2024年4月にリリースしたAhrefsの新機能

プロダクトブログ

この記事はAhrefs公式ブログの日本語訳です。
原文:What’s new at Ahrefs? (April 2024)
(著者:Rebekah Bek / 原文の最終更新日:May 2, 2024)
※フルスピード註:この記事は2024年5月2日時点の記載をもとに翻訳しています。Ahrefs公式ブログの記事は今後追記・再公開されることがありますことをご了承ください。

今月は、被リンクカレンダーレポート、モバイルとデスクトップ別の配信統計、ランクトラッカーのタグ 2.0などを紹介します。

早速本題に入りましょう。

サイトエクスプローラー

被リンクカレンダーレポートのリリース

新規に得た被リンク、または失った被リンクの変化をすべて表示する、被リンクカレンダーレポートをリリースしました。

※フルスピード注:このレポートは、以下の順序で利用できます:

  1. Ahrefsのサイトエクスプローラーにアクセス
  2. 分析したいドメインまたはURLを入力
  3. 「概要」レポートが最初に表示されるので、左サイドバーの「カレンダー」をクリック
  4. 以下のGIFアニメーションのように、「Backlinks(被リンク)」のグレー色タブをクリック
  5. カレンダー形式で、分析対象ドメイン/URLの新規取得または失った被リンクの履歴を閲覧できます。

新しいページは常に作成されては消滅するため、このタブの中にある「Best links(ベストリンク)」フィルタを適用することで、分析対象サイトにとって重要なリンクに重点を置いてレポートをチェックできます。

このレポートは、競合他社サイトのリンクを監視するのに最適です。競合が得た新しいリンクも、失ったリンクもカレンダー形式で確認できます。

被リンクカレンダーレポートが利用できるプラン:新しいスタンダードプラン以上の方 + 従来(レガシー)のアドバンスドプラン以上。

フルスピード注:「ベストリンク」は、デフォルトでは以下スクリーンショットのように設定されています。この設定は、「ベストリンク」ボタンをクリック>「ベストリンクフィルターの設定」から、任意の設定に変更することも可能です。

キーワードエクスプローラー

今月導入する新しい指標が、いくつかあります。

フルスピード注:今月リリースされた指標のうち「M/D」列と「初回確認日」列は、キーワードエクスプローラーの以下レポートに実装されました:

  • 「フレーズ一致」レポート
  • 「関連用語」レポート
  • 「検索候補(サジェスト)」レポート

各レポートにモバイル/デスクトップの列を追加

この M/D 列には、モバイルとデスクトップで発生している検索割合が棒グラフで表示されます。

※フルスピード注:「Mobile/Desktop」の略で、M/Dと記載されています。また、青がモバイルの割合、黄色がデスクトップの割合です。レポートでこの列にマウスオーバーをすると、100%を上限とした相対的な割合が表示されます。以下スクリーンショット、黄色の枠内をご確認ください。

「初回確認日(First seen)」列の追加 

「初回確認日」列には、分析対象のキーワードがAhrefsによって最初に発見し、インデックスに追加した日付が表示されます。

この列をクリックして並べ替えをすると、関連キーワード群の中でも最近見つかったばかりのキーワードを優先して確認したり、そのトピックで最近生まれた新しいキーワードやトレンドを発見したりできます。

検索タイプの分布統計

「概要」レポートには、検索タイプの分布統計も追加されました。※フルスピード注:キーワードエクスプローラーで分析したいキーワードを入力>最初に表示されるのが、「概要」レポートです。

これは、検索者が特定のクエリを入力するときに好む形式を理解できるようにする指標で、さまざまな検索タイプに合わせて、皆さんが作成するコンテンツをどう最適化すればいいか考えたいときに役立ちます。

ツールをまたいだアップデート

Google スプレッドシートにエクスポートができるように

サイトエクスプローラーとキーワードエクスプローラーにあるにあるすべてのレポート(※)から 、表示データをGoogle スプレッドシートに直接エクスポートできるようになりました。※フルスピード注:「レポート」とは、各エクスプローラーの左サイドバーにあるすべての画面を指します。表示結果=レポート画面、となります。

これを行うには、各レポート画面の「エクスポート」ボタンをクリックし、下のGIFアニメーションのように「Google アカウントを連携(Link Google Account)」をクリックして連携、権限を許可するだけです。

ランクトラッカー

「タグ2.0」レポートを公開

ランクトラッカーにて、「タグ2.0」レポートが公開されました。新機能には次のものが含まれます:

  • 履歴データを表示する「比較」モードの実装
  • 「変化(Change)」列をクリックし、この値で並べ替え可能に
  • 「キーワード(Keywords)」列にある青い数字(キーワード数)をクリックすると、ランクトラッカーの「概要 2.0」レポートに移動し、そのタグが設定されたキーワードの順位進捗を表示できるようになりました。

「GSC>ページ」レポートに URL フィルタを実装

ランクトラッカー>左サイドバー「GSC」>「ページ(Pages)」レポートに、「URL」フィルタが実装されました。この URL フィルタでは特定のURLだけ絞り込めるため、特に進捗を追っているページの動向を、より迅速に見つけることができます。

全般的なリリース

API v3:キーワード履歴エンドポイントの改善

API v3 のキーワード履歴エンドポイントは、以下をサポートするようになりました:

  • クエリパラメータの選択をサポート
  • より多くのランキンググループをサポート。さまざまなランキングの可能性があるキーワードを見つけることができます。

いつものように、レポートの API ボタン​​をクエリビルダーとして使用できます。

Ahrefs API v3ドキュメントはこちら
※フルスピード注:Ahrefs APIに関するお問合せは、Ahrefs社サポートチーム(support@ahrefs.com)にご連絡をお願いいたします。

APIv3: 新しい送信リンク数(outgoing link counts)エンドポイント 

次に、最もリクエストの多かった API 機能の 1 つである、送信リンク数(outgoing link counts)を追加しました。

これにより、ターゲットドメイン/URLからの発信リンクデータを取得し、それらを大規模に最適化できます。

該当エンドポイントのAPIドキュメントを読む
※フルスピード注:Ahrefs APIに関するお問合せは、Ahrefs社サポートチーム(support@ahrefs.com)にご連絡をお願いいたします。

今月はここまでです。その他の更新についてはAhrefs の変更ログを確認し 、機能リクエストがあれば Canny に残してください。それでは、Ahrefsの新しいリリースをお楽しみください!

著者プロフィール

RebekahBek

Rebekah Bek
Ahrefs を理解し、操作し、使いこなすのに役立つコンテンツを開発しています。
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  • ・コンテンツが少なく、Webサイトのアクセスが伸びない。
  • ・競合サイトに検索順位で後れを取っている。
  • ・リンク獲得ができず、Webサイトが評価されない。
  • ・お問合せや資料請求のコンバージョンが増えない。

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