いことです。つまり、これらのキーワードからも大量のオーガニック検索流入が得られています。

実際、このページの「keyword research」経由で得られている流入は、米国におけるオーガニック検索流入のうち約6.4%に過ぎません。

残りの92.5%(毎月平均17000以上のアクセス数!)は、他のキーワードによるものです。

では、どうすれば同じように潜在的な数千のキーワードから、大量のオーガニック検索流入を得られるのでしょうか?

  1. トピック(キーワードが持つ検索意図)をできるだけ深くカバーする
  2. トピックに「権威性のある」ページを作成する
  3. 検索意図の核心を突く
  4. (いずれかのキーワードで)フィーチャードスニペットをゲットする

詳細についてはこの記事をお読みください。

Ahrefs日本語ブログ関連記事:2019年版:自分でやる!オーガニック検索の流入を増やす11のSEOテクニック

まとめ

Google検索で上位表示するのは、それほど複雑なことではありません。しかし、キーワードによってはものすごく努力が必要なものもあります。そのため、あなたのページがすでに上位10件以内(または最初のSERPで表示)になっており、他者と競合しにくいキーワードでさらに上位を狙えないか追跡するのが良いでしょう。

これらは、なぜあなたが現状Google検索順位において劣っているのかを理解し、それらの問題を解決するために全力を尽くす対象となりえます。

この記事について質問がある場合は、(ブログ原文の)コメント欄または私の公式Twitter へコメントしてください。

著者:Joshua Hardwick


コンテンツ責任者@Ahrefs(または、公開するすべての記事がわかりやすい英語で書かれ、高品質であることを確認する責任があります)。The SEO Projectファウンダー。

Ahrefs(エイチレフス)公式日本語紹介サイトはこちら

38万件以上のページを分析!アンカーテキストが検索順位に与える影響とは?

この記事はAhrefs公式ブログの日本語訳です。
原文:Anchor Text: A Data‐Driven Guide (384,614 Web Pages Studied)


著者:Joshua Hardwick (Head of Content @ Ahrefs )
初出日:2019/2/26

フルスピードによる要約:
・アンカーテキストとは何か、どのような種類があるかを解説しています。
・アンカーテキストの使い方はランキングに影響を与えるか、Ahrefs本社チームが相関を分析しました。
・Googleが文脈の理解を深めている現在では、大量にアンカーテキストを作成するのではなく、トピック(話題)の繋がりを深めロングテールのキーワード流入を増やすことが重要としています。

目次(クリックで見出しに移動します)

リンクが重要なランキング要素であることは誰もが知っています。では、リンク先となるアンカーテキストはどうでしょうか。

以下は、Googleのジョン・ミューラー氏によるツイートです:

Googleは、リンクの文脈を理解するためにアンカーテキストの内容を分析しているため、「ランキングの要因」かもしれないことを暗示しているように思えます(後でもっと詳しく解説します)。

以下は、ジョン・ミューラー氏による、アンカーツイートの重要性を改めて表明した別のツイートです。

問題は、どのようなアンカーテキストを使うべきかということです。(Googleの)検索エンジンでランクインしたい場合は、特定のアンカーテキストの使用を制限する必要があるのでしょうか?まったくアンカーテキストを操作する必要はないのでしょうか?

この記事では、384,614のWebページで被リンクとなっているアンカーテキストをAhrefsが調べ、見つけたことを解説します。ですが最初に、私たちがアンカーテキストの基本を理解していることを確認しましょう。

アンカーテキストとは

アンカーテキストとは、あるWebページと別のWebページをリンクするために使用される、クリック可能な単語のことです。


<例:青い単語の部分がアンカーテキストです。>

アンカーテキストの種類

誰かが、Ahrefsの被リンクチェッカーにリンクすることを決めたとしましょう。

このページは、主要なターゲットキーワードとして「被リンクチェッカー」が存在します。Ahrefsのキーワードエクスプローラーで確認すると、このキーワードでは毎月平均で80000のグローバル検索ボリュームが存在します。

しかし、すべての人が同じように、「被リンクチェッカー」というアンカーテキストでリンクするわけではありません。これは、リンクをする人たちが使うかもしれない、アンカーテキストのバリエーションの一つです。以下のようなバリエーションが存在します。

完全一致:アンカーテキストが、(リンクされた側が)ランクインしたい、正確なキーワードまたはフレーズであること。
例:Ahrefsの被リンクチェッカーは、私のお気に入りのSEOツールのひとつです。

フレーズ一致:アンカーテキストが、ランクインしたいキーワードフレーズを含んでいること。
例:Ahrefsの被リンクチェッカーは、私のお気に入りのSEOツールのひとつです。

部分一致:アンカーテキストにはランクインしたいキーワードがすべて含まれているが、順序がちがう、表記ゆれなど正確なフレーズではないこと。
例:Ahrefsのチェッカー デ ラ 被リンクは、私のお気に入りのSEOツールのひとつです。

ブランド: アンカーテキストが、対象キーワードではなくブランド名になっていること。
例:Ahrefsの被リンクチェッカーは、私のお気に入りのSEOツールのひとつです。

裸のURL:アンカーテキストが、生の「裸の」URLに付けられていること(つまり、URLがブラウザに表示されます)。
例:Ahrefsの被リンクチェッカー(https://ahrefs.com/backlink-checker/)は、私のお気に入りのSEOツールのひとつです。

ランダム:アンカーテキストにターゲットキーワードを含まない、不特定のフレーズ(たとえば、「ここをクリック」、「このサイト」、「この記事」など)。
例:Ahrefsの被リンクチェッカーは、私のお気に入りのSEOツールのひとつです。試してみるには、ここをクリックしてください。

画像リンク: アンカーテキストが、画像の代替テキストとしてリンクされていること(Googleによる解説はこちら)。
例:<img src=”/backlink-checker.png” alt=”Backlink Checker”/>

たとえば 、Ahrefsのサイトエクスプローラー被リンクチェッカーのAnchors(アンカーテキスト)レポートを確認すると、先ほどあげた種類のアンカーテキストをいろいろ確認できます。

サイトエクスプローラ> URLを入力 >アンカー

それでは、多種多様なアンカーテキストが、ランキングへどのように影響するかを見てみましょう。

アンカーテキストが検索エンジンのランキングに与える影響

Googleでは、外部リンクのアンカーテキストを使用して、ページの内容やランクインするキーワードについて理解を促しています。これはどのようにして分かるのでしょうか?

以下は、Googleのアルゴリズムがベースとする論文からの抜粋です。

「Googleは、ページランク、アンカーテキスト、近接している情報など、検索品質を向上させるためのさまざまな手法を採用しています。」

そのため、アンカーテキストに「dog biscuits(犬用ビスケット)」を使ってこの記事をリンクした場合、リンク先のページとなるこの記事は、dog biscuitsと何らかの関係がある可能性が高いとGoogleに判断されやすくなります。

他の人も同じことをした場合、この記事が「dog biscuits」というキーワードでランクインされる可能性が高まります。ところで、この記事はdog biscuitsと関係がないにも関わらず、2つ以上の無関係なWebサイトが同じアンカーテキストでリンクするでしょうか?まずしないでしょう。

(この問いによって)アンカーテキストが、ランキング要因の一つと考えられる理由がわかりやすくなったと思います。

しかしもちろん、SEOはこれほど単純なものではありません。

初期Googleの、アンカーテキストへの(過剰)依存

アンカーテキストは、Google独自のアルゴリズムで大きく重み付けされていました。1998年の論文で、Googleの創設者Sergey Brin(セルゲイ・ブリン)氏とLarry Page(ラリー・ペイジ)氏は次のように説明しています。

リンクのテキスト(アンカーテキスト)は、私達のサーチエンジンで特別な形で扱われます。ほとんどの検索エンジンは、リンクのテキストをそのリンクがあるページに関連付けます。さらに、リンクが指すページに関連付けます。これにはいくつかの利点があります。第一に、アンカーはしばしばWebページよりも正確にWebページの記述を提供します。

アンカーテキストを使用することで、Googleは典型的なページ上のシグナルを使用できないメディアフォーマットのトピックを決定することもできました。

次に、画像、プログラム、データベースなど、テキストベースの検索エンジンで索引付けできないものにはアンカーが存在する可能性があります。これにより、実際にはクロールされていないWebページを返すことができます。

この論理はしっかりしており、(検索)結果は、特に当時の競争と比較して印象的でした – 創設者自身も気づかないほどの事実でした。

完全なユーザー評価は、このホワイトペーパーよりも多くの要素がありますが、Googleの経験によると、ほとんどの検索で主要な商用検索エンジンよりも優れた結果が得られています。

しかし、Googleはすぐにアンカーテキストが非常に操作しやすいことを発見しました。特定のWebページをランクインさせるためには、 人々はターゲットとするキーワードをアンカーテキストとして利用し、複数のリンクを貼りまくるだけでよかったのです。

競合他社よりもキーワードが豊富なアンカーテキストリンク=勝者

この操作は、「Google爆撃」と呼ばれる面白い事例につながりました-(当時の)SEOは、関連性のないページでもアンカーテキストリンクをたくさん貼ればランクインできたため、GoogleでのSEO対策がどれほど簡単だったかを教えてくれます。


<2006年、「Google爆弾」によって、George Bush(ジョージ・ブッシュ元大統領)が「miserable failure(惨めな失敗)」という用語で1位にランクインした例。>

明らかに、この状況から変わらなければなりませんでした。

Googleが操作的なアンカーテキストに対して反撃した

2012年4月、Googleは今や悪名高いPenguinアルゴリズム(ペンギンアップデート)の取り組みを公開しました。アンカーテキストは、ペンギンの主な解決対象の1つでした。

過度に完全一致のアンカーテキストリンクを積極的に貼っていたWebサイトは、ランキングが一夜にして変化しました。しかし、Googleによると、検索クエリの影響を受けたのは全体の3.1%のみでした。

しかし、取り組みはそこで止まりませんでした……。

Googleはその後のPenguinアップデートで、アンカーテキストスパムとの戦いを続けました。

ほとんどのSEO研究者は現在、完全一致アンカーテキストの使用を控えめに – 通常は1%から5%の間で使うことを推奨しているようです。


<例:他のSEOブログから引用した、完全一致アンカーテキストの推奨%。>

結局、どうすればいいのでしょうか? 完全一致アンカーを最小限に抑えるべきか、それとも完全に避けるべきか?フレーズ一致や他の種類のアンカーについては-どのように使うべきなのか?

これについて調査するため、2つの研究を行いました。

研究1:19,840のキーワードを分析してわかったアンカーテキストの影響

アンカーテキストの種類とランキング要因との相関関係を調べるために、Ahrefsでは19,840のキーワードで、上位20件の検索結果を調べました。つまり 、合計384,614の Webページを分析しました。

注釈:19,840 * 20!= 384,614ではなく、396,800であることに気づいたかもしれません。これは、いくつかのURLが複数のキーワードでランクインされているためです。

調査したキーワードの条件:

  • 毎月平均2000-5000の検索ボリュームがあること(ランダムに選びました!)
  • 2-4の英単語からなるキーワード(日本語で言うと複合検索ワード)
  • (!、#、@などの)特殊文字を含めていない
  • 数値以外で構成されていること(電話番号などのキーワードを除外)

さらに、上位10件の検索結果のURL評価 (UR)スコアが似ているキーワードのみを選択しました。その目的は、アンカーテキスト変数を「分離」することでした。

粗い例で説明しましょう。

例えば、「ベストプロテインパウダー」の上位10件のアンカーテキストは、次のような種類と割合になっているとしましょう。

  1. 完全一致のアンカーテキスト:100% URスコア: 60
  2. 完全一致のアンカーテキスト:90% URスコア: 55
  3. 完全一致のアンカーテキスト:80% URスコア:50
  4. 完全一致のアンカーテキスト:70% URスコア:45
  5. 完全一致のアンカーテキスト:60% URスコア:40
  6. 完全一致のアンカーテキスト:50% URスコア:35
  7. 完全一致のアンカーテキスト:40% URスコア:30
  8. 完全一致のアンカーテキスト:30% URスコア:25
  9. 完全一致のアンカーテキスト:20% URスコア:20
  10. 完全一致のアンカーテキスト:10% URスコア:15

この例では、「完全一致のアンカーテキスト」の割合がランキングと相関していることがわかります。このことから、アンカーテキストの完全一致率がランキングに影響を与えていると推測できます。

ただし、これは誤解を招く可能性があります。URの相関関係もあるためです。

したがって、被リンク(または内部リンク)の数と品質も、この相関関係の一部である可能性があります。

一方、結果がこのようになったとしたら……。

  1. 完全一致のアンカーテキスト:100% URスコア: 30
  2. 完全一致のアンカーテキスト:90% URスコア:25
  3. 完全一致のアンカーテキスト:80% URスコア:32
  4. 完全一致のアンカーテキスト:70% URスコア:33
  5. 完全一致のアンカーテキスト:60% URスコア:28
  6. 完全一致のアンカーテキスト:50% URスコア:31
  7. 完全一致のアンカーテキスト:40% URスコア:31
  8. 完全一致のアンカーテキスト:30% URスコア:27
  9. 完全一致のアンカーテキスト:20% URスコア:36
  10. 完全一致のアンカーテキスト:10% URスコア:29

……この場合は、被リンク(または内部リンク)によって引き起こされる相関の可能性は、はるかに低いです。

理にかなってますか?いいですね、では結果を見てみましょう。

完全一致アンカーテキストの影響

最初に、ランクインした順位ごとで、完全一致のアンカーとなっている被リンクの平均と中央値の割合を調べました。URLへの被リンク総数に対して計算しました。


<※訳者註:青い線は平均。オレンジの線は中央値。上位のページほど被リンクの平均が多いように見えるが、中央値はほぼ動いていないことに注目。>

かなり明確な相関関係があるように見えますね?でも慌てないで。

相関関係を示すように見える青い線は、平均です。極端な値は平均を容易に歪める可能性があるため、これは各順位に属するスコアの「偏った」表現です。

この調査は失敗なのでしょうか?1位となっているページで、以下のサンプルがあるとしましょう。

  • ページ1:完全一致のアンカーテキスト:0%
  • ページ2:完全一致のアンカーテキスト:0%
  • ページ3:完全一致のアンカーテキスト:0%
  • ページ4:完全一致のアンカーテキスト:0%
  • ページ5:完全一致のアンカーテキスト:100%

このサンプルの完全一致アンカー平均= 20%。

これは、サンプル全体を表すにはよくないものとわかります。1つの値が平均を劇的に歪めています。グラフに中央値も追加したのは、そのためです(オレンジ色の線)。それを見ると、各順位で中央値がゼロであることがわかります。

以下は、Loveme Felicilda(Ahrefsのデータサイエンティスト)の発言です。

平均は、相関を表すのには良い方法ではないと思います。中央値も表示しましょう。すべての順位で「完全一致アンカーテキスト」の中央値がゼロであるという事実は、完全一致アンカーテキストの被リンクがないページが多数あることを意味します。
調査したサンプルの中央値が平均と同じ「パターン」を示していれば、強い相関になっていたでしょう。ですから、相関関係があるかどうか提示したい場合は、グラフ上のすべての平均を点でプロットし、中央値の線を追加する必要があります。


Loveme Felicilda(Ahrefsのデータサイエンティスト)

と言うわけで、やってみました。

これで、本当の相関が非常に弱いことを確認できます。それに加えて、以下は相関のヒストグラムです。x軸はバケット相関値を示し、y軸は各バケットに属するSERP /キーワードの数を示します。

一般的に言って、グラフの形状がベル型で対称性が高いほど、相関は中間値(この場合はゼロ)に近くなります。右に傾いている場合、正の相関になります。左に傾いている場合は、負の相関関係にあります。

この場合、わずかに右へ傾いていることがわかります。弱い正の相関関係ということです。

どれぐらい弱い相関なのでしょうか?以下はスピアマン相関の結果です。

スピアマン相関(平均): 0.1436
スピアマン相関(中央値): 0.1869

調査結果:完全一致アンカーリンクの割合とランキングの間には、比較的弱い相関があります。平均値と中央値の両方でその結果となりました。
注釈:特定の業界(例:ペイデイローン/給料を担保とする高利率の消費者金融)は非常にアンカーテキストが多く、平均を歪めている可能性があるので、中央値スピアマン相関を含めました。

しかし、なぜでしょうか?

Googleがランキング要素としてアンカーテキストを使用している場合、または少なくともジョン・ミューラー氏が述べているように、ページのコンテキストを理解するためアンカーテキストを使用している場合、それ以上の相関関係はないはずです。

必ずしもそうではありません。ジョン・ミューラー氏は、Googleのアルゴリズムの中でアンカーテキストはどれほどの重みを与えるのか、決して言いませんでした。

さらに、 私たちはAhrefsの調査データの透明性を保ちたいという潜在的な、やや避けられない欠陥があります。ですから、その内容について紹介します。

まず、他のアンカーテキストタイプの数値を見てみましょう……。

フレーズ一致アンカーの影響

要約すると、フレーズ一致アンカーはターゲットクエリを含むアンカーテキストです。

たとえば、キーワードが「SEO tool(SEO ツール)」の場合、「best SEO tool(おすすめSEOツール)」または「私がお気に入りのSEO tool」というアンカーテキストは、どちらもフレーズ一致になります。これらがどのようにグラフを積み重ねるかを見てみましょう。

ここで判明する2つのこと:

  1. 平均の「相関」は完全一致アンカーテキストに似ています。
  2. フレーズ一致アンカーテキストの平均パーセンテージは、完全一致の場合よりもわずかに高くなります。

しかし、やはり「本当の」相関関係を見るためには、いくつか異なるグラフを見る必要があります。

これらを見ると、今回の調査では完全一致アンカーよりも相関が低くなります。

スピアマン相関(平均): 0.1057
スピアマン相関(中央値): 0.1393

結果:フレーズ一致アンカーの割合とランキングの間には、非常に弱い相関があります。

部分一致アンカーの影響

部分一致アンカーとは、キーワードの単語すべてを含むが、正確なフレーズとしてではないアンカーテキストです。

たとえばキーワードが「SEOツール」の場合、「SEOに最適なツール」または「私のお気に入りのSEOトリック(テクニック)はAhrefsでこの機能を使用すること」の両方が、部分一致アンカーになります。

これらがどのようにグラフを積み重ねるか、見てみましょう。

平均のグラフは先ほどと同様の相関があるように見え、中央値のグラフはまだゼロで横ばいになっています。さらに、部分一致アンカーの平均パーセンテージは、完全一致とフレーズ一致のパーセンテージ両方と比較して、かなり高くなっています。

部分一致には、完全一致とフレーズ一致両方のキーワードが組み込まれているため、これは理にかなっています。

相関のより良い表現を示す2つのグラフがあります。

この相関は、フレーズ一致相関とほぼ同じです。

スピアマン相関(平均): 0.1076
スピアマン相関(中央値): 0.1393

結果:非常に弱い相関。

ランダムアンカーの影響

ランダムアンカーとは、不特定または総称句を含むアンカーテキストです。それらは対象キーワード(あるいはその要素)を含んでいません。

たとえばキーワードが「SEO tool」の場合、「click here(ここをクリック)」または「this article(こちらの記事)」は、どちらもランダムアンカーテキストとなります。

今度はこのタイプのグラフを見てみましょう。

最初に気付くのは、ランダムアンカーの平均パーセンテージは、私たちが調べた他の種類のアンカーテキストと比べ非常に高いということです。これは理にかなっています。ランダムアンカーは、非常に特殊なアンカーを除き、他のほとんどすべてのアンカーを組み込んでいるからです。

また、平均のグラフは、順位とランダムアンカーの割合に(弱いとはいえ)、ある程度の相関関係を示しているように見えることにも気付くでしょう。これは平均値を見ることが良くない理由の、最良の例だと思います。

真の相関関係を判断するために、もっと信頼性の高いグラフを見てみましょう。

2枚目のヒストグラムは、左右どちらにも傾いていないように見えます。これは、相関が中央値(ゼロ)に向かう傾向があることを意味します。

スピアマンの相関は次のとおりです。

スピアマン相関(平均): 0.0161
スピアマン相関(中央値): 0.0130

結果:事実上相関はありません。

それほど驚くことではない結果となりました。

研究2:16,000ページを分析してわかったアンカー周囲のテキストの影響

Ahrefsのサイトエクスプローラーの被リンクレポートに精通していれば、リンクのアンカーテキストと周囲のテキスト両方を表示して確認できます。

なぜ、アンカーテキストだけではなく周囲のテキストも関係があるのでしょうか。2004年に、Googleは 「文脈の参照に基づくランキング」と題する特許を出願しました。以下は、特許文書の興味深い抜粋です。

[…]リンクを囲むデータ、リンクの左側または右側のデータ、またはリンクに関連するアンカーテキストを使用することで、リンクに関連するコンテキストを特定する。

つまり、実際のアンカーテキストがランダムタイプで、リンク先のページとは無関係である場合、Googleは周囲のテキストを見ることで、そのページの内容を理解することができると言うのです。

Ahrefsをご利用の方であれば、先ほどのスクリーンショットのようにこれがどのように機能するかを確認できます。先ほどの場合、「いまだに重要である」というアンカーテキストはランダム/一般的なタイプですが、周囲のリンクテキストは(検索エンジンやアンカーテキストについて書いていることから)何らかの文脈を提供します。

そのことを念頭に置き、ランキングと周囲のテキストに含まれるキーワードの出現との間に、何らかの相関があるか調べることは興味深いことだと思いました。

以下は、これについて調査した内容です:

先ほどの項目(研究#1)と同じキーワードセットを使っていますが、ランダムなアンカーを持つページ、つまり完全一致/フレーズ一致/部分一致のキーワードを含まないページのみを含めました。その結果、27,156のWebページが残りました。

偏りを最小限に抑えるために、サンプルをさらに16000ページに減らしました。また、対象とするキーワードで1-20位となっているページを、それぞれ800ずつ割り振りました。これは、各順位すべての相関関係を同じ条件で確認するためです。

では、私たちが調査で発見したものを紹介しましょう。

キーワードと完全一致である周囲のテキストが与える影響

ターゲットとするキーワードが「SEOツール」とします。以下は、周囲のテキストに完全一致キーワードを使用したリンクの例です。

Ahrefsの被リンクチェッカーはお気に入りの SEOツールです。

それでは結果を見てみましょう。

ほとんど相関がないことがわかります。

スピアマン相関(平均): 0.0640

結果:周囲のリンクテキストに完全一致キーワードが含まれていても、ランキングに大きな影響はないようです。

キーワードと部分一致である周囲のテキストが与える影響

今度は、ターゲットとするキーワードの単語すべてを含む周囲のテキストと、ランキングの相関関係、つまり部分一致となっている場合の結果を調べました。

たとえば、キーワードが「SEOツール」の場合、部分一致である周囲のテキストは以下のようになります。

Ahrefsの被リンクチェッカーはSEOにおけるお気に入りのツールです。

なるほど?

結果は以下のとおりです。

スピアマン相関(平均): 0.0205

結果:ランキングと、部分一致である周囲のテキストとは、ほとんど相関がありません。

キーワードと1つ以上一致している周囲のテキストが与える影響

最後に、ランキングと、周囲のテキストがターゲットキーワードを少なくとも1つ含んでいる場合の、相関関係を調べました。

たとえば、ターゲットキーワードが「SEOツール」の場合、以下のような周囲のテキストが該当します。

Ahrefsの被リンクチェッカーはお気に入りのマーケティングツールです。
Ahrefsの被リンクチェッカーはSEOの被リンクをチェックするお気に入りの方法です。
Ahrefsの被リンクチェッカーはSEOにおけるお気に入りのツールです。
Ahrefsの被リンクチェッカーはお気に入りのSEOツールです。

例を見てみると、完全一致、フレーズ一致、および部分一致も含まれていることがわかりますね。

結果は以下のとおりです。

興味深いことに、このサンプルの場合平均の割合はかなり高く、すべての順位で20〜25%となっています。それでも、中央値がゼロであることに注意することが重要です。

つまり、調査したほとんどのページは、アンカーテキストの周囲テキストがキーワードと1つ以上一致しているわけではないということです。

ランキングとの相関:

スピアマン相関(平均): -0.0701

結果:わずかに負の相関がありますが、ゼロにかなり近いため事実上無相関です。

なぜ、両方の研究とも潜在的な欠陥があるのか

どんな研究も完璧ではありません、そして私たちのものも例外ではありません。その理由を説明しましょう。

完全一致アンカーテキストを持つ被リンクが、Ahrefsの記事「メールアドレスを見つけるためのガイド」に、いくつあるか知りたいとしましょう。

この記事が7000以上のキーワードで順位付けされているという事実を考えるまで、これは簡単な作業のように思えます。

それから、7,205個のキーワードのうちどれを完全一致として調査すべきでしょうか?

皆さんが考えているであろうこと:この場合、ターゲットキーワードは明らかに「メールアドレスを見つける」ですので、そのフレーズをアンカーテキストとして持つ被リンクの数を研究すべきですよね?

やや論理的な前提ですが、2つ問題があります。

第一に、私たちはこの記事のターゲットキーワードを知っているため、このページの調査は簡単にできます。しかし、今回サンプルとした384,614というスケールのWebページに対して、どうすれば同じように調査できるでしょうか?これらのページが何をターゲットキーワードとしているか確実に把握できるわけではないので、完璧な調査は不可能でしょう。

注釈:
Ahrefsのキーワードエクスプローラーでは、SERPの概要にターゲットキーワードの上位10のランキングページが表示され、さらに「上位のキーワード」を含む多数のSEO指標が表示されます。

「トップキーワード」は、そのページへ最もオーガニック検索流入しているキーワードたちです。では、なぜ今回のアンカーテキスト研究で、先ほど上がった問題を克服するために、こうした指標を使わないのでしょうか?

答え:「トップキーワード」は、あくまで最もオーガニック検索流入しているキーワードのみを表示するため、記事の作者が本当にランキングしたいキーワードとは限りません。

また、多くのアンカーテキスト付きリンク、特に完全一致リンクは、「リンク操作」の結果であると言っても過言ではありません。つまり、記事の作者であるSEO担当者は、ターゲットキーワードを含むアンカーテキストを作成してリンク構築し、ターゲットキーワードでの検索順位を高める目的を持っています。

これら2つをまとめると、「トップキーワード」の指標を使用しても問題が解決しない理由がわかります。
※訳者註:ターゲットキーワード「SEOツール」でアンカーテキストを作成したとしても、「マーケティングツール」など他のキーワードでの流入が上回っていた場合、「トップキーワード」の指標を使っても本来のターゲットキーワードがどれなのか確かめる術がありません。

次に、384,614のサンプルは、19,840のサンプルキーワード上位20件のページです。 ただし、これらのキーワードはすべて、一連の初期条件に一致していました。

条件の1つは、2,000~5,000の月間検索ボリュームがあることです。 この条件だけでも、一部のページのターゲットキーワードは(ボリュームがないので)確実に除外されます。 実際、「find email address」の場合、米国では毎月平均5,500件の検索があります。

さて、この点を説明するのに使用したページが異常値であり、ほとんどのページがそれほど多くのキーワードにランキングされていないと考える前に、以下をご覧ください。

300万件のランダムな検索クエリを調べたところ、平均して上位10位にランクインしているページも、400~1,300件ほどその他のクエリでもランキングしていることがわかりました。これは明らかに、私たちの研究が考慮に入れていない大規模な出来事です。

この発見は、皆さんがおそらく期待しているであろうセクションに繋がるものでしょう。

2019年は、特定のアンカーテキストでリンクを構築する必要があるか?

調査した各ページの、主なターゲットキーワードを知る魔法のような方法があったとしましょう。それは何かを変えるでしょうか?そうした質問自体が適切でしょうか?

私はそう思いませんし、大量にアンカーテキストを構築することが2019年のSEO対策として良い戦略とも思いません。その理由は3つあります。

1)トピックス>キーワード

これは興味深い事実です。

平均して、Ahrefsブログ全体の記事で、メインターゲットのキーワードから来ているオーガニック検索流入は22%(全体の1/5)のみです。

そのため、仮に調査に欠陥がなく、完全一致アンカーテキストを使用した場合でも、アンカーの一致とは、13%の確率程度でターゲットキーワードにランキングする秘訣であるということです(明確ではありませんが)。論理的には、大量のアンカーテキスト作成にフォーカスするメリットはないでしょう。

そうした一つのキーワードに対するランキング改善という努力は、明らかに見落としがあります。そのページへの総トラフィックのうち、ごく一部を増やす責任しかありません。

自分や他のWebページへの流入が、メインのターゲットキーワードによる割合で占められていないのはなぜでしょうか?これについて、説明させてください……。

Googleによる自然言語クエリの理解は、これまでになく優秀になってきています。Wikipediaによると、2013年にハミングバードが導入されたおかげで、「個々のキーワードよりも文脈や意味を考慮しながら、自然言語クエリをより重視するようになりました」とのことです。

このため、ターゲットキーワードでランキングしたページは、ロングテールのバリエーションキーワードでもランキングする傾向があります。これらを組み合わせると、ページへのトラフィックの大部分を占める原因となることがよくあります。

一例を挙げると、Ahrefsのサイトエクスプローラーで、先ほどの「メールアドレスを見つけるためのガイド」記事の、全オーガニック検索流入を見てみましょう。

そして、これがターゲットキーワードからのオーガニック検索流入です。

1,076 / 6,200 = ターゲットキーワードからのトラフィックは、全体の約17%。

つまり、メインのターゲットキーワード+そのほかのロングテールキーワードで、circle(全体)の流入となります。

完全一致アンカーテキストは、その定義により1つのキーワードしかターゲットにできません。2019年は、1つのキーワードへの順位付けはSEOのすべてを意味するものではなく、また主な目的であってはいけません。

おすすめ関連記事:How To Do Keyword Research for SEO — Ahrefs’ Guide(英文)

とは言え、読者の中にはこの議論に潜在的な欠陥を発見したかもしれません。もっと正確に言うと、反論したくなったかもしれません。次のような意見を引用しましょう。

アンカーテキストとして「x」を使用してリンクを作成し、そのページがxについてであることを納得させることができた場合、ハミングバードはxとy、およびzを関連付けます。
その場合、大量にキーワードリンクを作成しても、そのページがxだけでなく関連性の高い結果として役立つという、Googleの自信が間接的に高まります。
それ故に、ページの全体的なランキングとトラフィックを増やす可能性があるのではないでしょうか?

それは本当かもしれませんが、その結果を達成するためにはとても危険で不必要に難しい方法となります-特に投稿は-ペンギンアップデートの存在があるためです。

いくつかのオンページSEOを実行し、トピックに関連するキーワード(つまり、xだけでなく y とzも)を最適化する方が、はるかに簡単です。

2)リスク

大量のアンカーテキストでリンクを構築することは危険です。

そう、リンクを構築するという意味で、です。

アンカーテキストを正確なターゲットキーワードを書き、自分のページへ自然にリンクしてくれる人は、とても稀な出来事であることを私たち全員が知っていると思います。これは注意すべきポイントが何か、考えさせてくれます:

PBN(プライベートブログネットワーク)を使用するような、低品質のブラックハット戦術に頼らない形で、このようなリンク構築は困難です。これは(スパムであるため)Ahrefsでは提唱していません。

3)弱い相関

調査に使ったデータセットの潜在的な欠陥は別としても、私達の調査結果で発見した非常に弱い相関は、2019年のSEOに関しては、アンカーテキストが重要な役割ではないことを示しています。

まとめ

アンカーテキストは複雑なトピックです。業界の多くの人々は平均以上の完全一致アンカーテキストを作成すべき、と言い続けていますが、一方で私のように、皆さんはこれらについてより安全な形で利用した方が良いと考える傾向があります。

人によっては、ターゲットキーワードのために現在の上位ページが持つアンカーテキスト比率を分析して、その発見を元にアンカーテキストの推奨比率を定めています。しかし、これは1つの包括的な理由で推奨するものではありません。

ほぼすべての、合法的でホワイトハットなリンク構築戦略では、使用されるアンカーテキストを管理することはできません。

実際、ゲストブログ投稿が、リンクのアンカーテキストを指定できる唯一の戦略です。少なくとも著者略歴については、ブランドリンクを使うべきでしょう。

結論:自然なアンカーテキストの比率を持った被リンクプロフィールにするには、どうすればいいのでしょうか?これはGoogleが望んでいることです。

それはとても簡単なこと-アンカーテキストの比率を操作してはいけません。

Joshua Hardwick


コンテンツ責任者@Ahrefs(または、わかりやすい英語で執筆し、公開するすべてのブログ投稿が大作であることを確認する責任があります)。The SEO Projectファウンダー。

2019年版:自分でやる!オーガニック検索の流入を増やす11のSEOテクニック

この記事はAhrefs公式ブログの日本語訳です。
原文:11 Actionable SEO Techniques For More Organic Traffic in 2019


著者:Joshua Hardwick (Head of Content @ Ahrefs )
公開日:2019/4/9

フルスピードによる要約:
・2019年時点で有効なSEO対策のうち、自分でもできる11のテクニックを紹介しています。
・Ahrefsのサイトエクスプローラーやコンテンツエクスプローラーツールの、応用的な使い方も解説しています。
・無料有料を問わず、ツールを駆使すればSEO対策をもっと自分でやりやすくなります。

2019年、あなたはSEOをブーストしたいですか?この実用的で理解しやすいSEOテクニックのリストを試してみてください。

SEOテクニックと銘打たれたほとんどのリストは、かなりあいまいです。

  1. 素晴らしいコンテンツを書く(?)
  2. いくつかのバックリンクを作成する(??)
  3. Rankbrain用に最適化(…???!)

まあ、そうですね……(「戻るボタン」をクリック)

この記事では、あいまいさを排除し、成果を得るための実用的なSEO手法に焦点を当てています。ではいってみましょう。

目次(クリックで見出しに移動します)

  1. タイトルやディスクリプションを改善して、CTRをブーストする
  2. 成果の低いページを内部リンクで強化する
  3. リンク切れのデッドページから、失われた「リンクジュース」を取り戻す
  4. 「お金になる」ページの権威を高めるために「仲介者方式」を使用する
  5. より多くのフィーチャードスニペットに勝つ
  6. 既存のコンテンツを更新(リライト)する
  7. 「ぶら下がっている」コンテンツの機会を探す
  8. 言及されているのにリンクがない他者のコンテンツを、リンクに変換する
  9. コンテンツギャップを埋めて、オーガニック検索流入の可能性を高める
  10. 競合他社のデッドページを利用してリンクを作成する
  11. Pixsyを使い、画像転載を探してリンク挿入をお願いする

1.タイトルやディスクリプションを改善して、CTRをブーストする

SEOとは、順位を上げることだけではありません(あぁ…)。

何千もの毎月検索されているキーワードのために、1位表示を目指したとしましょう。でも、検索結果で実際にクリックされない限り、アクセス数にはなりません。

そのため、クリックに対して最適化することが重要です。しかし、どうでしょう?クリック率(CTR)には、主に2つの要因が影響します。

  1. タイトルタグ
  2. メタディスクリプション

これらは、検索結果に表示される2つのHTMLタグです。


<メタタイトルとディスクリプションが、Googleの検索結果でどのように表示されるかの例。>

これらは、クリックを勝ち取るためにしなければならないことです。そのため、可能な限りタイトルとディスクリプションを魅力的にする必要があります。

  • 検索者を惹きつける「力のある」言葉を含める
  • コンテンツのUSP(Unique Selling Proposition、「独自の売り」の意味)を明確にする
  • 読むことで得られる利益(知識の提供やテクニック含む)を実証する
  • 検索意図に沿った形でタイトルやメタディスクリプションを整頓する

しかし、そこが問題です。これらを正しく行おうとする努力がどれほど困難なものであっても、確実に問題が解決するわけではありません。

しばしば、ユーザーは検索結果だけを見てWebサイトまではクリックしないこともあるでしょう(ナレッジグラフなど)。そこにチャンスがあります。

  1. あなたのページが最初の検索結果ページに付けされているキーワードを見つけましょう
  2. その中でクリック率が低いキーワードを探します
  3. これに関連したページのタイトルタグとメタディスクリプションを改善します

これを実践するには 、Ahrefsのサイトエクスプローラーの「オーガニックキーワード」レポートを使ってみましょう。

サイトエクスプローラ>ドメインを入力>オーガニックキーワード


<Ahrefsサイトエクスプローラーの「オーガニックキーワード」レポート>

このレポートには、対象サイトが順位付けされている、すべてのキーワードが表示されます。

スクリーンショットで紹介しているWebサイトの場合は、およそ6万以上のキーワードで順位付けされていると分かります。

今、私たちは(上位表示にあたる)検索結果で1ページ目の順位にだけ興味を持っています。これは、私たちのSEOに対する努力が最も重要な影響を与える場所だからです。

では、他の作業をする前に、検索結果で1ページ目に順位付けされているキーワードの実が表示されるよう、レポートをフィルタしましょう。それから、検索ボリュームが200以上のキーワードのみになるようフィルタリングしましょう。


<「順位:10位以下」「検索ボリューム:200以上」でフィルタ>

これは、トラフィックの可能性がほぼないキーワードを排除するためのフィルタリングです。
注釈:設定する数は多少任意です。これがベストというわけではありません。より高いか、より低いしきい値を自由に使用してください。

最後に、キーワードごとの検索結果が所有している、すべてのSERP機能(SERP features.)を除外します。
※編集部註:SERP機能には、フィーチャードスニペットやトップニュース、画像の検索結果などを含みます。

次に、データをCSVでエクスポートします。


<この例では、全てのキーワードをエクスポートしています。>

それでは、このGoogleスプレッドシートをコピーして、そのCSVを「ここにインポート」というラベルの付いたタブにインポートしてください。

「結果」シートに移動すると、次のようなものが見えるはずです。

この結果は、CTR(クリック率)を向上させることによって、最も効果を上げているページを表示しています。これらは、SEOの改善で目指すべきものです。

注釈:SERP機能をフィルタで除外したとしても、実際のSERPにSERP機能(たとえば、リッチスニペットなど)がある場合、「通常の」オーガニック検索結果のCTRに影響を与える可能性があることに注意しましょう。
さらに、スプレッドシートの計算は平均CTRに基づいています。そのため、スプレッドシートの結果を鵜呑みにするのではなく、さらに調査した上でタイトルとディスクリプションを修正してくだい。
このように、SERP機能が存在する(そのためWebサイトまで行かなくて良い場合)、またはキーワードがブランド化されているなど、平均クリック率が低いのには正当な理由があるかもしれません。 クリック率はキーワードごとに異なることにも注意が必要です。

おすすめ関連記事:How to Craft the Perfect SEO Title Tag (Our 4‐Step Process)

スプレッドシートの仕組みについて

以下は、スプレッドシートの概要です。

  1. 現在のクリック率で、すべてのキーワードを調べます。
  2. その順位で得られたクリック率が、平均より低いキーワードを検索します。
  3. それが平均クリック率に達した場合、どれぐらいトラフィックが増加するか計算します。

例を挙げると、2つのキーワードで順位付けされているページがあるとします。

  1. 「キーワード1」(1,000検索/月) – 1位
  2. 「キーワード2」(500検索/月) – 2位

今のところ、「キーワード1」のCTRが10%、「キーワード2」のCTRが5%です。
(10%* 1,000)+(5%* 500)= 125セッション/月

ただし、これが重要:1位の平均CTRは、米国におけるブランド化されていないキーワードでは27%以下、2位の場合は15%以下です。

つまり、このページは順位付けされた2つのキーワードで1位と2位ではありますが、そのCTRは平均を大きく下回っている状況です。

もし、このページのCTRが平均以上になるよう何とか改善できた場合、次のような数学が成り立ちます。
(27%* 1,000)+(15%* 500)= 345セッション/月

実に、176%ものトラフィック増加が期待できます!

2.成果の低いページを内部リンクで強化する

内部リンクは、同じWebサイトにある他のページからの被リンクです。この文章内で青くなっている部分は、Ahrefsブログ「アンカーテキストガイド」記事への内部リンクを形成しています。

なぜこれが重要なのでしょう? 内部リンクは、Webサイトを巡る「権威」の流れを助けるためです。

また、多くの人は、内部リンクのアンカーテキスト(クリック可能な言葉)が、Googleのランキングに影響を与えると考えています。これは、GoogleスタッフのJohn Muellerが何度か質問に回答したにもかかわらず、たびたび質問されることです。

※訳者註:「Googleは内部リンクのアンカーテキストを調べますか?」「ほとんどのリンクは、アンカーテキストを介して追加のコンテキストを少し提供します。 少なくとも、彼らはそうすべきですよね?」(曖昧な回答ですが、アンカーテキストを通じてリンク先がどんなものかを紹介するのは、ユーザーを助けることに繋がると言えます)

さて、最初に良い内部リンク構造を持つべきだということに注意しましょう。次のような「サイロ」構造を使用することをお勧めします。


<内部リンクを「サイロ型」に構築するイメージ。例では「イギリス」と「フランス」など、国名を中心とするサブフォルダを設定し、関連性があるコンテンツ同士で被リンクを構築しています。>

ですが時には、内部リンクの構築で特定のページを「ブースト」したいと考えるかもしれません。これを行うには、以下をご覧ください。

a)成果を上げるのに適した成果の低いページを見つける

このプロセスでは、順位付けするキーワードのリストが既にあることを前提にしています。リストを持っていないのであれば、まあ、それはSEO 101(基礎的なこと)ですので、AhrefsによるSEOの基本ガイドをチェックすることをお勧めします。

取得しましたか?では、リストをAhrefsランクトラッカーhttps://ahrefs.com/rank-trackerに貼り付けます。これにより、対象とする国における、各キーワードの順位が分かります。

以下は、私がAhrefsブログのために追跡している、注力キーワードのいくつかです:

ここには、すべての種類のキーワードを貼り付ける必要はありません。あなたのページや投稿それぞれで、メインターゲットとしているキーワードを貼り付けるだけです。

次に、2~5位に順位付けしているキーワードのみになるようフィルタリングします。

きれいなデータセットにするため、SERP機能として順位付けされているものを除外することも価値があります。

これを行う方法は次のとおりです。

これで、現在2〜5位にランク付けされている、SERP機能ではない通常検索結果として順位付けされたキーワードのリストが残ります。

デフォルトでは、ランクトラッカーのキーワードリストは推定オーガニックトラフィックの多い順に並べ替えられています。つまり、サイトへのトラフィックが最も多いキーワードが、リストの一番上に表示されている状態です。

たとえば、キーワード「SEO basics(基本のSEO対策)」では、毎月推定400人のオーガニックビジターがAhrefsのサイトに流入しています。

…これは、3位に対象ページがランキングしているからです!

そのため、1つ高い順位にランクした場合、そのキーワードからさらに多くのトラフィックが得られると想像しててください。おそらくもっとたくさんあるでしょ?

そうです、しかし実際には、トラフィックの増加を推測する必要はありません…

現在上位に表示されているページでキャレット(▼マーク)をクリックしてから、[Organicキーワード]レポートを選択すると、そのページが対象キーワードからどれだけ多くのオーガニックトラフィックを得ているか、正確に確認できます。


<この手順を、あなたより上位のページにも適用しましょう。>


Ahrefsサイトエクスプローラーを介して表示された、現在2位で順位付けされているページの推定オーガニックトラフィック>

この結果からは、私たちのページがキーワード「SEOの基本」から400のオーガニック流入を得ていることに対して、上位ページ月に494回の訪問を得ているとわかります。23.5%以上の流入があるのです!

結論:もし、私たちのページ順位を3位から2位に上げることができれば、このキーワードによるトラフィックが最大23.5%増加すると考えられます。

以下は、別の切り口です:
私たちのページ「SEOの基礎知識ガイド」は、キーワード「SEOの基本」だけでなく、他に246個のキーワードで流入していると分かります。

内部リンクを通じてページの「権威」を高めることができれば、他のキーワード検索によるランキングも上がる可能性があります。これは、さらにオーガニック流入が増えることを意味します。

ブーストの恩恵を受けるページを手に入れましたか?このまま読み続けてください。

重要

このプロセスには2つの注意点があり、上のページのランクには次のものがあります。

  1. 同様の検索意図(インテント): (お役立ちコラムなどの)ブログ記事を順位付けしようとしている場合は、上位ページも製品ページではなく同様の傾向を持つ記事であることが最善です。
  2. ほぼ同じURL評価(UR):URL評価https://ahrefs.com/blog/seo-metrics/は、ページの「権威」を示すAhrefs独自の指標です。上位ページが劇的に高いURスコアを持っているなら、あなたはそれをしのぐために、たくさんの強力な内部リンクを集める必要があるかもしれません。

注:トップランクとなっているページ の相対的な URを見ることは、機会を判断するのに役立ちます。しかし、これはURのみで左右されるわけではありません。競合ページがあなたのページよりも上位にランク付けされる可能性は、実に多く存在します(より良いオンページSEOなど)。

b)ターゲットページへの内部リンクを追加する関連場所を見つける

先ほどの作業で、ブーストするのに適したページができました。次に、そのページへ内部リンクを追加するのに適した場所を見つける必要があります。これを行うには2つの方法があります。

Googleの「site: search」

Googleにアクセスして、「site:yourdomain.com “topic of the page you want to boost”(site:<自身のドメイン> 完全一致で”ブーストしたい話題やページ”)」と検索しましょう。

現在サンプルとして使用しているAhrefsブログの場合、「site:ahrefs.com/blog “seo basics”」と検索できます。

これにより、文章のどこかで完全一致のフレーズが言及されている、自身のサイトにあるすべてのページが検索できます。言い換えれば、文脈的な内部リンクの機会を見つける方法です。

これがフレーズ「basic SEO」に言及しているページです:

私たちのガイドに内部リンクを追加するのに、良い場所となるように見えますね。

Ahrefsの「Best by links(リンクによるベスト)」レポートを使う

次にAhrefsへサイトエクスプローラーhttps://ahrefs.com/site-explorerへ行き、自身のドメインを入力し、そしてBest by linksレポートをチェックしてください。

このレポートはデフォルトでURL Rating(UR)でソートされているため、自身のサイトで最も「権威のある」ページが表示されます。言い換えれば、内部リンクがそこから権威に関するまともな塊を転送できるページのリストです。

次にリストを調べて、ブーストしたいトピックに関連する機会があるか探します。これはおそらく、当面の場合うまくいくものです。

このページは多くの権威を持っています、それはリンク構築 – SEOのサブトピックについてもです。このページを見ても、コンテキストに沿った内部リンクの機会を見つけるのに、それほど時間はかかりません。


<※訳者註:内部リンクを貼りたいページで、文脈に沿う形でキーワードが含まれているかを確認>

それを更新しましょう。

おすすめ関連記事: SEOのための内部リンク:実用的なガイド(英文)

3.リンク切れのあるデッドページから、失われた「リンクジュース」を取り戻す

被リンクを得るのは必ずしも簡単ではありません。実際、めったに被リンクは得られません。

時間、労力、そしておそらく有料リンクなどにリンク構築を費やしたのであれば、それらがデッドページをリンクしていないか確認することが大切です。そのようなリンクは、事実上無駄になります。

これを行うには 、Ahrefsのサイトエクスプローラーにある[Best by links]レポートを使用します。

サイトエクスプローラー>ドメインを入力>リンク順で最適化> “404 not found”フィルタを追加>参照元ドメインで並べ替え

このレポートは被リンク付きのデッドページを表示します。

なぜこれらは良くないのでしょうか?簡単です。デッドページはもはや技術的には存在しません。これらはあなたのWebサイトを流れる、被リンクからのPageRank(権威)をふさいでしまいます。

幸いなことに、そのような問題は非常に簡単に修正できます。次のいずれかが実行できるでしょう。

  • デッドページを元に戻す(誤って削除された場合)
  • デッドページを別の関連ページにリダイレクトする(301)
  • ソフトな404のままにしておく(被リンクがどれも高品質でない場合)

おすすめ関連記事:貴重なリンクジュースを取り戻す、壊れたリンクの発見・修正方法

4.「お金になる」ページの権威を高めるために「仲介者方式」を使用する

リンク構築は容易ではありませんが、「お金のページ」へのリンクを構築することとなると、ほぼ不可能に感じることがあります。

  • eコマース商品/カテゴリページ
  • LP
  • アフィリエイトページ(レビューなど)
  • ブリック・アンド・モルタル(実店舗)サービスページ

…これらのページは、リンク構築にとってはすべて悪夢のような存在です。

解決策:「ミドルマン方式」を使ってみましょう。次のような方法です。

  1. トピックに関連した情報コンテンツを作成する(例:ブログ記事)
  2. そのコンテンツをリンク構築する
  3. そのページから、あなたの「お金になる」ページへ内部リンクを追加する

実際には、ブログ記事が仲介者の立場です。
※訳者註:コンテンツマーケティングで言う「購入層向け」ではなく、前の段階(関心層など)向けのコンテンツを作り、橋渡しする形で内部リンクも構築しましょう、という方式。

これは実際、 リンク先ページを増やすためにAhrefsでも使用しているSEO戦略です。

引用:Ahrefs公式Youtubeより

以下はサイトエクスプローラーの内部被リンクレポートです。ブログ投稿からキーワードエクスプローラツール紹介ページへの内部リンクを表示するように、フィルタリングされています。


<72個の内部リンク!>

つまり、ブログ投稿からリンク先として、キーワードエクスプローラー紹介ページを常にリンクしています(記事公開時)。そして私たちの投稿の中には、かなり強いページレベルの権威を持っているものがあります。

現時点で、ブーストしたい「お金になるページ」に関連したコンテンツをすでに持っているなら、このプロセスは簡単です。文脈的に関連性のある部分を見つけるため、ポイント#3で述べた内部リンクの戦術を使いましょう。

まだそうしたコンテンツを持っていない場合は、公正な少数のリンクを獲得する可能性がある「何か」を作る必要があります。これを実行する方法はたくさんありますが、シンプルな方法から始めてみましょう。

  1. リンクがたくさんある関連コンテンツを探す。
  2. さらに良い内容にする。
  3. 自分が良くしたものより劣っているコンテンツをリンクしている人に、そのリンクを交換してもらうよう説得してください。

戦略の実行方法については、こちらをご覧ください。

重要

可能であれば、「お金になる」ページへの直接リンクを作成することを、常にお勧めします。これは、仲介者ページが「権威」を奪うからです。

すべてのリンクジュースが内部リンクを介して、「お金になる」ページに転送されるわけではありません。そのうちのいくつかはページ上の他の内部リンクを通って流れ、一部は仲介者ページに留まるでしょう。

これは否定的に思えるかもしれませんが、そうではないことがよくあります。

これは、「仲介者」ページが情報収集キーワードで順位付けされている可能性があるためです。この可能性は、あなたのビジネスにとって非常に貴重なものです。

5.より多くのフィーチャードスニペットに勝つ

フィーチャードスニペットとは、次のような検索結果を指します。

2016年、私たちは200万件の検索結果を調べたところ、フィーチャードスニペットが検索の12.3%を占めていることがわかりました。また、クリックの8.6%がフィーチャードスニペットへのものであることもわかりました。

あなたは気付いていないかもしれませんが、フィーチャードスニペットはGoogleがすでに上位10件にランクインしているサイトから、これらの情報を引っ張って作成されていることを知っておきましょう。

そして、圧倒的に上位5件のサイトから1つが選ばれ、フィーチャードスニペットになっているということも。


<注釈:これが事実であると99.58%確信しています。>

このグラフが、全てを意味しています:

Googleの検索結果ではフィーチャードスニペットを表示しているものの、それが自身のサイトではないクエリがあったとします。もし、自身のサイト自体は上位10件に順位付けされている場合は、スニペットを獲得することで流入を増やせる可能性があります。

そのような機会を見つけるには、AhrefsのサイトエクスプローラーにあるOrganic Keywordsレポートを使いましょう。

サイトエクスプローラ>ドメインを入力>オーガニックキーワード> SERPの機能>おすすめのスニペット>上位10位のフィルタ

この記号が表示されている場合、そのキーワードのフィーチャードスニペットを既に所有しているということです。

他のすべてのキーワードについては、競合サイトがフィーチャードスニペットを所有しており、チャンスがあることを示しています。なぜあなたではなく競合サイトがスニペットを所有しているのかを理解しようと試みた後、それに応じて最適化しただけのケースです。

さて、私は正直に言うでしょう。ここには厳格な規則はありません。

それでも、ほとんどのSEOコミュニティはスニペットを勝ち取るために、あなたのコンテンツのフォーマットは検索の意図と一致する必要があることに同意しているようです。

たとえば、Ahrefsブログは「how to become a marketing manager(マーケティングマネージャになる方法)」で4位にランクされていますが、フィーチャードスニペットを所有していません。

これは、現在のフィーチャードスニペットをご覧いただければわかると思いますが、人々はマーケティングマネージャになる方法について、段階的な解説を望んでいるためです。

私たちのガイドは このような形式ではないのです。

このようなケースで、フィーチャードスニペットを所有するためコンテンツを最適化しようとした場合、現在のガイドを段階的な解説として、再フォーマットすることが役立ちます。

それをやる価値はあるのでしょうか?

実際、フィーチャードスニペットを所有しているページのオーガニックキーワードレポートを見ると、なんとフィーチャードスニペットだけで月に平均238回のアクセスがあることがわかります。

…そして、このページが他に所有している9つのフィーチャードスニペットからもほぼ同じアクセスがあります。

結論:このフィーチャードスニペットを勝ち取ることで、オーガニック検索のトラフィックを200%以上増加させる可能性があります。

おすすめ関連記事:オーガニック検索を増やそう!フィーチャードスニペットを発見して獲得する方法(英文)

6.既存のコンテンツを更新(リライト)する

検索エンジンでは、よく利用されていたコンテンツが急に利用されなくなることがあります。

その好例としては、Ahrefsブログで公開している「Google検索のトップリスト」という記事があります。

記事のURLをAhrefsのサイトエクスプローラーに入力すると、2017年12月から2018年2月の間に、毎月の推定オーガニックトラフィックが56%(!!!)以上も減少したことがわかります。

もっとザックリ言えば、このコンテンツへの訪問者が月間3000ぐらいも減ってしまったことを意味します。

しかし、このグラフを見るとトラフィックの減少後に、またトラフィックが急増したことに気付く人もいるでしょう。それは、新しい統計と数値データを用いて記事を更新し、再公開したためです。

問題は、コンテンツの更新でメリットがあると思われる投稿やページを、どのように見つけられるかです。

a)試行錯誤しよう

まずはトラフィック急減に直面しましょう、これは時間の経過とともに起こるものです。つまり、トラフィックの低下を招くのはたいていの場合、古い投稿やページです。

これを探す場合、たとえば6か月以上前に公開されたページをAhrefsのサイトエクスプローラーで検索してから、オーガニックトラフィックのグラフを見てください。グラフがナイアガラの滝のように落ち込んでいた場合は、内容をリフレッシュするのに十分です。

b)Googleアナリティクスを使おう

あなたがGoogleアナリティクスのユーザーであり、体系的に使うことを好む場合は、このまま読み続けてください。以下は、トラフィックが急減したページを一定の規模で見つける方法です。

はじめに、Googleアナリティクスにアクセスして「ランディングページ」レポートに移動します。

Googleアナリティクス>動作>サイトコンテンツ>ランディングページ

次に、期間を直近12か月 (例:2018年1月1日 – 2018年12月31日)に設定し、オーガニックトラフィックのみをフィルタリングして、セカンダリディメンションとして「月」を追加します。以下のようなレポートが表示されるはずです:

このレポートを、CSVとしてエクスポートします。


<注釈:Googleアナリティクスの除外フィルタを使用して、余計なURLを除外することも価値があります。たとえば、このケースではCSVをエクスポートする前に、「?」、「/ author /」、「/ category /」を含むURLを除外しました。>

次に、このGoogleスプレッドシートテンプレートをコピーします。

CSVを「IMPORT HERE」タブにインポートします。(ファイル>インポート…> CSVのアップロード)

[結果]タブに移動すると、以下のようになります。

重要

この項目では、古い内容のコンテンツをリフレッシュしてトラフィックを回復する方法を解説していますが、次のような「情報の鮮度」とは関係ない、トラフィックが低下するのに正当な理由がある場合もあります。

  1. アルゴリズムアップデート
  2. 季節性

そのため、いきなりコンテンツを書き換えたり更新したりする前に、トラフィックが低下する原因を必ず調査してください。

さて、Googleスプレッドシートに表示されたこの結果は、各ページの先月トラフィックと、過去1年間で最もオーガニック検索が多かった「最高の月」とを比較できるというものです。結果は降順にソートされ、先月と最高の月で最もトラフィックの落差が激しいページが一番上になります。

その後、AhrefsのサイトエクスプローラーまたはGoogleアナリティクスで、トラフィックが大幅に減少したページをさらに調査できるでしょう。

(トラフィックが減るのは順位が下がったからと考えて)ランキングの要因として鮮度が古いかどうか兆候を知るについて、各ページが注力しているメインキーワードのSERPをチェックすることも価値があります。

例えば、今年のトップランキングページのタイトルは……


<訳者註:「Google検索トップリスト」の需要は、常に最新のものが求められています。>

または最近の公開日をチェック:

これらから分かることは、GoogleがSERPの鮮度を優先していることを表します。つまり、新しいコンテンツほど評価されやすい傾向と言えます。

これらを探ることができれば、そのページを更新すると成功する可能性が高くなると言えます。

また、Ahrefsのコンテンツエクスプローラーhで検索して、再公開されたページをフィルタしてから、時間経過に伴う傾向を確認することもできます。


<訳者註:「Googleトップ検索」というトピック(クエリ)に関しては、定期的に多くのページが再発行されています。>

人々がそのトピックに関するコンテンツを定期的に再公開している場合、そのトピックは鮮度に依存していると言えます。
※訳者註:「2019年版:SEOに強いWebサイトの作り方」など、その年により方法が変化するコンテンツは、鮮度に依存していると言えます。

7.「ぶら下がっている」コンテンツの機会を探す

2018年、Ahrefsはおよそ10億のWebページを分析しました。その結果、ページを参照しているドメインの数(固有のWebサイトからのリンク)と、オーガニック検索トラフィックの間には正の相関があるとわかりました。

言い換えると:ページのリンク数が多いほど、オーガニックトラフィックが増えます。

しかし 、こういう事もあります:この一般的な規則には異常値があります。

いくつかのページは非常に少ない被リンク、あるいは被リンクなしでランキングに入り、大量のトラフィックを獲得しています。これらのページへ流入しているキーワードは、「目立たない果物」と言えます(つまり、多くの被リンク獲得なしで順位付けできるトピックスです)。

どうすれば、このようなページを見つけられるのでしょうか?

Ahrefsのコンテンツエクスプローラーを使います。コンテンツエクスプローラーは、10億を超えるWebページを検索可能なデータベースです。収集したWebページ全体の言及を見るために、任意の単語やフレーズを入力することができます。さらに、検索結果にはいくつか有用なSEO指標も表示されます。

以下は、「プロテインパウダー」でコンテンツを検索した結果です。

このフレーズには、68,300のWebページが言及しています!

それでは、これらの結果をフィルタリングして、次のページだけを見つけましょう。

  • 毎月少なくとも500回のオーガニック検索訪問がある。
  • 参照ドメイン数がゼロである。

このフィルタの目的を言い換えれば、被リンクなしで多くのオーガニック検索トラフィックを得ているページを探すことです。

結果は53件になりました。そのうちの1つがこのページです。

Tips

今回のように絞り込んだフィルタで結果が表示されない場合は、フィルタを緩めましょう。最大5、10、20の参照ドメインを含むページを表示、などで検索してみてください。

レポートに表示されている[詳細]キャレット(▼マーク)をクリックして[オーガニックキーワード]タブをチェックすると、高タンパク質マフィンの記事に流入している関連キーワードのランキングが表示されます。それらはすべて、低いキーワード難易度(KD)のスコアです。

これは、競争の激しいトピックであるという私たちの理論を裏付けるものです。

あなたがフィットネス関連のサイトを運営しているのであれば、このトピックは簡単にオーガニック検索トラフィックを得る源になるかもしれません。
※訳者註:Ahrefsの独自指標であるKDは、低いほどそのキーワードで順位付けしやすいことを表します。つまり、「高タンパク質マフィン」の例では、被リンクが多くない記事でも上位表示できているため、適切なリンク構築と内容を充実させたコンテンツを公開すれば、自身のコンテンツがより上位になる可能性を示唆しています。

8.言及されているのにリンクがない他者のコンテンツを、リンクに変換する

時々、人々はあなたにリンクせずにあなたのビジネスや活動をオンラインで言及するでしょう。以下は、Ahrefsで起こっていることのいくつかの例です:


<訳者註:記事中でAhrefsについても言及しているのに、リンクが無い例>

このようなリンクのない言及は、さまざまな理由で発生する可能性があります。しかし、多くの場合、悪意ではなく物忘れが原因です。

ちょっとだけイラっとはするのですが、幸いなことに簡単な解決策があります。

  1. リンクされていない言及を見つける。
  2. 著者にリーチして、リンクを付けてもらうようにしよう。

さて、リンクされていない言及を見つけるにはかなり多くの方法があります。この記事でフルガイドも書いています。

しかし今回は物事をシンプルに保ち、Ahrefsのコンテンツエクスプローラーを使用しましょう。

コンテンツエクスプローラ>ブランド名を入力

コンテンツエクスプローラーは、あなたのブランドに言及するすべてのページを検索結果に返します、それらの多くはリンクされた言及になるでしょう。

そのときは自分自身のドメインを「Highlight unlinked mentions(リンクされていない言及をハイライトする)」フィルタに貼り付けることで、リンク済の言及を取り除くことができます。

コンテンツエクスプローラーは、あなたにリンクしたことがないサイトのページを強調表示します。これらがリンクされていない言及です。

注意

「リンクされていない言及をハイライト」フィルタを使用すると、ドメインレベルのリンクが含まれます。つまり、検索結果のページは、ドメイン全体からあなたのWebサイトへのリンクがない場合にのみ強調表示されます。

そのため、ページ上の言及はリンクされていない言及である可能性がありますが、サイトが既に他の場所からあなたにリンクしている場合は、そのページはフィルタでハイライトされません。

これは、新しいWebサイトからのリンクの構築に焦点を合わせることが理にかなっているので便利です。以前にリンクされたことがあるサイトも含めた、すべてのリンク構築の機会を追求したい場合は、こちらをお読みください。

この状態から、「ドメインごとに1ページ」の検索結果へ切り替えることをお勧めします。これにより、結果には各サイトから1ページのみ表示されるようになります。

次に、「エクスポート」をクリックし、「ハイライトされたドメインを持つページのみ」チェックボックスをチェックします。

それでは、エクスポートしたシートを辿りながら、結果に記載された各ページを確認しましょう。ケースバイケースで、個別の言及にリンク追加を求めるかどうかを決定します。
以下を見てください。

  1. 言及がリンクになっていることは意味があります。
  2. あなたは実際、他のページからのリンクを欲しがっています。

あなたは見込み客のリストを入手しましたか?彼らの電子メールアドレスを見つけて、簡単な方法で連絡を取りましょう。

  • こんにちは。私はあなたが「https://post1(記事URL)」で私たちについて言及しているのを拝見しました。
  • 他の人も私たちのサイトを見つけやすくできるよう、ブランド名の部分にリンクを貼ってクリックできるようにしていただけますか?

これぐらい簡単なことです。

この戦術を使って構築されたリンクのほとんどは、ホームページ(ドメイン)リンクになることに注意してください。あなたが良い内部リンク構造を持っている限り、それは良いことです。それらのリンクからの「権威」の内、いくつかは他のページにも流れるでしょう。

(自分について言及しているコンテンツを探すペースとしては、)毎月1回チェックして、過去30日間に追加されたページに絞り込んで、絶え間なく新しい機会を見つけると良いでしょう。あるいは、Ahrefsアラートhttps://ahrefs.com/alertsでブランド名を設定し、自動通知を受信する方法もあります。

9.コンテンツギャップを埋めて、オーガニック検索流入の可能性を高める

コンテンツギャップとは、競合他社とコンテンツを比較したとき、あなたがまだ取り組んでいないトピックに関するコンテンツを競合他社が既に持っている場合を意味する言葉です。

たとえば、(Ahrefsにとって競合となり得る)Mozのブログ、Backlinko、およびYoast.comにはすべて、「301リダイレクトリンク」に関する記事があります。Ahrefsでは、このトピックにはまだ取り組んでいません(原文公開時)。

ただし、コンテンツギャップはページレベルでも発生する可能性があります。これがどういう意味なのかを説明するには、私たちが作成した競合分析ガイドを見てみましょう。

少々古くなければ、これは徹底的な競合分析ガイドです(2017年後半に公開)。

注釈:この記事を書き始めてから、競合分析ガイドも更新しました。リンク先に表示されるガイドは、上の写真とは異なる公開日・内容となっています。

しかしながらこの記事は徹底ガイドとしていますが、(競合に勝つために)必要なすべての事柄に取り組んでいるのでしょうか?

そこで、AhrefsのContent Gapツールを起動し、そして「競合分析」のため、いくつかトップランクのサイトを入力して見つけてみましょう。

サイトエクスプローラ> URLを入力 >コンテンツギャップ

このツールは対象とするページが、上位100件に順位付けしているキーワードを探すものですが、今回はそうした使い方をしません。

今回は、「以下の対象ページすべてのキーワードを表示する」というランクのオプションを選択します。また、「少なくとも1つの対象ページが上位10位にランクインしている」チェックボックスをオンにして、結果をできるだけ関連性の高いものにします。(加えて、「ただし、以下の対象ページはランクインしていない」には、AhrefsのページURLを入力します。)

そして、「キーワードを表示する」をクリックします。

16件の結果が表示されました、その多くは競合分析のトピックに含まれるサブトピックです。

Ahrefsのページが、これらのキーワードのどれにもランクインできていないという事実は、私達が競合分析ガイドでキーワードの検索意図に即した内容を述べることを、怠った可能性が高いことを示しています。

解決策:投稿またはページにマイナーアップデートを行って、足りていない情報を加えましょう。

たとえば今回の結果からは、「マーケティングにおける競争分析」や、さまざまな「競合分析モデル」についてのセクションを追加できます。

この手法は、それらのキーワードでページを順位付けするのに役立つだけでなく、そのページにおける「トピックの関連性」を高める可能性もあります。その結果、他の関連キーワードの順位も上がる可能性があります。

つまり、Googleはアルゴリズムです。彼らはあなたのページの内容を見て、それが何なのかを理解します。あなたが主要なトピックに関連することを話す(書く)ことによって、事実上そのページが何について話しているものか、Googleが判断するときの自信を高めます。

トピックが持つ関連性の詳細については、オンページSEOについて書いた私たちのガイドをご覧ください。

10.競合他社のデッドページを利用してリンクを作成する

競合他社を含むほとんどのWebサイトには、デッドページが存在します。また、競合他社のデッドページがあなたのビジネスに関連しており(または少なくとも半分以上は関連している)、そして被リンクがある場合は、被リンクを勝ち取れる余地があります。

これがどのように機能するかを説明しますが、最初に、競合他社のデッドページを見つける方法が必要です。

そのために、Ahrefsのサイトエクスプローラーにある「 Best by links(リンクによるベスト)」 レポートが使えます。

サイトエクスプローラ>競合他社のドメインを入力>リンクによるベスト>「404 not found」フィルタを追加>参照ドメイン数の多い順に並べ替え

URLのリストを見て、あなたのビジネスや活動に関連している(やや関連している)かどうかを確かめてください。

この場合、「ペナルティを回避する」というトピックはSEOに関連しています。これは、Ahrefsブログで説明しているものです。29の参照元ドメインからのリンクがあります。

キャレットをクリックして、「View on Archive.org」リンクをクリックして、以前の状態を確認しましょう。

予想通り – Googleのペナルティを回避することに関するブログ記事でした。問題は、ページが無効になっているため、参照元である29サイトがエラーページ以外のページにリンクしていないことです。

それでは、これらの死んだリンクの代わりになるものとして役立つ可能性があるものが、ブログ上にあるかどうか見てみましょう。……ありました

このガイドではほぼ同じこと、つまりGoogleのペナルティを回避する方法について説明しています。

簡単なヒント

関連する代替記事はまだもっていませんか?何か作りましょう。

テクニックの詳細は、壊れたリンクを構築するための完全ガイドをご覧ください。

やりましたね。それでは、サイトエクスプローラーで先ほど見たデッドページの、被リンクレポートも見てみましょう。

これは私達がリーチでき、彼らのリンク切れについて警告可能なリストとして効果的です。しかし、我々は彼らに警告するのではありません。私達のペナルティ回避ガイドを、代替品として提案するつもりです。

もちろん、全員にリーチできるのですが……

……しかし、高品質のリンクを構築することだけに興味があるので、見込み客のリストを絞り込むためさらにいくつかのフィルターを追加するつもりです:

得られたものは- 潜在的にリンクを獲得できる17件のリスト。(訳者註:「ドメインごとに1つのリンクがある」「dofollowリンクである」「英語圏のトラフィックがある」でフィルタ)

次に行う必要があるのは、彼らのEメールアドレスを見つけ、以下概要に沿って簡単に文章を作り、連絡を取ることです。

  • こんにちは、御サイトが「http:// deadpost」にリンクしているのを拝見しました。
  • その記事は死んでいます(リンク切れです)。
  • 「http:// ourpostも同様です。」
  • リンクを交換することをお勧めします(近い内容の記事があるので、こちらをリンクしてくれると嬉しいです)。

11. Pixsyを使い、画像転載を探してリンク挿入をお願いする

Web上の画像は、誰かに盗まれて帰属しないまま、他の場所に埋め込まれることがよくあります。ですが、あなたのサイトに人気の画像がある場合は、いくつかのクイックリンクを作成する機会があるかもしれません。

その機会とは、一言で言えば:

  • 帰属表示のないまま、他のWebサイトに転載されている自分の画像を見つける。
  • (被リンクの形で)帰属表示するよう要求する。

簡単な手順に聞こえますが、どうすれば実行できるでしょうか?

Pixsyを使う- 他のWebサイトで自分の画像使われているかスキャンする、無料ツールです。

そのため出発点は、Pixsyの「魔法」を働かせるため、画像を集めることから始まります。

最初に、人気があると思われる自身で所有している画像の、いずれかを編集することをお勧めします – インフォグラフィックなど。例えば、私がAhrefsブログでインフォグラフィックを作っていたとしたら、すべてのブランドグラフィックを寄せ集めて、フォルダにアップするでしょう。

次に、集めた画像をPixsyにアップロードします。

Pixsyは、画像が他のWebサイトで表示されているか、Webをスキャンします。

以下は、Ahrefsブログからアップロードした画像の転載結果です。

125ものサイトに登場しているようです!

さて、この結果に興奮しすぎる前に、これらの画像が掲載されているページの一部は、すでに私たちをリンクしていることに注目しておきましょう。

行う必要があるのは、Pixsyが見つけたすべてのページを通り抜けて、あなたのサイトに戻るリンクのためにソースコードをチェックすることです。存在する場合は、「無視」をクリックします。存在しない場合は、そのページのURLをスプレッドシートに追加します。

それに加えて:

  • 埋め込み画像
  • 追加が必要なオリジナルのソースリンク

PRO TIP

Pixsyに表示された結果についてソースコードをチェックすることは、時間のかかる作業です。そのため、この作業を行うVAを雇う価値があります。彼らには明確な指示を与えましょう。また、これは高価な仕事とすべきではありません。あるいは、無料ツールのScreaming Frogのカスタム検索機能を使用することもできます。(訳者註:おそらく、VAとは職種ではなくチェックツールのこと)

作業が完了したら、対象サイトの電子メールアドレスを見つけてから、フレンドリーでありつつしっかりとした態度の文章でメールしましょう。

  • こんにちは、あなたがここ「https:// theirpost」に私が所有する画像の1つを埋め込んでいるのを見ました。
  • 私達がソースであることをリンクしていただき、帰属表示をお願いできますか?
    • メールの作業は、Buzzstream、Mailshake、Pitchboxなどのアウトリーチツールを使用すると、このプロセスが簡単になります。マージフィールドはあなたの友達です。

      まとめ

      SEOのテクニックは豊富です。この記事は、自分でできるオーガニック検索流入を増やすためのSEO戦術のうち、ほんの数例を挙げています。ですが、これらがSEO初心者の方であってもシンプルに実行でき、かつ実用的なアドバイスとなれば幸いです。

      SEOを改善するための、さらに実用的な方法をお探しですか?私たちAhrefsチームが作成した、75のSEOヒント記事をチェックしてください。

      Joshua Hardwick


      コンテンツ責任者@Ahrefs(または、わかりやすい英語で、私が公開するすべてのブログ投稿がEPICであることを確認する責任があります)。The SEO Projectファウンダー。

競合Webサイトのアクセス数はどれぐらい?3つの方法を比較紹介

この記事はAhrefs公式ブログの日本語訳です。
原文:Find Out How Much Traffic a Website Gets: 3 Ways Compared



著者:Joshua Hardwick (Head of Content @ Ahrefs )
公開日:2018/8/16

フルスピードによる要約:
・競合サイトを含むさまざまなWebサイトのアクセス数を分析する方法について解説します。
・サードパーティツールとして、SimilarWebとAhrefsを比較検証しています(当記事はAhrefsの特徴を強調していますが、どちらのツールも使い方によってメリットが異なります。ご了承ください)。
・アクセス数以外でWebサイトの人気を知る方法として、ソーシャルメディアなどの数値を調査する方法も紹介しています。

競合を含めたさまざまなWebサイトのアクセス数を確認したいですか? いくつかの方法で見積もることができます。

これらについてお話する前に、重要なことをお伝えします:
アクセス数を知りたいWebサイトが自分のものである場合は、見積もる必要はありません。 (無料で)Googleアナリティクスをインストールして、正確なアクセス数に近い値を確認できます。


<Googleアナリティクスで確認した、Ahrefs公式ブログの成長データ。

注釈:この記事で説明されているように、サーバーログファイルの分析は、アクセス数に関するさらに多くのデータを提供してくれます。

しかしながら、この記事を読んでいる方はWebサイトを所有していないとは思えません。

皆さんは、競合他社(または関心があるWebサイト)がどれぐらいアクセス数を得ているか推測しようとしているのではないかと思いますが、競合の場合はあなたにGoogleアナリティクスのデータを共有することはまずないでしょう。

この投稿では、あらゆるWebサイトのアクセス数を見積もる、3つの方法をご紹介します。

目次(クリックすると移動します)

競合サイトのアクセス数を知る方法1.アクセス数推定ツールを使用する

アクセス数推定ツールは、大きく分けて2種類あります。

  1. 総アクセス数を推定するツール:Webサイトの訪問者は、あらゆる場所から来ます。 フォーラム(掲示板サイトなど)や、ソーシャルメディアなど。これに該当するツールは、そうしたすべての送信元からのアクセス数を推定します。
  2. オーガニックアクセス数のみを推定するツール:ほとんどのWebサイトは、Googleなどの検索エンジンから大量のアクセスを得ています。 これは「オーガニックトラフィック」と呼ばれます。これらのツールによる推定では、オーガニックアクセス以外のソース(ソーシャルメディアなど)から得たアクセス数は含まれません。

それぞれを詳しく調べてみましょう。

1.総アクセス数を推定するツール

Ahrefsでは、あらゆる主要な総アクセス数推定ツールを試し、どれが最も正確であるかを確認するため、いくつかのちょっとした実験をしました、その結果、SimilarWebが勝ちました。

SimilarWebには、以下のようなアクセス数関連の統計データが多数表示されます。

  • 総訪問数(セッション数)
  • 1回の訪問あたりのページ数
  • 平均訪問時間
  • 直帰率

注釈: Similarwebがこれらの指標をどのように定義し、計算するかについての詳細は、こちらと、こちらと、ここと、そしてこちらをご覧ください。

2018年7月時点で、Ahrefs公式サイト(ahrefs.com)の推定アクセス数は、次のとおりです。


<Similarwebで分析した、Ahrefs公式サイト(ahrefs.com)の推定アクセス数>

不思議なことに、ページビューの見積もりは提供していません。 しかし、これは総訪問数に1回の訪問あたりページ数をかけて、リバースエンジニアリングできます(この場合は5.63M * 7.5 = 42.23Mページビューになります)。

無料ユーザーは、インタラクティブなグラフで最大6ヶ月の推定月間アクセス数を表示することもできます。

有料プランの購読者は、このデータを最大2年間分確認できます。すべての推定アクセス数には、モバイルアクセスとデスクトップアクセスの両方が含まれます。有料購読者の場合は、さらにデバイスカテゴリ別に分類できます。

下にスクロールすると、レポートには国ごとのアクセス数など、アクセス数に関する統計情報がさらに表示されます(デスクトップのみ)。


<注釈:無料ユーザーは、アクセス数の割合が最も高い上位5カ国の統計のみを表示できます。>

次に、アクセス数の発信元(direct, referrals, searchなど)グラフ。

それから上位の参照サイトリストも(これは、リンクを構築したり、参照アクセス数をもたらすゲスト投稿の機会を探すときに役立ちます)。

そして、上位5つのオーガニックキーワード。

SimilarWebのデータはどこから来ているのでしょうか?

データの信頼性を理解するためには、どこから来るのか知ることが重要です。SimilarWebはこの件について、以下のように発言しています。

私たちのデータは4つの主なソースから来ています:

  • 現時点で、業界最大のモニタリング対象デバイスパネル。
  • さまざまな国にある、ローカルインターネットサービスプロバイダ(ISP)。
  • 公開されているあらゆるWebサイトをスキャンすることで、非常に正確なデジタルワールドの地図を作成する私たちのWebクローラー。
  • 私たちに直接接続されているWebサイトやアプリからの、何十万もの直接測定できるソース。

言い換えると:SimilarWebは、ユーザーのオンライン活動に関する匿名化された情報を収集するさまざまなソースから、データを入手しています。

彼らの「発言」がどれほど大きなものかについては言いませんが、世界中の人全てから情報を得ているということではありません。そのため、彼らのデータは「オンライン人口」の比較的少ないサンプルから得られたものと言えます。

SimilarWebのデータは正確でしょうか?

テストしましょう。 以下が、私たちのしたことです。

  1. Flippa(バイヤーと事業者をつなぐプラットフォーム)から、サンプルとするWebサイト116個を入手しました。
  2. それらのサイトをすべてSimilarwebに入力し、合計ユニーク訪問者数とページビューを推定しました。
  3. 比較してみました。

注釈:少なくとも過去1年で、Flippaからのアクセスが確認されたサイト のみを使用しました。

以下は、私たちがFlippaで取得したWebサイトの分析データで発見したことです:

  • SimilarWebは、91.67%のWebサイトで、ユニークビジター総数を過大評価していました。
  • SimilarWebは、ユニークビジターの総数を平均308.81%過大評価しています。
  • SimilarWebは、Webサイトの70.83%で総ページビュー数を過大評価していました。
  • SimilarWebでは、総ページビュー数を平均210.58%過大評価していました。

まとめると、SimilarWebは実際のユニークビジターとページビューを劇的に過大評価する傾向があります。しかし、必ずしも全てのサイトを過大評価するわけではありません。 ユニークビジターは約1/12の確率、ページビューは1/3~1/4の確率で過小評価されているとも言えます。

しかし、もっと重要なポイントがあります。

SimilarWebは、テストしたサイトのおよそ1/5のみ、推定データを表示しました。

分析に使用したWebサイトの4/5では、以下の画面が表示されます:


<データなし。 ネェータ。>

なぜこれが表示されるのか疑問に思いますが、おそらく私たちがテストしたサイトの規模によるものでしょう。この表示となったのは、Flippaの中でも比較的小さなサイトでした。

皆さんはSimilarWebが、オンライン人口全体のうちごく一部からのデータに基づいて、指標を推定していることを覚えていると思います。

特定のサイトで推定アクセス数が表示されない場合は、データを派生させるサブセット内の十分な人数のユーザーが、問題のWebサイトにアクセスしていないためです。

そのため、SimilarWebで小規模サイトを分析するとデータが少ない、またはまったくない傾向があります。

これを証明するために、Ahrefs Rank によって算出した、世界のトップ100サイトについて、SimilarWebで推定アクセス数を表示するかどうか調べました。その結果SimilarWebは、すべてのサイトで推定アクセス数を表示しました。

先ほどのデータに戻りましょう:

SimilarWebは、サンプルとした(116個の)Webサイトのうち、およそ1/5でしか推定アクセス数を出していないため、先ほどの調査結果はわずか24のWebサイトのサンプルサイズに基づいています。 確かにこれはサンプル規模がかなり小さいです。

したがって、私たちの調査結果はものすごく疑うべきものです。

2.検索エンジンから、Webサイトがどのくらいアクセス数を得ているか調べる

市場には、オーガニックアクセス数推定ツールがいくつかあります。 しかし、私たちは明らかに私たちのツールことAhrefsが良いという考えに偏っており、最高品質のデータを持っていると確信しています。

Ahrefsが提供する、アクセス数関連の推定指標は以下のとおりです

  • Google検索からの推定月間訪問数(全世界)。
  • 推定アクセス数の価値(つまり、WebサイトまたはURLが、月間オーガニックアクセス数で得るのに必要な、有料検索広告を購入した場合のコスト)。
  • WebサイトがGoogle検索で順位付けされている、キーワードの推定数(上位100件)。

2018年7月の時点で、「ahrefs.com」のAhrefsにおける推定アクセス数を見てみましょう。

ahrefs.comが、Google検索から毎月推定270,000の訪問者を得ていることが確認できます。

これは「ライブな」アクセス数推定値であり、かつ「平均にならしているもの(rolling average)」です。このデータベースは、Webサイトがランク付けされているキーワードの”プール”を更新するたびに調整されます。

これにより、推定アクセス数は分析した日によって、わずかに異なる可能性があります。 またこの推定数には、デスクトップとモバイル両方のアクセス数が含まれています。

編集者メモ:

Webサイトのサブセクション(ドメイン以下の/がついた箇所)に限定して、推定アクセス数を確認したいですか?サブドメインまたはサブフォルダ(例:ahrefs.com/blogまたはblog.ahrefs.com)をサイトエクスプローラーに貼り付けるだけです。

分析モードのドロップダウンをクリックして[Prefix(プレフィックス)]オプションを選択します。

たとえば、「ahrefs.com/blog」と入力すると、「/ blog /」フォルダ内のすべてのページにわたる、推定検索アクセス数の合計が表示されます。

このサブフォルダにある各ページの推定アクセス数を調べたい場合は、トップページレポートを使用してください。 アクセス数の多い順に、ページのリストが表示されます。

しかし、これは世界規模の推定アクセス数です。 概要レポートの[オーガニック検索]タブをクリックすると、アクセス数が170カ国に分類されます。

注釈:170カ国全ての推定アクセス数リストを確認するには「Show more(もっと見る)」をクリックしてください。

また、過去のオーガニックアクセス数の推定値を、グラフにプロットしていることにも気付くでしょう。 これは、2015年半ばにまでさかのぼることが可能な、日々の推定オーガニックアクセス数を表しています。 完全にインタラクティブなグラフです。

グラフをマウスオーバーするだけで、過去数年分、任意の日付による推定アクセス数統計が表示されます。

このグラフを特定の国で絞り込んで表示したいですか? 可能です。こちらは、イギリスの推定アクセス数のみを表示するようにフィルタリングされています。

ちょっとお待ちを。もっとできることがあります:オーガニックキーワードレポートにアクセスすると、最も多いアクセス数順にすべてのキーワードを表示します。

まとめ:Ahrefsは、ほぼすべてのWebサイトやURLについて、大量のデータを収集しています。しかし、これはどういうことでしょうか?

Ahrefsのデータはどこから来たのでしょうか?

Ahrefsの推定値計算は、61億のキーワードデータベース(原文記事公開時点)からなる、ランキングデータに基づいています。

このデータベースは毎月更新されており、検索ボリュームの推定値も含まれます(2018年7月に公開した、なかなか興味深い検索統計はここでチェックしてください)。

ここでは、Ahrefsが推定アクセス数を算出する手順を簡単に説明します。

  1. Webサイトが順位付けされている、すべてのキーワードを取得します。
  2. 各キーワードの月間検索数、順位、クリック率をチェックします(170か国)。
  3. 各キーワードからWebサイトへのアクセスボリュームを推定します。
  4. これらの数を合計して、Webサイトの総オーガニックアクセス数を概算します。

私たちがこの数を計算する方法については、ここでもっと学べます。

このデータは正確でしょうか?

テストしましょう。 以下の方法を実施しました。

  1. Flippaから116件、先ほどと同じWebサイトのサンプルを取得しました(すべて検証済みのグローバルオーガニック検索アクセス数を示しています)。
  2. 116のWebサイトすべてから、Ahrefsでオーガニックアクセス数数を引き出しました。
  3. それらを比較してみました。

私たちが確認したのは以下の通りです:

  • Ahrefsは、74.14%のWebサイトでオーガニックのユニークビジターを過小評価していました。
  • Ahrefsはオーガニックのユニークビジターを平均38.08%過小評価していました。
  • Ahrefsは、90.52%のWebサイトでオーガニックのページビューを過小評価していました。
  • Ahrefsは、オーガニックのページビューを平均52.04%過小評価していました。

つまり、Ahrefsは私たちの実験結果によると、オーガニックのユニークビジターとページビューを過小評価する傾向があります。 しかし、こちらももSimilarWeb同様、必ずしも物事を過小評価するわけではありません。

オーガニックのユニークビジターはおよそ4分の1の確率、オーガニックのページビューをおよそ1/10の確率で過大評価しています。

注釈: ちなみに、これらの調査結果は、Ahrefsがテストした116サイトすべての見積もりを示しているため、私たちが実験したSimilarWebのデータよりも大きいサンプルサイズに基づいています。(SimilarWebは、およそ1/5しかWebサイトの推定データを表示していないことをお忘れなく。)

しかし、どうしてAhrefsはアクセス数を過小評価する傾向があるのでしょうか。

これは、Ahrefsのデータベースにある、61億のキーワードから得られるアクセス数しか推定できないためです。

このキーワード数が多いように聞こえますか?つまり、AhrefsはSEO市場にある近しいツールの中でも、最大級のデータベースを保有していることを表します。

しかし、61億のキーワードデータベースでも、Googleに入力されているすべての検索クエリを保有するのに十分ではありません。 それは不可能でしょう。

たとえば、多くの人が超ロングテール検索を実行しているのです。

これはAhrefsのデータベースに存在しないため、アクセス数を推定することはできません。

※訳者註:「プロテイン おすすめ」のような短くて検索されやすいキーワードだけではなく、「Google、世界でもっとも評判の良いプロテインをまとめたリストを教えて」といったニッチな表現も、検索クエリとして存在しているという意味。

すべてのオーガニックアクセス数推定ツールは、このような方法で機能するため、たった1人しか検索していないようなクエリはデータベースに保有されません。

よって、こうしたクエリを除外した結果、アクセス数は過小評価される傾向があります。これがどの程度起こるかは、キーワードデータベースのサイズによって異なります。

Ahrefsのデータベースに保有しているキーワードを含む割合が大きいほど、対象Webサイトの推定アクセス数はより正確になるでしょう。

だからこそ、私たち(Ahrefs)がSEO市場で最大級のキーワードデータベースを持っていることが重要なのです。

Googleでさえも、完全に正確な推定アクセス数のデータを持っているわけではないことも注目に値します。 これは、私たちの見積もりが過小評価される傾向がある、もう1つの理由です。

複数のサイトを比較するのに最適なツールはどれでしょうか?

ときには、正確にアクセス数を見積もることではなく、2つ以上のサイトを相対的な人気で比較できるツールもあります。

たとえば、100人のアウトリーチ見込み客のリストがあり、最もアクセス数の多いサイトから順にアウトリーチの取り組みで優先順位を付けたいとします。

この場合、Webサイトを互いに比較して、アクセス数の順序でランク付けします。

結局、どのツールがこれを実行するのに最適なのでしょうか?

それを知るため、私たちは自分のデータに対してスピアマンの相関を調査しました。

SimilarWebの結果は次のとおりです。

  • 実際の「ユニークビジター」 VS SimilarWebの「合計訪問数」:0.713
  • 実際の「ページビュー」VS SimilarWebの「ページビュー」:0.779

……それから、Ahrefsの結果です。

  • 実際の「ユニークなオーガニックビジター」 VS Ahrefsの「グローバル」オーガニックアクセス数:0.767
  • 実際の「オーガニックのページビュー」 VS Ahrefsの「グローバルな」オーガニックアクセス数:0.784

混乱しますか?これが、スピアマンの相関関係からわかることです。

「スピアマンの順位相関係数は、2つの変数間の関係の強さと方向(マイナスまたはプラス)を要約するために使用できる手法です。 結果は常に1からマイナス1の間になります。2つのデータセットを順位付けします。」

さらに混乱する? 例を挙げて説明しましょう。

「実際の」アクセス数数(セット#1)と推定アクセス数(セット#2)の2つのデータセット間の相関関係を調べています。 数値が何らかの方法で正に相関する場合、スピアマンの相関はゼロと1の間になります。負に相関すると、それはゼロと-1の間になります。

したがって、相関が1に近いほど、2つのデータセット間には正の相関があります。

以下のような実際にアクセスがある、3つのWebサイトがあったとします。

  • サイト1 – 100
  • サイト2 – 5,000
  • サイト3 – 40,000

……そして、Ahrefsは以下のように推定アクセス数レポートを表示したとします。

  • サイト1 – 50
  • サイト2 – 2,000
  • サイト3 – 10,000

……これらは、完全に正の相関です(各データセットの対応する数値の「順位」は、互いに完全な正の相関があると言えます)。

しかしAhrefsがアクセス数を次のように推定した場合は……

  • サイト1 – 10,000
  • サイト2 – 2,000
  • サイト3 – 50

……これは、-1の完全な負の相関です(各データセット内の対応する数値の「順位」は、互いに完全に負の正の相関があります)。

したがって、基本的に相関が高いほど、2つ以上のサイトを比較するためのツールは優れていると言えます。

上記のスピアマン相関データを見ると、AhrefsとSimilarWebの両方が、「実際の」アクセス数と強い正の相関関係があることがわかります(しかし、Ahrefsは、SimilarWebをわずかに上回っています。)

つまり、Ahrefsのバッチ分析ツールを使って、多くのアウトリーチ見込み客に対する、ドメインレベルの推定アクセス数を取得し、次にアクセス数別(高から低)に並べ替える必要があります。

……このデータは、競合サイトの相対的な人気を知るのに、かなり良い判断材料になるでしょう。

自分はどの競合サイトアクセス数推定ツールを使うべき?

これらのツールは、それぞれ異なる働きをすることに注意しなければなりません。

SimilarWebはさまざまなソースからのアクセス数を推定しますが、Ahrefsはオーガニック(つまりGoogle検索)のアクセス数を推定します。

SimilarWebのユニークな利点の1つは、Webサイトのアクセス数の大部分が、どこから来ているのかを確認できることです(例:オーガニック検索、ソーシャル、リファラーなど)。

たとえば、SimilarWebによると、thewirecutter.comはアクセス数の約1/3を検索エンジンから取得しています。この結果は、Ahrefsをクールな方向へ導きます。

SimilarWebを使って、Webサイトに大量のオーガニック検索によるアクセスがあるとわかった場合は、Ahrefsを使って、そのアクセス数をより深く理解することができます。

例えば、thewirecutter.comの場合、Ahrefsは過去3年以上にわたりオーガニック検索のアクセス数がどのように増えたかを表示できます。

……または、そのWebサイトが順位付けされている3100万キーワードの一つ一つも確認できます。

……さらには、最もオーガニック検索でアクセス数を稼いでいるページのリストも確認できます。

……そのほか、Ahrefsで調査できることもっともっとはたくさんあります!

ここまで、Ahrefsについて十分自慢させていただきました!😉

ですが、今度は価格設定についても簡単に説明しましょう。

SimilarWebは、自身のWebサイトに価格情報を公開していません。しかし、このQuoraスレッドでは、最も安いプランを、月額199ドルに設定していると口コミされています。

この価格は、Ahrefsの最も安いプランの2倍 です。また、 Ahrefsでは7日間7ドルの有償トライアルも行っています。
※訳者註:価格は全て原文掲載時点(2018年8月)のものです。料金やプラン内容は変更されることがあります。

ですが、どちらを使うか決断する前に、他にも競合Webサイトのアクセス数を調べる方法について探してみましょう。

競合サイトのアクセス数を知る方法2.Webサイトの「広告掲載」ページを探す

ほとんどのブロガーは、「あなたのサイトへの広告掲載に興味があります。アクセス数はどれくらいですか?」という電子メールを受信します。この情報を一般にアクセス可能な「広告掲載」ページに記載するのは、理にかなっています。

これが、geekwire.comのそうしたページです。

このページでは、毎月のユニークビジター、ページビュー、そして他の有用な情報(例:SNSアカウントのデータ)を述べています。このような情報を公開するのは、大規模サイトだけではありません。 私は似たようなページを持つ多くの個人ブロガーを見たことがあります。

これらのページを見つけるには、どうすればいいのでしょうか?

最も簡単な方法は、Google検索で、次のように検索してみることです。

[site:website.com advertise with us ]
訳者註:日本語検索の場合「site:<競合サイトのドメイン> 広告掲載(または媒体資料など)」と検索すると、そのサイトに絞ってページを探せます。

もし、広告掲載に関するページがある場合、10回中9回は、最初の結果のようにそのサイトのアクセス数に関する情報が得られるでしょう。

広告掲載ページに、アクセス数の統計情報が表示されていませんか?「媒体資料(またはメディアキット)」のpdfリンクがあるか確認してみましょう。多くのサイトで、ここにアクセス数の統計が含まれています。

しかしながら、この戦術は3つの単純な理由から、常にうまくいくとは限りません。

  1. すべてのWebサイトに「広告を掲載する」ページがあるわけではない
  2. アクセス数の統計情報が常に公開されているわけではない
  3. アクセス数は常に最新ではない

アクセス数の統計情報が記載された「広告掲載のご案内」ページが見つかった場合は、常に最新のものかどうかを確認してください。ほとんどのWebサイトでは、最後に更新された日時が表示されます。


<example from TravelFashionGirl.com

……しかし、これも必ず正しいとは言えません。

たとえば、geekwire.comの広告ページに表示されるアクセス数の統計情報は、少なくとも1年間は更新されていません。

Webサイトがアクセス数統計を最近更新していない(または単に「最終更新日」を提示していない)場合は、数値を信頼しないでください。 それらは正確である可能性が低いです。

競合サイトのアクセス数を知る方法3.サイト所有者に問い合わせる!

(競合他社のWebサイトではおよそ不可能な手法ですが)関心があるWebサイトの正確で最新なアクセス数統計を知りたい場合は、所有者に連絡して直接問い合わせる必要があります。

ですが、ほとんどのブロガーは、その情報を他人に知らせることはしないと思いますよね?

みなさんは驚くことでしょう。 多くのブロガーは、このようなデータを尋ねる正当な理由がある人々には、とても喜んで共有してくれます。

  1. 彼らのWebサイトを購入することに興味がある場合
  2. 彼らのサイトに広告を出したい場合

以下は、アクセス数の統計情報を知るため、過去に使用したメールの例です。


<注釈: あなたが本当に広告掲載を求めているのでなければ、このようなEメールを送信することはお勧めできません。 (あなたとブロガーの)時間を無駄にしないでください!>

※訳者註:メールの要約
「広告掲載のご相談:広告掲載ページを拝見しました。異なる掲載メニューはありますか?”スポンサー投稿”のような特別メニューに興味があります。予算は200ドル-1000ドルを想定しております。広告掲載ページには月間20000UUと記載しておりましたが、現在の月間UUを教えていただけますか?」

先ほど書いたように、ほとんどのブロガーは「本物の広告主」と最新のアクセス数を共有することを嬉しく思うでしょう。 多くはGoogle Analyticsのデータを証拠としてスクリーンショットを作成すると思います。

この方法は通常、アクセス数の統計情報を解読する最も信頼できる方法ですが、(やはり)100%確実というわけではありません。

以下に理由を説明しましょう:

  • ブロガーやウェブマスターの中には、広告を売るためにアクセス数を作成する人もいます(アクセス数を偽装する可能性があります)。
  • 誰もがGoogle Analyticsをインストールしているわけではありません。 多くの人は、データを正確ではない分析プラットフォーム(WordPressプラグインなど)に頼っていることを念頭におきましょう。
  • Google Analyticsは、誤ってインストールされる可能性があります。つまり、データが必ずしも正確とは限りません。 報告されたアクセス数が高すぎると思われる場合は、重複するGAコードがないか、Webサイトのソースをチェックしましょう。 あるいは、直帰率を尋ねます。 とても低い直帰率は、重複したGAコードがあることを示す良い指標です。

そのため、たとえブロガーに連絡を取って、とらえどころのないアクセス数統計を取得したとしても、サードパーティ製ツールを使用して、それらの正当性を検証することをお勧めします。

Webサイトのアクセス数を見積もるためのヒントをいくつか紹介しましょう。

推定トラフィックデータを知るのは良い出発点ですが、手動でいくつかのことをチェックすることによって競合Webサイトの人気を推定することも可能です。

  • 投稿に対するコメントの数(平均値)
  • YouTubeの動画再生数や評価数、コメント数
  • ソーシャルメディアのシェア数(Facebook、Twitter、はてなブックマークなど)
  • ファンページ(Facebookページ、Twitterアカウントなど)のエンゲージメントレベル(いいね!、RT、リプライなど)

たとえば、Ahrefsのブログ を見てみると、ほぼすべてのブログ投稿に多数のコメントがあることがわかります。

たとえ内容がどんなにすばらしいものであっても、ほとんどの読者はコメントを残す必要はありません。 したがって、一貫して多数のコメントをもらっているブログは、ほぼ確実にかなりの量のアクセス数を得ていることになります。

注釈: この方法を使う場合は、コメントの品質を確認することもお勧めします。 コメント数が多いサイトによっては、スパムコメントで埋め尽くされている可能性もあるためです。

「ソーシャルシェア」は、アクセス数が多いことを示すもう1つの兆候です。

たとえば、Ahrefsのサイトエクスプローラー機能でahrefs.comのトップコンテンツレポートを確認すると、Ahrefsブログのほとんどの投稿が、大量にソーシャルシェアされているとわかります。

そして最後に、YouTubeです。AhrefsのYouTubeチャンネルの場合、すべての動画で数万または数十万の再生回数があります。

これだけの人々が私たちのYouTube動画を見ているのであれば、かなりの人々が私たちのサイトも訪れていると言っても問題ないでしょう。

まとめ

競合サイトのアクセス数見積もりツールや手法は、いずれも完璧ではありません。 ただし、それらは、あなたが所有していないサイトのアクセス数を見積もるにあたり、はるかに早く済ませる方法を提供します。

もちろん正確な数値が必要な場合は、直接問い合わせる必要があります。 これ以外の方法はないでしょう。

みなさんは競合サイトのアクセス数を推定または見つけられる、その他の信頼できる方法をご存知ですか?もしご存知でしたら、(原文の)コメントで教えてください。

2019年5月版:Ahrefsのサイト監査ツールに追加された12の便利な新機能と使い方

この記事は、Ahrefs.comブログのプロダクトセクション記事を翻訳したものです。
原文:Ahrefs Site Audit: 12 Useful Features You Might Have Missed


著者:Nick Churick(最終更新日:2019/5/9)

※フルスピードによる内容要約
・Ahrefsのサイト監査ツールは、2018年のリリース以降さまざまな機能が追加されています。
・リンク切れや、リダイレクトループのページを検出する機能などもあります。
・大規模サイトはもちろん、小-中規模サイトを運営される方にも知っていただきたい、サイト管理のヒントを紹介しています。

2018年初頭、Ahrefsはサイト監査ツールをリリースしました。リリースして以来、私達は(Ahrefsのユーザーのみが参加できる)プライベートFacebookグループ以外では紹介してこなかった、たくさんの新機能を加えました。

そのため、私はこの記事を書いています。 みなさんが見逃しているかもしれないすべての新機能についてご紹介します。 AhrefsのSEO監査ツールを、これまで以上に使いこなすための特徴はこちら!

全部で12の項目があります(それぞれをクリックすると見出しに移動します)。

  1. サイト構造
  2. URL情報
  3. カスタムユーザーエージェント
  4. セグメント
  5. フィルタのプリセット
  6. 前回のクロールのデータフィルタ
  7. データエクスプローラーの「変更を表示」スイッチ
  8. 改善された発リンクのエクスポート
  9. 複数のシードソース
  10. リダイレクトチェーンやリダイレクトループの問題
  11. 問題の詳細と「修正方法」の説明強化
  12. データエクスプローラーのフィールドに関するヒント

それでは、解説に飛び込んでみましょう。

1.サイト構造

サイト構造レポートは、サイト監査ツールに新しく追加されたものです。

サイトのサブドメインとサブフォルダが、ツリービューで表示されます。 しかし最も重要なことは、このレポートがあなたのWebサイトにある各サブセクションのHTTPステータスコード、リンクの深さ、推定オーガニックトラフィック、参照ドメインなどの分布を表示することです。

このレポートを使うと、Webサイトにある以下のサブセクションを見つけることができます。

訳者註:このレポートを使うことで、Webサイトのどこにより注力すべきか、破損したページをどこから修正するか、優先度をつけるときの参考になるでしょう。

  • (ドメインを参照している)ユニークなWebサイトから、最も被リンクを引き付けている箇所
  • リンクが壊れているために、リダイレクトされたページがもっとも多い箇所
  • オーガニックトラフィックが振るわない箇所
  • ホームページ(または別のシードページ)から最も遠い箇所
  • インデックス可能なコンテンツが最も多い、または少ない箇所

レポートはテーブルとチャートでビューを切り替えることもできます。 後者は、クライアントへのレポート提出に役立つでしょう。

2.URL情報

サイト監査ツールで任意のURLをクリックすると、クローラーがそのURLについて収集したすべてのデータが表示されます。

このレポートは、タイトル、説明、コンテンツの長さ、インデックス化可能性、正規化などのページ上のデータに限定されません。また、URLのインリンク(ページへの内部リンク)、内部アウトリンク、外部アウトリンク、hreflangにすばやくアクセスできます。

タグ、重複、その他もたくさん確認できます!

3.カスタムユーザーエージェント

多くのWebサイトは、デスクトップとモバイルで訪問者に異なるコンテンツを表示します。

そのため、Webサイトのデスクトップ版とモバイル版の両方に問題がないことを確認することが不可欠です。

また、Googleは2018年、モバイルファーストインデックス の作成を開始しました。つまり、モバイル版のページをインデックス作成や順位付けに使用し、Googlebotは主にモバイルユーザーエージェントを使用して、ページをクロールしてインデックスを作成します。

そのため、Ahrefsのサイト監査ツールでは、カスタムユーザーエージェントを使用してWebサイトをクロールする機能を追加しました。 クロール設定で選択できます。

スクリーンショットで紹介している箇所はGooglebot(Mobile)をサポートしているだけでなく、GoogleがWebサイトをクロールする方法をシミュレートしたい場合に便利ですが、以下についてもサポートしています。

  • AhrefsSiteAudit (used by default)
  • AhrefsBot (our primary crawler that empowers our backlink index)
  • Googlebot (Desktop)
  • Googlebot (Mobile)
  • Bingbot
  • Bingbot (Mobile)
  • Yahoo! Slurp
  • YandexBot
  • YandexBot (Mobile)

注釈:サイト監査ツールで所有権を確認したWebサイトをクロールするには、カスタムユーザーエージェントのみを使用できます。
訳者註:クローラーの名称であるため、英語のままにしています。

4.セグメント

セグメンテーションはAhrefsのユーザーから最も人気のある機能要望の一つであり、その理由についても把握しています。

ほとんどのWebサイト所有者とSEO担当者は、「/ blog」、「/ store /」、「es.ahrefs.com」のようなサブドメインなど、任意のセクションに関する問題を特定したいと考えています。

そのため、セグメントを設定して保存し、その後数回クリックするだけでいつでもそのセグメントに戻ることができるようになりました。

これを行うには、「セグメント(Segment)」>「セグメント設定( Configure segment)」をクリックします。

以下は簡単な紹介例です。


<セグメントするセクションを設定する>


<保存したセグメントを呼び出す>

注釈:このセグメントは、サイト監査ツールの全レポートに適用されます。

大規模なWebサイトを管理していて、この便利な機能についてご存知でない場合、今すぐサイト監査ツールでクロールし、セグメントを設定してみてください;)

5.フィルタのプリセット

プリセットは、データエクスプローラー用のフィルタたちです。 すぐに特定の条件を持つURLを確認し、問題解決に集中することを可能にします。

フィルタ設定に時間を取られてしまうことがないよう、サイト監査ツールでは40を超えるプリセットを追加しました。

以下の条件を持つURLを探す場合、プリセットを使えば数秒ほどで確認できます。

  • 3XX リダイレクトURL
  • 4XX 破損したURL
  • インデックスできていないページ(Non‐indexable pages)
  • 外部URL
  • PDF ファイル

など

これらのプリセットは、組み合わせたり好きなように編集したり、保存することもできます。


<IndexableとCanonicalのnot setプリセットを組み合わせた例>


<あなた用のプリセット名を設定、保存できます。>

有用でクリエイティブなフィルタの組み合わせを思い付いた場合は、(Ahrefs本社ブログの)コメント欄でお知らせください。

6.前回のクロールのデータフィルタ

フィルターといえば…。

フィルタセクションに、この小さなスイッチがあるのを確認できますか?

これを使うと、前回クロールした値に基づいて、URLをフィルタリングできます(ただし、プロジェクトに複数回のクロールがある場合です)。

これはどう便利なのでしょうか?

たとえば、サイト監査ツールでWebサイトをクロールし、404ステータスのURLが見つかったとします。

あなたは、開発者に404ステータスで破損したとみなせる内部リンクを修正するか削除する、またはこのURLをリダイレクトすることを依頼しました。

そのあと、あなたはまだ壊れたリンクが残っているかどうか、チェックしたいとしましょう。

これが、あなたのできることです:
新しいクロールを実行し、次のフィルタを適用して、どのURLがまだ404 HTTPステータスコードを返しているかを確認します。

すっごくクールだと思いませんか!?

7.データエクスプローラーの「変更を表示」スイッチ

前回のクロールについて紹介したことで、どのURLについても前回のクロールと現在のクロールの間で何が変わったかを確認できることが、ご理解いただけたと思います。

レポートの「変更を表示」ボタンをクリックするだけです。

データエクスプローラーの各列が変更します。 ご存じのとおり、ここの列は調整可能です。

簡単な使用例をご紹介します:
同僚に、ページのメタディスクリプションを更新するように依頼したとします。 それから、あなたは本当に更新しているか確認したいとします。

サイト監査ツールで新しいクロールを実行して、[データエクスプローラー]に移動し、テーブルに[Meta description]列を追加して、Webサイトに変更があるか確認します。

この簡単な切り替えにより、着リンクまたは発リンク数の変化を追跡したり、ページや各種リソースのサイズを監視したりすることができます。クライアントへ提供するレポートに、とても便利です。

8.改善された発リンクのエクスポート

お客様からのフィードバックによると、データエクスプローラーの発リンクエクスポートは、処理しやすいフォーマットではありませんでした。

そのため、エクスポートされた.csvファイルに「発リンク」として個別の行がある、特定のエクスポートメニューを追加しました。

9.複数のシードソース

Ahrefsのサイト監査ツールにおけるすべてのクロールには、開始点があります。これをシードと呼びます。 クローラーがシードページ上のリンクを見つけると、それをたどり、リンクされたページをクロールしていきます。

Webサイトをどこからクロールするか、クローラーに伝えることもできます。オプションは次のとおりです。

  • 「スコープ」フィールドから生成されたURL
  • サイトマップ
  • URLのカスタムリスト
  • Ahrefsによって、外部の被リンクを持つと判断されたURL

新しいクロールを設定するときに選択できるシードは、1つだけです。

10.リダイレクトチェーンやリダイレクトループの問題

リダイレクトは、多くのWebサイトに不可欠な要素です。 単に301リダイレクトであれば、サイトのパフォーマンスに悪影響を与えることはありません。ただし、リダイレクトチェーンには、常に注意が必要です。

そこで、2つの新しいエラー検出を追加しました。

リダイレクトチェーンの検出

リダイレクトループの検出です。

通常、これらの検出がなされた場合は、サイトにあるリダイレクトチェーンを削除することをお勧めします。 ただし、チェーン内のリダイレクト数が5未満である限りは、それほど重要ではありません。

ただし、リダイレクトループを検出した場合は早急に対応すべきです。 これはクローラーにもユーザにも「トラップ」のようなものとなります。

サイト監査ツールでは、影響を受けるURLのリストをクリックすると、レポート画面にリダイレクトチェーンに関するすべてのデータが表示されます。

  • 最初のリダイレクトURL
  • チェーン内のURL
  • 最終リンク先URL

11.問題の詳細と「修正方法」の説明強化

(ツールは)SEOの問題を報告するだけでは、不十分であることを理解しています。 これらの問題を修正する方法と、その理由を説明することも重要です。

そのため、問題の説明と「修正方法」の指示内容を改善し、実際の修正作業をこれまで以上に簡単なものとなるようにしました。 また、インターフェースに記載した説明が十分ではない場合、ヘルプセクションに詳細を案内する記事へのリンクを追加しました。

※訳者註:2019/5/17時点では、説明は英語のみとなっております。


<訳者註:サイト監査ツールに限らず、Ahrefsでは機能説明欄のLearn more(もっと読む)リンクをクリックすることで、詳細をご確認いただけます。>

12.データエクスプローラーのフィールドに関するヒント

データエクスプローラーでは、200を超えるデータポイントに関連する問題を表示し、フィルタ処理できます。 これらの多くはとても単純明快なものですが、より良い説明が必要なものもありました。

現在はどのフィールドもマウスオーバーすることで、それらに関する詳細な説明やヒントを確認いただけます。


<訳者註:「深さ(Deapth)」のフィールドでマウスオーバーをした例。他の機能でも、マウスオーバーで詳細を確認できるものが多数あります。>

まとめ

ご覧のとおり、Ahrefsでは継続的にツールを改良しています。

Ahrefsのサイト監査ツールに関するご意見、ご要望がありましたら、こちらでシェアしてください。みなさんのフィードバックは、Ahrefsの開発を推し進めてくれると認識しています。

現在、私達はサイト監査ツールについて2、3ほどの大きなアップデートに取り組んでいます。 詳細はまだお伝えできないのですが、きっと気に入っていただけることでしょう!
どうぞお楽しみに。

サイト監査の新機能は気に入っていただけましたか? (本社ブログの)コメントにて、お知らせください。


著者:Nick Churick
Nickは、Ahrefsの “Communications Manager”であり(いろいろな意味で)、また偶然にもかなり熟練したライターです。 すでにご覧いただいているはず- 彼は現在、Ahrefs公式ブログで定期的に寄稿しているのです。

Webサイトの構造を可視化!Ahrefsの新機能「サイトストラクチャー」とは

この記事は、Ahrefsのユーザー向けに配信されたメーリングリストの翻訳です。


著者:Tim Soulo(Head of Marketing @ Ahrefs )

最近、サイト監査ツールに新しい機能が追加されました。🎉
これは「サイトストラクチャー」と呼ばれるものです。

サイトストラクチャーのレポートでできること

・Webサイトの構造を簡単に見渡すことができます。
・明らかにエラーがあるセクションを即座に視覚化します。

もっとクールなユースケースが欲しいですか?

・「Indexability(インデックス化可能)」を使用すると、インデックスのないページにリンクしている(つまり無駄になっている)ページをすばやく見つけることができます。 これらのページを削除または修正してください。

・「Depth(深さ)」を使用すると、ホームページ(サイトトップ)からホップが多すぎるページを見つけることができます。 これは、あなたのサイトの内部リンクが「深すぎる」ことを意味するものです。

・「HTTP status code(HTTPステータスコード)」を使用すると、内部リンクのある3xxページと4xxページを即座に見つけられます。 これらのリンクを削除または修正してください!

これら以外にも、たくさんのユースケースがあります。

サイトストラクチャーのレポートをお試しいただき、自分のサイトで解決すべき問題を見つけてみましょう😉

ご質問やご意見がありましたら、Ahrefs本社へお知らせください😊

Ahrefsのコンテンツエクスプローラー2.0リリース-一から再構築(新機能付き)

この記事は、Ahrefs.comブログ プロダクトセクションの日本語訳です
原文:Ahrefs Content Explorer 2.0: Rebuilt From Scratch (With New Features)


著者:Tim Soulo (最終更新日:2019/4/4)

※フルスピードによる要約:
・Ahrefsの機能「コンテンツエクスプローラー」がバージョン2.0になりました。
・404などの壊れたリンクになっているコンテンツや、内容を更新して再公開したコンテンツを検索できるようになりました。
・日付や著者名(日本語記事にも対応)で、コンテンツのフィルタリングができるようになりました。
・コンテンツの検索結果に、参照ドメイン数やオーガニック検索トラフィックなどSEO指標のチャートが表示されるようになりました。

2014年、Ahrefsはコンテンツエクスプローラーをリリースしました。何億ものWebページからなる検索可能でフィルター可能なデータベースです。 以来、これは11億を超えるWebページのデータベースにまで成長し、今日、私たちは新しく、そしてずっと改良されたコンテンツエクスプローラー 2.0の発表を発表しています。

新機能について説明する前に、これは小さなアップデートではないことを強調しておきます。

Ahrefsは、一からコンテンツエクスプローラー 2.0を再構築しました!

Ahrefsが提供しているすべてのツールを、ゼロから再構築するという当社の最高経営責任者(CEO)のビジョンにまだ慣れていない場合は、先にキーワードエクスプローラー 3.0のローンチをお知らせする記事(日本語訳版に移動します)をお読みください。

時間がありませんか? これがTLDR版です。新しい技術に移行することで、Ahrefsのツールの動作は著しく速くなり、開発速度が大幅に向上します。 つまり、Ahrefsはコンテンツエクスプローラーにおけるお客様の機能リクエストをより迅速に満たすことができます。

コンテンツエクスプローラー2.0の新機能は次のとおりです(クリックで目次に移動します)。

これらの新機能をさらに詳しく紹介するとともに、実用的な使い方をいくつか説明しましょう。

壊れた(404、410&NXDOMAIN)ページのコンテンツを検索

コンテンツエクスプローラーで検索して、デッドページ(リンク切れや404 not foundのページ)を見つけたことがありますか? いいえ?

それは、Ahrefsのクローラーが、ページがオンラインではなくなったことを確認次第、Ahrefsのインデックスから削除していたからです。

しかし、コンテンツエクスプローラー2.0の開発中、私達はひらめきました:

「 デッドページはAhrefsのインデックスに残しておき、ライブと壊れたページ用のフィルタを追加する、というのはどうでしょうか。」

このひらめきをやってみました。 コンテンツエクスプローラー2.0ではライブまたは破損したページ、あるいはその両方をフィルタリングできるようになりました。

このフィルタはどう便利なのでしょうか?いくつかの「デッドページ」は、高品質な被リンクを持っているからです!

たとえば、料理用のWebサイトを運営しているとします。 「レシピ」のようなものをコンテンツエクスプローラー2.0で検索して壊れたページのみにフィルタすると、69,789の結果が得られます。 その結果を、「少なくとも100の参照ドメインを持つページのみ」に絞り込むと、86のWebページが残ります。

ここで数学をしましょう:
「86のWebページ* 100以上の参照ドメインからリンクされている= 8,600以上の潜在的なリンク構築のチャンス!

いまいち分かりにくいでしょうか? 先ほどのスクリーンショットを詳しく見てみましょう。

このページは、明らかに「どっさりブロッコリーとキヌアのボウル」レシピの本拠地でした(このページの魚拓は、archive.orgでチェックできます)。 この記事は203もの参照ドメインから被リンクを集めることに成功したので、良い内容であったに違いありません。

検索結果に表示されたタイトルをクリックすると、ページが新しいタブで開き、本当に404(つまり、デッドページ)であることを確認できます。

こうした状況に直面すると、完璧な「壊れたリンクの構築」ができるチャンスのように見えてきます。 203の参照ドメインを管理する人々に連絡を取って、デッドページにリンクしていることを伝え、代わりに私たちが作成したライブコンテンツにリンクしてもらえるからです。

しかし、203のユニークなWebサイトからの被リンクのうち、どれが実際にリンクの構築を追求する価値があるのでしょうか?

キャレット(検索結果の詳細を見るボタン)をクリックして、このページの「被リンク」レポートに遷移しましょう。

すぐに、以下の大手Webサイトによる「dofollow」という、事実上の被リンクが確認できます。

……それから他何百もの中小Webサイトとブログによる被リンクです。

ただし、このレシピページはもう存在しません。 つまり、203のサイトがデッドページにリンクしているのです。

そこにチャンスがあります:
・あなた自身が作成した、おいしいブロッコリーキヌアレシピを公開しましょう(すでにその記事を公開していない場合)
・デッドページにリンクしている人々へ、あなたの作ったレシピページを代わりにリンクするよう依頼しましょう。

以下が、この戦略を完璧に実行するための詳細な方法を説明した動画です。

以下は、もう1つの良いヒントです。

デッドページは、不適切なサイト移行やコンテンツ監査後の不要なコンテンツの一括削除、またはドメインの期限切れによってよく発生します。 そのため、1つデッドページがあるサイトは、より多くのデッドページがある可能性が高いと考えています。

どうすればこれらを確認できるでしょうか? そのサイトが抱えるすべてのデッドページを見るには、コンテンツエクスプローラー2.0の検索結果に表示されるドメインをクリックしてください:

さて、ここに2つの良質な壊れたリンクを構築するチャンスがあります!

現時点で、あなたはAhrefsのインデックスにデッドページがいくつあるか、疑問に思うかもしれません。 私も同じ疑問を持っていたので、チームにインデックス内のデッドページをカウントするように依頼しました。 また、それぞれのデッドページが持つ参照ドメイン数を確認してもらうことも依頼しました。

結果は次のとおりです。

現時点(2019年4月)で、コンテンツエクスプローラーのインデックスには2600万のデッドページしかありません。 そのうち、およそ14%は少なくとも1つの被リンクを持っています。 まあ、その数はそれほど大きくは聞こえないかもしれません。

これは、(バージョン2.0開発前の)2018年11月に、インデックスからデッドページを削除することを止めたためです。この結果は、インデックスに追加されるデッドページの数が、1か月に約500万増加していることを意味します。

そこが重要なポイントです。理論的には、壊れたリンクを構築するチャンスを使い切れないことを意味します。

*訳者註:コンテンツエクスプローラーは、バージョン1.0では都度デッドページを削除していましたが、それを止めたことでデッドページが現在進行形で蓄積されていることを説明しています。

ちなみに、今現在インデックスにデッドページがいくつあるか知りたい場合は、次の手順をお試しください。

  1. コンテンツエクスプローラーに移動します。
  2. 検索バーに何も入力せず、検索を実行します。
  3. 「壊れたページのみ(Only Broken)」でフィルタリングします。

検索結果に表示される数は、インデックス内のデッドページ数とほぼ同じです。

重要

コンテンツエクスプローラー2.0は、インデックスに追加するために404ページと410ページを探すことはありません。 行方不明になっていても、既存のページをそのまま保持します。 言い換えれば、2018年11月までに「無効」となっているページは、コンテンツエクスプローラー2.0のデータベースに追加されません。

公開日と再公開日

「Googleの上位100検索リスト」Ahrefsブログで公開しているを見たことがありますか?

私たちは、この投稿を2017年4月に公開しました。しかし、この記事は毎月新しいデータを更新して再公開しています。 これにより、記事はGoogleで引き続き上位にランクされ、コンテンツを最新の状態に保とうとするパブリッシャーにも報いることができます。

*訳者註:日本語ブログで公開している「YouTube検索ランキングトップ100(2018年現在) 」も、原文では毎月データが更新されています。

私たちだけがこの作業をやるわけではありません。 多くのサイトが定期的にコンテンツを更新して、再公開しています。

そのため、 コンテンツエクスプローラー2.0では、コンテンツごとに2つの日付を設定することにしました。

公開日:ページが最初に公開された日付、または最初にAhrefsのbotがクロールした日付。
再公開:最新のクロール中、ページに表示された日付。

重要

公開から30日以内にページが再公開された場合、Ahrefsではそのページを再公開済みとしてマークしません。 人々は記事の公開直後、コンテンツの一部に小さな更新(例:つづりの修正)を行うことが多いためです。

最良の箇所:両方の日付にフィルタがあります!

コンテンツリサーチに関しては、これらのフィルタを使用すると、本当にクールなことができます。

あなたがSEO施策のフリーランスであるか、マーケティング代理店を経営しているなら、まず最初に潜在的なクライアントが古いコンテンツを更新しているかどうか確認するため、簡単リサーチを行いたいと思うかもしれません。

それらの職業ではない場合、自分のWebサイトのオーガニックトラフィックを増やす、簡単すぎるチャンスをつかめるでしょう。これに加えて、さらに実用的な使い方があります。

1.たくさんの被リンクがある古いページを探す

仮にあなたがフィットネスブログを運営しているとしましょう。 被リンクを構築できる明確な道筋が見えるコンテンツのアイデアを探しているとします。 これがあなたができることです:

コンテンツエクスプローラー2.0で「fitness(フィットネス)」や「protein(プロテイン)」などの単語を入力して、検索結果を以下の条件でフィルタしましょう。

  • ライブリンクである(壊れていない状態)
  • 一度だけ公開されたコンテンツである
  • 何年も前に公開されたものである
  • 100以上の参照ドメインを持つコンテンツである

以下が、私たちの得た結果です。

フィルタ条件に一致するのは2,084ページあり、これは非常に関連性が高いようです:

この記事は2016年に公開され、150の参照ドメインから被リンクをもらったものです。

ページを見てみると、他のWebサイトで公開されている高タンパク質スムージーのレシピ記事がリスト化されていることが分かります。

レシピ自体は、このページに表示されない点が重要です。 したがって、このページが訪問者に対して何らかの価値を提供するには、各レシピ記事へのリンクが機能している必要があります。

このページは過去3年間であまり再公開(更新)されていないため、この記事が価値のあるものではないと私は思いました…それは正しい考えでした。 私はこの記事の最初にあるレシピ記事のリンクをクリックしましたが、これはリンク先の記事がもう存在しないことを確認するためだけの作業です。

そういうわけで、あなたは以下の施策ができます:

  1. 高タンパク質なスムージーレシピの、最新版リスト記事を作成しましょう。
  2. この記事のように情報が古いページへリンクしている人に、自分が有利となるよう記事のリンクを差し替えるよう依頼しましょう。

キャレットをクリックして「被リンク」レポートをクリックすると、ページが得ているすべての被リンクを確認できます。

2.公開日は古いが、特定の話題について最近更新されたページを探す

古い記事が最近更新された場合、著者はその話題が潜在的に需要があり、人々がまだ非常に興味を持っているものであると明確に識別しています。

そのため、(まだカバーしていない場合は)これもカバーすることを検討する必要があります。

そのようなページを見つけるには、選択した話題をコンテンツエクスプローラで検索してから、以下の条件でページをフィルタしましょう。

  • ライブリンクである(壊れていない状態である)。
  • 最近再公開された記事である。(直近一年などの期間を指定)
  • もともとは何年も前に公開された記事である。(最初の公開日が過去10何年以内、など)

たとえば、2000年から2016年の間に公開された、「最高のアプリ(best apps)」という話題に関しては135,596の記事があります。このうち、2,894件が過去12か月間に再公開されました。 およそ2%の割合です。

しかし、「最高のiPod(best ipod)」という話題で検索すると、同じ期間に公開された記事は7,735件に過ぎず、過去12か月間に再発行されたのは17件のみでした。およそ0.2%の割合です。

これには意味があります。 iPodは古くからニュースが報じられていたプロダクトなので、関連する記事を更新するサイトがあまり存在しません。 しかし、「最高のアプリ」は人々が今でも気にかけているものです。 新しいアプリは常にリリースされているため、定期的に更新が必要な話題でもあります。

私はGoogleトレンドに精通していると確信しています。Googleトレンドは特定の話題に対する検索の人気度を、時系列で示しています。

この項目では、2016年から2018年の間に世界中の人々が、MMAスーパースター「Conor McGregor(コナー・マクレガー、総合格闘家)」について検索していた時期を表示してみましょう。

コンテンツエクスプローラー2.0で、同じ期間にブログ作成者とジャーナリストが作成したコンテンツの数と比較してみましょう。

バス襲撃事件に対する人々の関心度合いと、公開されたコンテンツ量がどれほど広範囲にそれをカバーしていたかを比較すると、ジャーナリストのセンセーショナルな話題に対する渇望は明白になります。

*訳者註:フロイド・メイウェザー・ジュニア戦やハビブ・ヌルマゴメドフ戦よりも少ない検索人気に対して、公開された記事の量がとても多いことへのコメントです。

他には、どのようにこれらのチャートを使えるでしょうか? いくつかのアイデアがあります:

1.ブランド名を時系列で探す

コンテンツエクスプローラー2.0にあなたのブランド名を入力し、自身のドメインは検索対象から除外してください。 次に、コンテンツトレンドチャートを確認しましょう。

上昇傾向を示していたら、あなたのブランドは時がたつにつれてますます言及されていることになります。

減少傾向を示しているならば、人々があなたのブランドについて言及することがますます少なくなっていることを表します。

編集者メモ

Ahrefsのインフラストラクチャが成長するにつれて、毎月コンテンツエクスプローラに追加されるページ数も増加していくことに注意してください。 何年間も関心が大幅に増減していないものでも、話題によってはわずかな上昇傾向を示すように見える場合があります。(たとえば、「ピザ」というクエリを試してみてください)。


Joshua Hardwick [Head of Content]

競合他社についても同じ方法で、時間経過とともに最もオンラインで言及があるブランドを比較できます。

2.あなたと競合他社の公開頻度を確認する

競合他社の、コンテンツを再公開する頻度が気になったことはありませんか?

ブログのURLをコンテンツエクスプローラー2.0に貼り付けて、検索モードを「In URL」に切り替えるだけです。(Ahrefsにとって競合となりえる)Mozブログの場合は、以下のようになります。

毎月約20の新しい投稿を公開しているにもかかわらず、投稿を再公開することはめったにないようです。しかし、Ahrefsのブログを同じ方法で確認してみると、反対のことがわかります。

コンテンツエクスプローラー2.0のチャートで表示される濃い青色バーが示すように、Ahrefsのブログは常にコンテンツを再公開しているのです。

3.大きなアウトリーチの可能性がある話題を見つける

あなたが公開したコンテンツと同じ話題について言及した人々は、大きなアウトリーチの見込みがあります(あなたのコンテンツが、彼らを感動させる何かユニークなものを持っていると考えて)。

彼らがその話題について言及したという事実は、彼らがそれに興味を持っていると伝えています。 ですから、あなた自身と仕事内容をその分野で紹介していくのは、完全に理にかなっています。

たとえば、(Ahrefsが作った)リンク構築ガイドを宣伝したい場合は、コンテンツエクスプローラー2.0で「リンク構築(link building)」などの単語を記載しているページを検索するといいでしょう。

……そのあと私達がしなければならないのは、彼らに簡単なメールを送って自己紹介し、公開したリンク構築ガイドを見る価値がある理由を説明することだけです。

これは新しい機能ではありません。 古いバージョンのコンテンツエクスプローラーでもできます。

ただし、バージョン2.0には、コンテンツを作成する前に話題の「継続的なアウトリーチの可能性」をチェックできる新しい機能があります。

もう少し説明させてください。 片方のスクリーンショットは「PageRank」に関するもの、もう1つは「リンク構築(link building)」に関するものです。

コンテンツエクスプローラー2.0で「PageRank」を検索し、過去6か月以内に初めて公開されたページをフィルタする場合、 毎月「PageRank」について言及している約500の新しい投稿が公開されていることを、トレンドチャートにマウスを置いて確認しましょう。

「リンク構築(link building)」でも同じことをすると、毎月約2,000の新しい投稿が公開されていると分かります。

言い換えると:毎月の「PageRank」公開数と比べ、「リンク構築(link building)」には、潜在的に4倍以上の新たなアウトリーチの見込みがあります。

これは、クライアントに(SEOを)売り込み、毎月クライアントにいくつリンクを構築することが期待できるかを判断するとき、非常に役立つ演習となります。 仮に、すべての施策で(被リンク獲得の)コンバージョン率が一貫して25%だとすると、毎月2,000件の新しい言及がある「リンク構築(link building)」へのリンクは4倍増えることとなり、500件のリンクが追加されるでしょう。

新しいインラインチャートで、より多くのインサイトを確認

コンテンツエクスプローラーの初期バージョンは、Webのいたるところから「最もシェアされている」コンテンツを見つけることに専念していました。 しかし、時間が経つにつれて、Ahrefsではインデックスにあるすべてのコンテンツに、SEO指標を徐々に追加していきました。

そしてバージョン2.0では、各ページのSEO指標に対して、視覚的に強調するようにしました。

ご参考までに。 ドメインレーティング、オーガニックトラフィック、トラフィックの価値のグラフは、表示期間を選択することもできます。 過去30日間、過去6ヶ月間、または過去3年間から選択できます。

これらのチャートの使い方は以下のとおりです。

参照ドメインのチャート

これを使えば、たくさんの被リンクを集めているページを一目でチェックできます。

たとえば、すでに自分のサイトにあるコンテンツに関連した話題を検索してみてください。 同じ話題に関する他サイトのページが見つかるでしょう。 常にリンクを集めているページや、最近リンクが急増しているページを探せます。

「被リンク」レポートをチェックして、これらのページをさらに詳しく調べましょう。 このコンテンツの背後にいる人(運営者)が、うまくリンク構築していることを見つけるかもしれません。 この発見は、あなたも学んだり真似したりできるものです。

トラフィックチャート

トラフィックのグラフは参照ドメインの増加と相関するため、(このグラフに注目すると)Webページの所有者がオーガニックトラフィックの観点から目立つ変化を起こすリンクを構築、または獲得している可能性を見つけられます。

トラフィックが減少しているページに気付いた場合、それは長い間更新されていない可能性があります。 その場合は、同じ話題に関する新しいコンテンツを公開することで、上回れる可能性があります。

その他の新機能とフィルタ

これをまとめる前に、ここで言及に値する新しいことがいくつかあります。

Webサイトまたは作者を1クリックでフィルタリング

コンテンツエクスプローラー2.0の検索結果に表示された著者名をクリックすると、その著者が執筆した他のコンテンツが表示されます。

これは、ゲスト投稿 を売り込むサイトを見つけるとき、特に便利です。

より良い期間指定フィルタのUI

設計が不完全なカレンダーUIを、何ヶ月も何年もスクロールして貴重な時間を無駄にする必要はもうありません。 公開/再公開日付によるフィルタリングをこれまで以上に簡単にするために、「カスタム」フィルタとともに多数のプリセットを追加しました。

*訳者註:過去24時間、過去7日間、過去30日間、過去90日間、過去12ヶ月間、今年のプリセットが提供されます。

最後に

この記事は、新しいコンテンツエクスプローラーでできることの、ほんの一部に過ぎません。今後、詳細を案内するビデオチュートリアルを作成する予定です。

とは言え、まだ発見されていない新たなコンテンツエクスプローラの使い方があると確信しています。 この記事について何か考えのある方は、(原文の)コメントで知らせてください! 🙂

8つの無料キーワード調査ツール(Googleキーワードプランナーにうんざりしている方へ )

この記事は、Ahrefs.comブログの日本語訳です。

原文:8 Free Keyword Research Tools (That CRUSH Google Keyword Planner)

(Joshua Hardwick / May 17, 2018)

フルスピードによる、この記事の要約

  • 2016年夏以降、Googleキーワードプランナーは、無料の状態では検索ボリュームを適切に表示しなくなりました。
  • その代替として使える、無料キーワード調査ツールを8つ紹介しています。
  • 無料ツールだけでは調査に時間がかかる場合、有償ツールと比較検討してみませんか?

みなさんはGoogleキーワードプランナー(略称:GKP)の制限にうんざりしていませんか。 もしそうなら、正しいページに辿り着いていると言えます。

Googleキーワードプランナーがすごく、本当にすごかった古き良き時代を思い出してみましょう。「シード」となるキーワードを入力して、大量のキーワード候補とそれに関連する検索ボリュームを確認できました。

現在(2018年著者執筆時点)、Googleはこれらの数字を曖昧な範囲に制限し、表示しています:(

注釈:正確な数を確認することもできますが、それはGoogleのAdWordsキャンペーンに十分な費用をかけて、そのようなデータに値すると判断した場合に限られます。

誤解しないように言うと、Googleキーワードプランナーはまだ便利なツールです。いくつかの良いキーワードを示唆してくれますし、それらをグループに分割してくれますし(これは今も便利です)、完全に無料です。

しかし、Googleキーワードプランナーが、現在あなたがキーワード調査のために使う唯一のツールであるならば、見逃しているものがあります。

もちろん、最初からたくさんのデータ、機能、そしてフィルタを持っているAhrefsのキーワードエクスプローラーのような、有償ツールを使うという手もあります。

しかし、あなたがSEOについて学び始めたばかりだったとして、Ahrefsのような有償SEOツールを購入しても、正しく使いこなせないとしたらどうでしょうか。

金銭的な投資なしであなたのSEO施策を助けるための、無料のキーワードツールはいくつも存在します。まずはこれらについて知ってみましょう。

目次:クリックで見出しに移動します

  1. Googleトレンド
  2. Keyword Shitter
  3. AdWord & SEO Keyword Permutation Generator
  4. Answer the Public
  5. Google Correlate
  6. Keywords Everywhere
  7. Wordtracker Scout
  8. Google Search Console

それぞれのツールについて、詳しく調べてみましょう。

動画で説明した方がいいでしょうか? 以下のビデオでは、AhrefsのメンバーSam Ohが、このリストから6つ取り上げて紹介しています。(訳者註:音声、字幕は英語です)

Googleトレンド

先ほど挙げたリストは、Googleによる他の便利なキーワードツール(既にご存知かもしれませんが)から始めましょう – Google トレンドです。

Google トレンドは、検索トレンドが時間とともにどのように変化するかを視覚化します。キーワードを入力すると、過去12か月間の相対的な人気がグラフ表示されます。

これがどのように役立つかを実証するため、「プロテインパウダー」についてGoogle トレンドのデータを確認しましょう。

このクエリの検索人気は、年間を通じて比較的安定しているようです。しかし、よく見ると8月から12月にかけて徐々に低下し、1月に人気が急上昇しています。これは、1月に多くの人が「health kick(健康食品やグッズに凝る)」を行っているためと考えられます。

※訳者注:1年の目標として健康管理を挙げるのは、日本と近い傾向ですね。

さらに、過去5年間のGoogleトレンドデータを確認すると、これは毎年発生している急増なのです(これは、Googleキーワードプランナーからは収集できなかった情報です)。

あなたがフィットネスに関する情報を提供するブログを運営している場合、たとえば1月上旬にプロテインパウダー関連のコンテンツ公開することは、理にかなっているかもしれません。

しかし、Googleトレンドには、もう1つの素晴らしいからくりを隠し持っています – 入力したキーワードに関連するクエリです。

ページの一番下までスクロールすると、[関連クエリ]ボックスが表示されます。これは、現在人気が高まっている関連クエリを(明らかに)示しています。

※注釈:関連クエリボックスの疑問符アイコン(上のスクリーンショットを参照)をクリックすれば、上位「関連クエリ」の詳細を確認できます。

Googleトレンドは、他では考えられなかった検索クエリをすばやく知りたいとき、特に便利であることがわかりました(たとえば、「ボーンブロスプロテインパウダー」は……えっそんなのあるの!?)。

※訳者註:ボーンブロスは、鶏や豚、牛の骨などから出汁を取ったスープのこと。

しかし正直なところ、これはGoogleトレンドという無料ツールが持つ可能性の、氷山の一角にすぎません。そのため、キーワード検索にGoogleトレンドを使用するための全ガイド記事も一緒に読むことをお勧めします。

Keyword Shitter

http://keywordshitter.com/

このツールが何をするのかを推測するのには、あまり想像力を必要としません。「シード」キーワード(または多数のキーワード)を入力して「Shit keywords!」を押すだけです。

それは、いわゆる「ビジネス(抽出作業)」を始めるでしょう。

時間はかかりますが、このツールを使用すると多くのキーワード候補が表示されます。私は30分間実行したままにして20,000のサジェストキーワードを取得しました……しかも、まだ抽出作業は「進行中」でした!

Keyword Shitterは、Googleオートコンプリートをマイニングしているのです。

NOTE:Googleオートコンプリートをご存知ですか?

Googleオートコンプリートとは、Googleで検索キーワードを入力したときに表示される、予測変換の結果です。

Keyword Shitterは、とても基本的なデータを表示します。(Googleキーワードプランナーのように)検索ボリュームや傾向データを表示したり、キーワードをグループ化表示したりすることはありません。

しかし、Keyword Shitterはもう一つの注目すべき機能を持っています:ポジティブとネガティブのフィルタです。

それでは、ポジティブフィルターの欄に「buy(購入)」という単語を追加して、(Googleトレンドのときのように)もう一度「プロテインパウダー」検索を実行してみましょう。

これで、「buy」という単語を含むクエリのみ、マイニングされたことがわかります。

ネガティブフィルタは反対のことを行います – フィルタに入力した単語を含むクエリを除外します。これは、購入意欲の高い関連クエリを探すときに便利です(たとえば、「プロテインパウダーを購入する」、「プロテインパウダーストア」など)。

※訳者注:Keyword Shitterには画面右にポジティブ/ネガティブフィルター枠があります。感情のポジティブ/ネガティブではなく、日本語における「〇〇を含む単語のみ」「〇〇を含む単語を除外」フィルタとお考えください。

NOTE:Googleオートコンプリートキーワードのアイデアがもっと必要ですか?

Ahrefsのキーワードエクスプローラーにある、検索サジェストレポートをお試しください。

キーワードエクスプローラ>検索候補

Keyword Shitterとは異なり、Ahrefsでは、検索ボリューム、キーワード難易度(KD)など、さまざまな指標も提供しています:)

注釈:Keyword ShitterがGoogleオートコンプリートをマイニングする、唯一のツールではありません。 KeywordTool.ioもありますが、このツールは検索結果が最大700キーワードに制限されます(「プロ」メンバーにはさらに多くのキーワードがあります)。

Infinite Suggestも、もう1つの選択肢ですが、その名前(Infinite=無限)にもかかわらず、Keyword Shitterが抽出するキーワードの数ほどは見つからないことがわかりました。

そして、他にもたくさんのGoogleオートコンプリートマイナーがあります。 Googleで「google auto suggest tool 」と検索するだけで出てきます。

Google、Bing、Amazon、YouTubeからのオートコンプリート提案をマイニングするa href=”http://tools.seochat.com/tools/suggest-tool/#sthash.0ZlIdVNy.ewqWw4hS.dpbs” target=”_blank” rel=”nofollow”>SEOChatと言うツールもあります。

AdWord & SEO Keyword Permutation Generator

http://seo.danzambonini.com/

このツールは、複数のキーワードリストを、可能な限り組み合わせるものです。

例を挙げて説明しましょう。私は3つのキーワードリストを作成し、それらを組み合わせて順列リストを作成しました。そうすると、リスト1,2,3のそれぞれを全て組み合わせたキーワードが生成されます。

これは、テーマとするキーワードリストに、取引または情報収集で使われる修飾子(「最高の」、「最低な」、「購入」など)を追加する場合に便利です。

AdWord & SEO Keyword Permutation Generatorは、ローカルSEO目的にも使用できます。

たとえば、複数の郡でサービスを提供する、配管会社を運営しているとしましょう。このツールを使用する方法は次のとおりです。

注釈:3番目のキーワードリストはオプション項目です。 上記のように、2つのリストからのみでも順列を生成できます。

これを使う以前に、市区町村のリストが必要ですか?

Wikipediaを試してみましょう。私は「フロリダの郡」と検索し、このリストを見つけました。

※訳者註:出典が信頼できるかどうかは、ご自身で判断してください。

それから私はScraper(Chrome用の無料プラグイン)を使ってリスト全体をスクレイピングしました。

注意: このような情報をスクレイピングする方法については、私のWebスクレイピングガイドを読んでください。

このツールについて言うべきことは、他にそれほどありません。機能はとてもシンプルで明確なものであるため、キーワードに付随するデータ(検索ボリューム、傾向、クリック単価など)は表示されません。しかし、それらはそもそもこのツールの目的ではありません。時間を節約するために存在するツールだからです。

注釈:3つ以上のキーワードリストを組み合わせる必要がありますか?KeywordIn.comを試してみましょう。

ローカルSEOをしていますか? このツールを試してください。

これは、ビジネスの種類と場所に基づいてキーワード置換を生成する便利なツールです。

あなたのビジネスカテゴリ(例えば、配管工)を入力し、関連する個々のサービスリストから選択し、そして「キーワードを生成する」をクリックしてください。

そこに、あなたが持つべきものが出てくるでしょう。- ニッチと位置関連のキーワード置換リストです:)

Answer the Public

https://answerthepublic.com/

質問、前置詞、比較、アルファベット順、および関連する検索が見つかった場合、Publicに回答します。

何を言ってるのか、混乱しますか? それぞれについて、1つずつ取り組んでいきましょう。

「シード」キーワードを入力することから始めましょう。(これまでと同じように)「プロテインパウダー」を使いましょう。

訳者註:GIFアニメーションの様子は、ブログ原文でご覧いただけます。

(はい、私はGIFを使ってこのサイトがかっこいいことを紹介しました。)

「シード」キーワードを入力した後に最初に表示されるのは質問です。これらは、who、what、why、where、how、which、when、are、isを含む検索クエリです。たとえば、「どのプロテインパウダーが最もおいしいか?」という検索クエリです。

デフォルトでは、ビジュアライゼーションされた結果が表示されますが、必要に応じて通常の古いリストに切り替えることもできます(私はこれを使用します)。

訳者註:GIFアニメーションの様子は、ブログ原文でご覧いただけます。

次に、私たちには「命題」を持つことにします。- すなわち、for、can、is、near、without、with、toを表すクエリです。これらは[seed] [preosition] [______]形式に合う検索クエリです。たとえば、「炭水化物を含まないプロテインパウダー」、または「体重増加のためのプロテインパウダー」などです。

それから、我々は「比較」をします – すなわち、vs.、vs、そして、like、orといった単語を含むクエリです。繰り返しになりますが、これもフォーマットは[seed] [comparison] [______]です。たとえば、「プロテインパウダー 対 肉」、または「プロテインパウダー または 鶏の胸肉」というクエリが該当します。

そして最後に、私たちはアルファベット順と関連するクエリを持ちます。アルファベット順はGoogleのオートコンプリート候補です

そして関連するクエリが出てきます。さて、誰かご存知ですか?

私の経験からすると、Answer the Publicが出す関連カテゴリの提案数はほぼ常に20までで、キーワードがどのように導き出されるのかはわかりません。それでも、時々いくつか宝石のように素敵な検索クエリを返します。

しかし、Answer the Publicはどこからデータを取得しているのでしょうか?私たちが知っている限りでは、それはGoogleキーワードプランナーでしょう。

「QUESTION」タイプの提案がもっと必要ですか?

Answer the Publicは、“ cat(猫)”というフレーズに対して合計200個質問ベースのクエリを出します。Ahrefsのキーワードエクスプローラーと比較してみましょう。 Ahrefsはこの目的のためだけに、専用の「Questions(質問)」レポートがあります。

キーワードエクスプローラー> “cat”>Questions(質問)

Ahrefsでは、約376,000のキーワードを抽出します。 Answer the Publicより1880倍多い結果です。

認めましょう。 この見出しでは、Ahrefsが持つビッグデータの力をアピールしています。

※訳者註:原文では「we’re flexing our big data muscles here.」と説明。

ほとんどの人にとって、Answer the Publicには十分な数のキーワード候補があると言えるでしょう。しかし、あなたのサイトが大きく育つにつれて、常にキーワードエクスプローラーが視野に入ってくるはずです:)

注釈:Answer the Publicが抽出した、すべてのデータはCSVやイメージファイルとしてエクスポート可能です。 登録やログインは不要です(2019年2月時点)。

Google Correlate

https://www.google.com/trends/correlate

はい。グーグルからの別ツールですね。

Google Correlateは、Google自身の言葉で、実社会の傾向に一致する検索パターンを見つけます。 すなわち、トレンドの相関関係を示すものです。

注釈:Google Correlateは、技術的にはGoogleトレンドの一部です。 しかし、Googleトレンドと比較すると、キーワードのアイデアを見つける方法として別のものを提供するため、私はこれを独立させて言及するに値すると感じました。

例によって(あなたが推測した通り)「プロテインパウダー」と検索してみましょう。

Google Correlateは「プロテインパウダー」と相関する傾向を持つ10の検索クエリを返します。

注釈:さらにキーワードを表示するには、「もっと表示」をクリックします。また、これらのクエリすべてに「シード」として入力したキーワードが含まれているわけではないことに気付くでしょう。

これは相関データであるためです。これらは検索傾向がシードキーワードと相関するキーワードなのです。

そのため、Google Correlateはいくつか本当に無関係なキーワードを表示します。

……「売り出し中の移動住宅」は、「プロテインパウダー」と相関しているようです。

しかし、時々ですが、このツールはあなたが考えたこともない宝石を出してくれることもあります。その好例が「Ninja Blender(忍者ブレンダー)」です。

私はこのキーワードを自分で考えたことは一度もありませんでしたが、改めて考えてみると、これらが相関している理由がわかります。 忍者ブレンダーとは、(家電の)ブレンダーのブランドであり、人々はプロテインシェイクを作るためにブレンダーを使用しているのです。 (マジか!)

ですから、おそらく人々が「忍者ブレンダーを使ったプロテインシェイクのレシピ」を探しているのかもしれません。

予感したこと=確認できました

私は「忍者ブレンダー タンパク質レシピ」に興味があったので、Ahrefsキーワードエクスプローラーでチェックすることにしました。

月に20回の推定検索ボリュームがありました。

ボリューム自体はあまりないですね。 しかし、キーワードの難易度(KD)は低いので、このキーワードに注力して順位付けするのは簡単でしょう。SERPの概要を確認すると、このキーワードがロングテールキーワードからのトラフィックを増やす可能性があることも明らかです。

現在、検索トップのページは207のキーワードで順位付けされており、オーガニック検索からは毎月推定162の訪問者を流入しているため、私たちはこうした推測を述べることができます。

Keywords Everywhere

https://keywordseverywhere.com/

Keywords Everywhereは、Chrome(またはFirefox)用の無料アドオンで、検索ボリューム、クリック単価、競合データをすべてのお気に入りにしているWebサイトに追加します。

これらのWebサイトは次のとおりです。Google、eBay、Amazon、Answer the Public、Keyword Shitterなど。

これがGoogle検索で実行したときの様子です。

…そしてKeyword Shitterについても。

簡単なヒント

もしかすると、私が考えていることが見えてきましたか?

Keywords Everywhere + Keyword Shitter =それほど制限がなされていないGoogleキーワードプランナーですね:)

Keyword Shitterを使用して何千ものGoogleオートコンプリート候補を検索し、次にKeywords Everywhereを使用して検索ボリュームを引き出します。Keyword Shitterから、すべてのKeywords Everywhereデータをスプレッドシートにコピーして貼り付けるだけです。

唯一の欠点 – 更新の頻度と精度は別として、これについてはすぐに触れます。-ご覧のとおり、結果は奇妙な方法でフォーマットされています。しかし、それはGoogle Sheetsの魔法で解決できないほどの問題ではありません。

このGoogleシートをコピーして、[Everywhereキーワード]データを最初のシート( “PASTE HERE”というラベルの付いたシート)に貼り付けます。

それから、「RESULTS(結果)」シートに行ってみてください、はるかにきれいなリストが見えることでしょう:)

自身のカジュアルブラウジングをキーワードリサーチに変えるため、これは非常に便利なツールです。

考えてみてください。毎日何件のGoogle検索を行っていますか?私にとっては、おそらく数百です。 たぶん数千という場合もあります。

現在、検索するたびに、そのキーワードに関連するデータが表示されます。これにより、重大な宝石となるキーワードが見つかります。これは、YouTube、Bing、Amazon、eBayなど、いたるところで発生します。

注釈:Keywords Everywhereでは、Google検索のキーワード数とクリック単価の見積もりのみが表示されます。 つまり、Amazonのようなサイトに表示されるデータは、Amazonの検索ボリュームではなく、Googleの検索ボリュームを反映しているということです。

しかし、このデータはどこから派生したのでしょうか。私は、キーワードEverywhereの創設者であるAkashに連絡を取りました。

これが彼の発言です。

Keywords Everywhereに表示される検索ボリューム、cpc、および競合データは、Google キーワードプランナーから直接取得されます。
私たちは毎月かそれに近い頻度で更新される、20億以上のキーワードのキャッシュを持っています。
ボリュームが50を超えるキーワードは、毎月1回Google キーワードプランナーから新しい数値を取得します。
少量のキーワードは2、3ヶ月に1回更新されます。


Akash Mansukhani, Founder, Keywords Everywhere

そのため、基本的にこれらの数字はGoogle キーワードプランナーから直接取得されます。ここで注意することが2つあります。

1.これらの数字は、いくつかの理由から有料ツール(Ahrefsキーワードエクスプローラーなど)の数字ほど正確ではありません

2.(有償、無償問わず)ソースに関係なく、トラフィック推定のために検索ボリュームを盲目的に信頼するべきではありません

注釈:FirefoxもKeywords Everywhereを利用できます。

Wordtracker Scout

https://www.wordtracker.com/scout

Chromeエクステンションにこだわってみましょう。

これはもう1つの素晴らしいツール、Wordtracker Scoutです。

任意のWebページを閲覧しながら拡張子を押すと、そのページから最も関連性の高いキーワードが抽出されます(これはキーワード密度チェッカーのようなものですが、それよりも優れています)。

データは単語の集まりとして表示されます。これを操作して、関連性や単語数で候補を絞り込むこともできます。

この画面は、Bodybuilding.comにある「最高のプロテインパウダーのリスト」で実行中のものです。

訳者註:GIFアニメーションの様子は、ブログ原文でご覧いただけます。

[キーワード]タブに移動すると、キーワードに関する追加の情報(検索、競合、機会)が表示されます。

さまざまな国/地域のデータを表示することもできます。

これらのデータはすべて簡単にコピーでき(「コピー」ボタンを押すだけ)、Googleスプレッドシートへ良い感じにペーストできます。

しかし、このデータは実際にはどこから来たのでしょうか。 Googleキーワードプランナーからではないですよね?

Wordtrackerによると、すべてのデータはWordtrackerの「実在する人々による、文字通り何十億もの実際に検索された[中略]巨大なデータベース」から派生しています。

私はWordtrackerに連絡して、詳細を尋ねました。 これが彼らの語ったことです。

[Wordtracker Scout]は、セカンドティア検索エンジンなどのさまざまなサードパーティのソースから渡されたWordtrackerデータセットを使用します。


Owen Powis,Chief Executive OfficerWordtracker

※訳者註:セカンドティアは、第二層の意味。 second tier search enginesは、GoogleやBing以外の検索エンジン群を指しています。

Google Search Console

Google Search Console

ほとんどのキーワードツール(無料やそれ以外も)は、ターゲットとする新しいキーワードを見つけるために作られています。しかし、あなたが既にランク付けしている既存のキーワードについてはどうでしょうか?

これらからは、収集するインサイトはないのでしょうか?

絶対に(あります)。

そのため、Google Search Console(略称:GSC)は、見逃してはならないキーワードツールです。

注釈:Google Search Consoleは、自分が管理しているWebサイトに流入していないキーワードデータにはアクセスできないため、ここでは「プロテインパウダー」の例は止めます。代わりに、Ahrefsブログを使って解説します。

[検索コンソール]> [検索トラフィック]> [検索分析]> [クエリ]に移動します。

次に、表示回数、クリック率、掲載順位のチェックボックスをオンにします。

これで、過去28日間に、どのクエリがあなたのサイトで最も多くクリックに貢献したかが分かります。各クエリの表示回数、クリック率、平均掲載順位も表示されます。

このレポートは実に多くのことを伝えてくれます – あなたが探しているものが、そもそも何かを知る必要があるだけです。

まず第一に、表示回数の項目を見てください。Google Search Consoleの平均掲載順位が7位以下であると報告された場合、少なくとも私の意見では、ほとんどの検索クエリで表示されている可能性があります。

結果はどうでしょうか? 表示回数=かなり正確な検索量の推定値となります。たとえば、上のスクリーンショットから「seo audit(SEO監査)」と言うクエリをを取りだしてみましょう。

Ahrefsブログの順位は2.9位(平均)で、過去28日間で13,528表示回数(インプレッション)がありました。これは非常に多く、おそらく実際の「seo audit(SEO監査)」の検索量にかなり近いでしょう。

残念ながら、この検索クエリからのクリック数は723件でした:(

おそらく、これは平均して3位にランクされているため、上位2件のページよりもCTRが低水準だからです。

このキーワード=それほど努力しなくても、達成可能と言えます(low-hanging fruit)。

このクエリで上位に順位付けした場合、13000ほどある月間検索ボリュームのうち、より大きな割合を “盗める”可能性が出てきます。

これはおそらく、いくつかのリンクを作成すること(リンクビルディング)によって、現在の順位を向上させるために役立つキーワードと言えます。

参考文献

Google Search Consoleのデータは、一度試してみることをお勧めします。 把握しておくべきキーワードのインサイトがたくさんありますよ!

無料と有料のキーワードツール:どう比べる?

とても単純です。無料のキーワードツールは、有料のツールに比べてやや制限があります。無料のツールに使い道が無いわけではありませんが、アクセスできるキーワードのアイデアやデータ量は、有料のツールと比較すると常に少なくなります。

このため、有料のツールを使用すると、より深く掘り下げて高度なマーケティング調査を行えます。

説明しましょう、(有償ツールである)Ahrefsのキーワードエクスプローラーに「プロテインパウダー」と入力するとどうなるでしょうか。

これはAhrefsのキーワードエクスプローラーの「プロテインパウダー」抽出結果スクリーンショットです。

以下のようなあらゆる種類のデータ指標を含み、59億キーワードのデータ(2017年時点のデータ。他の無料キーワードツールよりもはるかに大きいです)から抽出された、8万件弱のキーワードが表示されます。

  • Estimated monthly search volume;
  • Keyword Difficulty (KD);
  • Clicks;
  • CPC;

これらはすべて検索結果を調査可能ですし、フィルターも可能、そして数秒以内に結果が出ます。

注釈:キーワードのデータベースは頻繁に更新されます。 毎月新しいキーワードが追加され、検索ボリュームも更新されます。

無料のキーワードツールを使ってこのようなことをするのは、とてもではありませんが不可能と言えるでしょう。
さらに、キーワードの競争力について知り、施策を行う機会があるかないか決定するには、上位10件のページを分析する必要があります。

そのためにSERPオーバービューがあります。

これは、Ahrefsのキーワードエクスプローラーが取得できる、「プロテインパウダー」のSERPオーバービューのスクリーンショットです。

ご参考までに;私たちが知る限りでは、他のキーワードツール(無料または有料でも)は、これを実行できません。

最終的な考え

誤解しないでください、無料のキーワードツールで、いくつかの良いキーワードを見つけることは可能です。しかし、そうすることは非常に時間がかかります。

そして時は金なり、です。

個々のクエリに対してGoogleオートコンプリートの結果をマイニングする(および複数の無料キーワードツールから得たデータを、スプレッドシートにまとめる)のに費やす時間は、実際にコンテンツを作成したりリンクビルディングをしたりなど、もっと重要なことにも使えるはずです。

さらに、Ahrefsのキーワードエクスプローラーなどの有料キーワードツールは、大量のデータから提案を導き出します。

これにより、実際にターゲティングする価値がある機会を持ち、競争が少ないキーワードを見つけることは、遥かに効率的になります。

結論:無料のキーワードツールは優れていますが、有料ツールほどではありません。 (意外ですねー。)

もし、あなたがこの他にもクールな無料キーワードツールを知っているならば、(原文ブログの)コメントで知らせてください。 私は喜んでリストに追加することを考えたいと思います:)

著者:Joshua Hardwick


コンテンツ責任者@Ahrefs(または、わかりやすい英語で、私が公開するすべてのブログ投稿がEPICであることを確認する責任があります)。The SEO Projectファウンダー。

Ahrefsのキーワードエクスプローラー 3.0リリース。一からの再構築(より多くのデータと共に)

この記事は、Ahrefs.comブログ プロダクトセクションの日本語訳です
原文:Ahrefs Keywords Explorer 3.0: Re‐Built From Scratch (With More Data)

著者:Tim Soulo(最終更新日:2019/2/4)

※フルスピードによる内容要約
・Ahrefs本社が、キーワードエクスプローラー3.0のベータ版を公開しました。
・キーワードエクスプローラー3.0のベータ版では、YoutubeやAmazonなど9つの検索エンジンデータが追加されました。
・Ahrefs本社の開発リソースが更新されたことで、今後のプロダクトや既存プロダクトのアップデートがより早くなります。

2016年、私たちは業界で最も優れた(最良ではないとしても)キーワードリサーチツールの1つを作成するため、多くの時間とリソースを投資しました。
それが、キーワードエクスプローラーです。

2018年に、私たちはこれを一から再構築しました。

今回の製品アップデートは、開発作業のほとんどがフロントエンドではなくバックエンドで行われたという点で、キーワードエクスプローラー2.0(従来版)とは異なります。

つまり、KE 2.0(キーワードエクスプローラー2.0)で行ったように、大量の新しいUI機能を追加するのではなく、9つのデータソースの追加と、新しい技術の導入によって全体を再構築したということです。

データ追加:YouTube, Amazon, Bing, Yahoo, Yandex, Baidu…

キーワードエクスプローラー 3.0では、さらに9つ(!!!)の検索エンジンが追加されました。

  1. YouTube
  2. Amazon
  3. Bing
  4. Yahoo
  5. Yandex(ロシアの検索エンジン)
  6. Baidu(百度、中国の検索エンジン)
  7. Daum(韓国の検索エンジン)
  8. Naver(韓国の検索エンジン)
  9. Seznam(チェコの検索エンジン)

ほとんどのSEO、コンテンツマーケティング担当者は、Googleが唯一の検索エンジンではないことを知っています。 それはただ最大のシェアを持っているということです。

あなたの仕事(またはビジネスで受けた業務)のために、より多くの露出を得たいならば、あらゆる機会を検討しなければなりません。

私は2015年8月8日に、AhrefsのYouTubeチャンネル最初のビデオを公開しました。

当時、私はiPhone 5で自分自身を撮影していました。最初のビデオを作成するのには、4時間近くかかりました。iPhone 5のカメラで、非ネイティブの言葉で話したデータがひどかったためです。

それから早送りー4年ぐらい先に進みました。すばらしいSam Oh氏のおかげです。今や私たちのAhrefsチャンネルは200万回以上閲覧されており、現在約36,000人の購読者がいます。

さらに印象的なのは、(この成果を出すまでに)キーワード戦略を行っていなかったことです。

しかし、この度YouTubeのキーワードデータが完成したことで、2019年は私たちの動画コンテンツがさらに速い成長率になることを期待しています。

データの収集元について

私たちがYouTubeとAmazonのキーワードデータをいじり始めて(※)以来、多くのSEO仲間はそのデータがどこから来るのか、当然のように尋ねてきました。

クリックストリームです。

この用語を聞き慣れない方に解説すると、クリックストリームデータとは、人々がコンピュータにインストールする、あらゆる種類のソフトウェアやアプリケーション(主に無料のもの)を介して収集されるデータを指します。

これらのアプリケーションは(自分たちが提供する機能以外に)あなたのブラウジングデータを収集し、それを匿名化して(!!!)、他の会社に再販売します。

私たちのクリックストリームデータパートナーからは、世界中の人々が前述の「検索エンジン」に対して行った検索行動に関するデータを購入しています。

次に、これらの数値を推定しつつ、各検索クエリの人気も推定するためいくつかの数学を使用します。

重要:私たちの知る限りでは、今日市場に出回っている他のキーワードツールは、YouTube、Amazon、Bingなどのクリックストリームデータに対応していません。

したがって、私たちのデータを他のサードパーティ製ツールのデータと比較する前に、必ずそれらのデータの出所について問い合わせてください。

残念ながら正直なところ、追加した9つの検索エンジン用にクリックストリームデータを購入するには、手間がかかります。しかし、これまでのところ、コミュニティからのフィードバックを判断すると、価値があるものと言えるでしょう。

※訳注:原文では「teasing」と表現。からかうというよりは、弄るようなニュアンスを優先しました。

プロダクト開発をまったく新しいレベルに引き上げる

2018年初頭、創業者兼最高経営責任者(CEO)のDmitryが、大胆な動きを見せてくれました。

彼は、新しいツールや機能を2017年と同じペースでリリースするのではなく、一歩後退して、Ahrefsと言うプロダクトを実行する技術のアップグレードに向けて、1年間専念することにしました。

以下が、この決定の背後にある、彼の思考過程について尋ねられたときの発言です。

VCからの資金提供を受けていない会社であるため、長期的な製品戦略よりも短期的な成長を優先させる必要はありません。2020年までに、私たちはAhrefsがWebサイトを持つあらゆる企業にとって、必須のツールになることを望んでいます。
それが私たちの主な焦点です。 私たちのプロダクトが関連性を保つためには、清潔でモダンなUIが必要だと思います。同時に、私たちは小さなチームを維持しながら、新しい機能を素早く追加できるようにし続けたいと思っています。
そのため、開発プロセスを改善するために、一歩後退して時間をかけるようにできれば幸いです。


Dmitry Gerasimenko, Founder & CEO Ahrefs

12か月後、キーワード 3.0はReact、ReasonML、OCamlで動作します。

※訳者註:開発のライブラリや言語について表明しています。

開発者ではない人のためにー私のようなマーケッターが読者の大部分を占めていると思いますーAhrefsユーザーとして、このギークな人が何を言っているのか説明しましょう。

Ahrefsは、より高速なツールへ

この新技術は、コンピュータサイエンスにおける最新に進歩したものを採用しており、はるかに効率的です。これにより、著しく高速に動作するツールを構築することができます。



※訳者註:原文掲載、Slackのスクリーンショットより

これは、レポートデータがロードされるのを待つ時間が減り、請求書作成の実作業にかかれる時間が増えたことを意味するやり取りです。

開発スピードの向上

Paul Graham(※)による素晴らしい記事からの抜粋は、DmitryがAhrefsに対する彼のビジョンをよりよく説明するために私と共有したものです。

ソフトウェアを、より速くより良く書いている企業は、その他すべての事柄が同じであれば、競争相手はつぶれることになります。 (中略)スタートアップにおいて、あなたが間違った技術に賭けた場合は、競争相手があなたをいずれつぶすことになります。

(中略)

Lispはソフトウェアを素早く書くための、本当に良い言語であることを私たちは知っていました、そして、サーバーベースのアプリケーションは迅速な開発の効果を拡大します。
(中略)Lispはとても高機能であるため、大きな開発チームは必要とせず、コストはより低くなるでしょう。


Paul Grahampaulgraham.com

※訳者註:ポール・グレアムは、米国のLispプログラマー、エッセイスト。Y Combinatorの創立者、「ハッカーと画家」の著者としても有名。

「Lisp」の部分を「OCaml + ReasonML」に置き換えれば、DmitryのAhrefsに対する技術ビジョンが得られます。

2010年以来、AhrefsはOCamlをバックエンドに使用してきたので、すでに9年間「正しい」技術を使用することによる、競争上の優位性を経験しています。

競争相手が真似できないようなことを、私たちに可能としました。

今後は、これらの高水準プログラミング言語を採用した結果、次のことが可能になります。

  • 少数の開発者チームを維持しながら、より良く、より速いツールを構築します(従業員数は45人までです)。
  • 新製品のアップデートは、以前よりも早くリリースされます。

言い換えれば、2019年を通して、多数の新機能 / 改善がキーワードエクスプローラに追加されるのを期待することができます(皆さんがAhrefsのCannyを通じて、フィードバックや機能のリクエストを投稿することを歓迎します)。

※訳者註:Cannyとは、ユーザーがフィードバックを送れるマネジメントツールです。Ahrefsの機能で改善して欲しいこと、追加して欲しい機能がある場合はこちらからお送りください。

https://ahrefs.canny.io/keywords-explorer?sort=top

また、競争上の優位性がどの程度あるかを説明しておきながら、なぜ私たちが技術スタックを公に共有しているのか疑問に思う人もいるでしょう。

さて、これは同じポール・グレアム氏の記事から抜粋したものです。

(中略)私たちがLispを使っていると知っていたとしても、彼ら(競合)がLispを使う理由を理解していなかったので、秘密を守る必要はありませんでした。

そんな感じです。

※訳者註:実際には、ポール・グレアム氏ではなく友人ロバート・モリス氏による発言と注釈があります。

これは始まりに過ぎません…

キーワードエクスプローラー 3.0は大きな一歩であり、次に続くプロダクトやアップデートのための強固な基盤を提供します。

新しいテクノロジーと貴重なユーザーからのフィードバックを得て、2019年がAhrefsチームとお客様の両方にとって、楽しい年になるための準備を整えたとしましょう:)

Ahrefsのキーワードエクスプローラーで付与される上限数について

この記事は、Ahrefs.comヘルプページの日本語訳です。
原文:Allowances in Keywords Explorer
(Si Quan Ong / 最終更新日:2019/2/4

Ahrefsの機能「キーワードエクスプローラー」で付与される、さまざまな「上限数」についてご案内するページです。

キーワードエクスプローラーに表示される、レポート取得などの「上限数」について、もっと詳しく知りたいですか?このページでご案内いたします。

デイリーレポートの上限数について

※ブラウザの別タブで画像を開くと、画像が拡大されます。

キーワードエクスプローラー(2019年2月4日時点、ベータ版Ver.3を公開しています)のデイリーレポートは、1つしかキーワードを入れなかった場合でも、たくさんのキーワードリスト(最大10,000)を入れた場合でも、「1レポート」としてカウントされます。

デイリーレポート(または日次レポート表記)の上限数は、お申し込み頂いているプランによって異なります。「料金とプラン」ページで、現在申し込んでいる、またはお申し込みを検討されているプランの「日次レポート数」の項目にて、1日の上限を確認してください。

※註:2019年2月現在、ライトプランは25回/日、スタンダードプランは100回/日、アドバンスドプランは200回/日、エージェンシープランは1,000回/日となっております。上限数は今後変更される可能性があります。本社公式サイトの「料金とプラン」ページをご覧ください。

https://ahrefs.com/ja/pricing

デイリーレポートの上限数を工夫して使うには

デイリーレポートの上限数に予想以上の早さで達することが無いよう、キーワード分析はリストを作成して一度にまとめて行うことをお勧めします。

バッチ分析のため、キーワードエクスプローラーにキーワードリストを入力した後は、そのキーワードに関連付けられているすべての指標(SERPの概要と掲載順位の履歴を含む)が表示されます。

※ブラウザの別タブで画像を開くと、画像が拡大されます。

これらのキーワードを分析し続ける(または「キーワード候補」レポートでキーワード候補をさらに探す)場合は、「デイリーレポート」を消費することはありません。

ただし、これらのキーワードに加えて、1つ以上検索するよう特別にリクエストした場合はデイリーレポートの上限数が減ります。ご注意ください。

SERP Updates(SERPデータの更新)

デフォルトでは、キーワードエクスプローラーはAhrefs本社のデータベースの中(4億7,300万ものうち)で、最も人気のある(月間検索ボリュームが多い)キーワードがキャッシュされたSERP(上位100件の検索結果)を表示します。

このSERPは、キーワードの人気度に応じて、数時間から数週間前のキャッシュが取得されます。人気の高いキーワードほど、キャッシュの頻度は高くなります。

もし、特定のキーワードで、現在上位10件のSERPを見る場合は、「Update(または更新)」ボタンをクリックしてください。

※ブラウザの別タブで画像を開くと、画像が拡大されます。

新しいSERPのキャッシュとともに、キーワードの難易度(KD)を再計算し、キーワードの上位トピックを更新します。どちらも上位10件にランキングしているページに依存します。

※注:他の全ての指標(検索ボリューム、クリック数、リターンレートなど)は変わりません。
※注2:キーワードの難易度(KD)に関する解説は、以下本社ブログをご覧ください(英文)
https://ahrefs.com/blog/keyword-difficulty/

「料金とプラン」ページで現在申し込んでいる、またはお申し込みを検討されているプランの「SERP updates per month(月次のSERP更新)」項目にて、毎月の上限を確認してください。

※注:上限数は今後変更される可能性があります。本社公式サイトの「料金とプラン」ページをご覧ください。
https://ahrefs.com/ja/pricing

※注2:使いきれなかった「SERP updates」の回数は、翌月に持ち越されません。

また、「SERP updates」の残数は、キーワードエクスプローラーの画面右上から確認できます。

※ブラウザの別タブで画像を開くと、画像が拡大されます。

「SERP Updates」を使い果たした場合はどうなりますか?

「SERP Updates」の残数が無くなっても、引き続きキーワードエクスプローラーを使用できます。

唯一の違いは:残数が無くなった月は新しいSERPをリクエストできません。過去にキャッシュされたデータが表示されます。

ただし、キャッシュはできるだけ新鮮に保たれているため、人気の高い(つまり検索ボリュームが大きい)キーワードに対しては、新しいSERPが表示される可能性があります。