ページランクはまだ終わっていない?ページランクの重要性とは

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この記事はAhrefs公式ブログの日本語意訳です。
原文:Google PageRank is Not Dead : Why It Still Matters
(Tim Soulo / Sep 13,2018)

<フルスピードによる要約>
・SEOに関わる仕事をしている方であれば、「ページランク」 という言葉を聞いたことはあるでしょう。この記事では、ページランクの概要や、重要性などについて説明しています。
・Ahrefsの機能の応用的な使い方も説明しています。

目次(クリックで見出しに移動します)

あなたは、2年以上、SEOに携わっていますか?
であれば、Googleツールバーのページランクはご存じでしょう。

画像の引用元:SEL

上記のように、以前はWebサイトのページランクが、「0~10」のスケールで表示されていました。
しかし、Googleはページランクを更新することをやめていました。2016年にページランクのサポートの終了を公式に発表する何年も前からです。このため、一部のSEO有識者は、ページランクをSEOには無関係な要素だと見なしています。

以下はページランクについて言及する有識者たちの投稿です。

ページランクは依然としてGoogleのランキングアルゴリズムにおいて重要な役割を果たしていると言っています。

※訳者要約:ランキングを決める際に、18年後もページランクを考慮していると思いますか?
(Gary Illyesは、Googleの職員であり、彼自身から直接配信された意見です。)

この古いツイートが、ページランクがランキング要素となる証拠になるわけではありませんが、数カ月前、Gary Illyesは、シンガポールで行われた会議でこう発言しています。

ページランクツールバーが存在していないだけで、ページランク自体は依然としてアルゴリズムの一部である。

この発言を受けて本記事を作成しました。目的は3つあります。

  1. 2018年のページランクの重要性と関連性に関する記録を明確にする。
  2. ページランクの基本の説明。
  3. ページランクに類似した機能を持つツールについて。

Googleのページランクとは?

ページランクは、ページにリンクしている他のページの量と質を調べ、「ページの価値」を判断する方式です。その目的は、ネットワーク内の特定のWebページ(ワールドワイルドウェブ)の相対的な重要性を判断することです。

Googleの共同設立者であるSergey BrinLarry Pageは、1997年にスタンフォード大学の研究プロジェクトの一環として、ページランクを考案しました。彼らはその動機を次のように説明しています。

「Googleの主な目標は、Web検索エンジンの品質を向上させることです。」

ここが重要なポイントです。検索エンジンは、現在のGoogleほど効率的ではありませんでした。YahooやAltavistaなどの初期の検索エンジンも同様です。どの検索エンジンも検索結果の表示方法には多くの課題を抱えていました。

以下では、SergeyとLarryが論文で、検索エンジンの状態について発言しています。

「最近、検索エンジンを使用した誰もが、インデックスが検索結果を決める唯一の要因ではないと証言できます。「Junk Result(※訳注:意図とは反する検索結果=インデックスのみをランキング要因とする検索結果」は、多くの場合、ユーザーが興味を持っているページを検索結果から取り除いてしまいます」

ページランクは、「Webの引用(リンク)グラフ」を使用して、この問題を解決することを目的としていました。

このアイデアは、科学者が科学論文の「重要性」を評価する方法から来ています。つまり、それらを参照している他の科学論文の数を見ることです。SergeyとLarryは、この概念を取り入れ、Webページ間の参照(リンク)を追跡し、Webページを評価するのに活用しました。

この方法は非常に効果的だったため、現在知られているGoogleの検索エンジンの基盤となりました。

ページランクの機能について

1997年に発行された元論文の、ページランクの式は次の通りです。

「ページAが、それを指すページT1..Tn(つまり、引用)を持っていると仮定します。パラメータdは0~1の範囲で設定できる減衰係数です。通常、dは0.85に設定します。dの詳細については、次のセクションで説明します。

また、C(A)は、ページAからの発リンクの数として定義されます。ページAのページランクは次のようになります。

PR(A)=(1 d)+ d(PR(T1)/ C(T1)+…+ PR(Tn)/ C(Tn))

ページランクは、Webページの確率分布を形成するため、すべてのWebページのページランクの合計は1になることを頭に入れておいてください。 」

もっと簡単に説明してみましょう。

Googleは、Webページのページランクを計算する際に、次の3つの要素を考慮しています。

  • 被リンクの量と品質
  • 各リンクページの発リンク数
  • 各リンクページのページランク

ページCに2つのリンクがあるとします。1つはページAから、もう1つはページBからです。ページAはページBよりも強力であり、また、いくつかの発リンクがあるとします。この情報をページランクのアルゴリズムに当てはめるとページCのページランクが以下のようになります。

ページランクの式には、ランダムユーザーがWebページを閲覧する時に、リンクをクリックし続ける確率をシミュレートする、いわゆる「減衰係数」もあります。これは、リンクがクリックされるたびに減少するとされています。

次のように考えてみてください。

最初にアクセスしたページのリンクをクリックする確率はかなり高いです。ただし、次のページのリンクをクリックする可能性はわずかに低くなります。

そのことを念頭に置いて、ページランクアルゴリズムの各反復で、ページの合計、 「投票数」 に 「減衰係数」(一般に0.85と想定)を掛けます。もし、BBCが4つの 「リンクホップ」 を介してページにリンクする場合、そのリンクの値は、最終ページがほとんど利益を得ない程度に「減衰」されます。ただし、2つのリンクホップのみを介して同じページにリンクする場合、そのリンクはページに強い影響を与えます。

編集者メモ:

あなたは疑問に思うかもしれません:
「ページA、または、ページBのページランクを知らなかった場合はどうなりますか?」
これは、次の質問をするようなものです。

“Sergeyが自分のお金の半分をLarryに渡した場合、Larryはいくら持っていますか?”

そもそも、Sergeyが持っている金額はいくらなのかという重要な情報が欠けているため、この質問に答えることはできません。大ざっぱな例えですが、ネットワーク内の他のすべてのページのページランクを計算するには、1ページだけでも正確なページランクがわからないと計算できません。Googleはこの問題をどのように克服するのでしょうか?

以下は、ページランクの元論文からの抜粋です。

「ページランクは、単純な反復アルゴリズムを使用して計算でき、Webの正規化されたリンクの流れにそって算出できます」

分かりにくい表現ではありますが、基本的に、Googleのページランクアルゴリズムは、リンクページの最終的なページランクを知らなくても計算するのに困ることはありません。ページランクは、絶対的な「スコア」ではなく、リンクグラフ上の他のすべてのページと比較した相対的な尺度であるためです。

もっと詳しく知りたい場合は、こちらの記事を読んでください。


Joshua Hardwick
Head of Content

Googleはなぜ、ページランクの表示をやめたのか

2016年にGoogleの広告担当者が言ったことは次の通りです。

「インターネットとインターネットの理解が複雑になるにつれて、ツールバーのページランクスコアは、単一の独立したメトリックとしてユーザーにとってあまり有用ではなくなりました。ツールバーからページランクの表示を廃止することで、ユーザーとWebマスターがページランクに振り回されて混乱するのを防ぎます」

この決定には以下の要因がありました。それは、リンクスパムです。

SEOは長い間、順位付け要素としてページランクに取り憑かれていると言ってもいいでしょう。おそらく、Webページのランクを、「ツールバーのページランク」が目に見える形にしたからでしょう。

他の順位要因は、ページランクのように視覚的に判断できなかったので、ページランクのみが重要な要因であるように思われました。その結果、人々はすぐに「high PR links(被リンク)」の売買を開始しました。今でもそうですが、それは巨大な産業になっています。

リンク販売者が、そもそもこれらの「high PR links(被リンク)」をどのように構築するのか疑問ですが、その方法は多く存在します。2000年代半ばの主要な買収戦略の1つは、ブログにコメントを残すことでした。

Googleにとって、これは大きな問題でした。リンクは元々、ページにふさわしいものとして自然に設置されていたため、品質を判断するのに適していました。不自然なリンクにより、高品質のページと低品質のページを区別するアルゴリズムの効果が低下しました。

「nofollow」の使用方法について

2005年、Googleは他の主要な検索エンジンと提携して「nofollow」属性を導入しました。これにより、ウェブマスターが特定のリンク(ブログコメントなど)を介してページランクの転送を停止できるようになり、ブログコメントスパムが解決されました。

「nofollow」の導入に関するGoogleの公式声明からの抜粋は次のとおりです。

「ブロガー(またはブログの読者)であれば、「割引医薬品サイトにアクセス」といったリンク付きブログコメントを送信し、自分のWebサイトの順位を上げようとしたことはあるでしょう。 これをコメントスパムと言い、Googleは好んでいません。そして、これをブロックする新しいタグをテストしました。今後、Googleがハイパーリンクで、(rel =“nofollow”)の属性を確認した場合、検索結果でWebサイトが順位付けされても、それらのリンクは信用を得られません」

現在、ほとんどすべてのCMSのシステムはデフォルトでブログのコメントのリンクを「nofollow」しています。

しかし、Googleが1つの問題を解決すると、別の問題が偶発的に悪化しました。

ページランク・スカルプティング

※訳注:スカルプティング(sculpting)とは、「彫る」、「彫刻」などを意味します。
ページランク・スカルプティング(PageRank Sculpting)は、主に、「nofollow (他にはrobots.txtやJavascript)」 属性を使用して、ページランクを操作することです。

初期のページランクの方式では、Webページの発リンク間で均等に分割されます。そのため、ページのページランクがyで、ページに10個の発リンクがある場合、各リンクを介して転送されるページランクの量はy / 10です。

しかし、10個のリンクのうち9個に「nofollow」属性を追加するとどうなるでしょうか?これらのページのうち、9ページへのページランクの流れは止まり、ページ上の1つのリンクのみにページランクのスコアが転送されますよね?

当初はそうでしたが、ウェブマスターは、すぐに「nofollow」属性を重要度が低いと思われるページ(発リンクなど)に選択的に追加し始めました。これにより、サイトの周囲のページランクの流れを効果的に「スカルプト」できました。

例えば、ページランクのスコアが7あるページがあり、特定のページの「パワー」を高めたい場合、スコアが7あるページから「パワー」を高めたい特定のページへとリンクし、スコアが7あるページ上にあるその他のリンク全てを「nofollow」にします。そうすることで、「nofollow」されていないページにスコアが7あるページからページランクの最大量が送信されます。

Googleは2009年上記について、変更を加えました。以下、Matt Cuttsのブログの抜粋を確認してください。

「10のページランクポイント」と10の発リンクを含むページがあり、そのうち5つのリンクがnofollowを設置していない場合はどうなりますか? […]もともと、nofollowが設置されていない5つのリンクはそれぞれ2ポイントのページランクを受け渡し[…] 1年以上前、Googleはページランクの流れを変更し、nofollowのない5つのリンクはそれぞれページランクの1ポイントを受け渡すようにしました。

下記画像で、その違いを表しています。

現在もこの、「nofollow」の仕組みが有効であるかはわかりません。 Googleは9年前にこの変更を行ったため、現在は状況が異なる場合があります。今は、他の要因(ページ上のリンクの位置など)も、リンクの価値に影響を与える可能性があります。

ただし、「nofollow」属性を一部のリンクに追加しても、ページ上の他のリンクに「リンクジュース」を集中させるのに役立たないことは確かです。

Googleは、ページランクを徐々に廃止

上記の「dofollow」と「nofollow」に関するページランクの受け渡し方法を変更した直後、Googleはウェブマスターツールからページランクのデータを削除しました。

その後、2014年には、GoogleのJohn Muellerが、ページランクが更新されなくなるので、ページランクの使用をやめるべきだと述べた際、公開されていたページランクのサポートが再び打撃を受けました。

Googleはその後、下記のコメントを出しています。

「ページランクやリンクを指標として使用しません。 ページランクは、1年以上前に更新されています(覚えている限り)。これ以上更新する予定はありません。サイトでユーザーに何をしてほしいかを考え、そのための適切な指標を検討してください」

そして、2016年、ツールバーのページランクは正式に廃止されました。

これにより、Webページの「真の」ページランクを探る方法がなくなったため、「high PR links(被リンク)」の売買がより困難になりました。

ページランクの代替指標について

現在、ページランクの代替指標は存在していません。
しかし、それに近い指標を持つのが、AhrefsのURLレーティング(UR)です。

※追記:MozとMajesticには、ページランクと似た独自の指標もあります。詳細については、クリエイターのウェブサイトのドキュメントをご覧ください。この記事では、AhrefsのURLレーティング(UR)についてのみ説明します。これは、私たちが完全にURLレーティング(UR)に関する理解があり、信頼している指標であるためです

URLレーティング(UR)とは?

「AhrefsのURLレーティング(UR)は、対象URLの被リンクプロファイルが1から100までのスケールでどれだけ強力かを示す指標です。」

ページのURL評価(UR)を確認したい方は、 サイトエクスプローラーにURLを貼り付けてください。

または、SEOツールバーを使用します。

URLレーティング(UR)とページランクが類似している点

ここでは透明性を保つため、URLレーティング(UR)を、ページランクの初期のバージョンと同様の方法で計算しますが、同じ結果になるとは限りません。 Googleの担当者以外の誰も、ページランクが長年に渡ってどのように発展してきたかを知りません。

ただし、URLレーティング(UR)は、次の点で初期のページランクの方式に匹敵することがわかっています。

  • ページ間のリンク数を計算できる
  • nofollow属性を推奨している
  • 「減衰係数」がある
  • 幅広いWebページ内のクロールが可能(正確なリンクベースの指標を計算する際に重要な要素です)

要確認:これは、URLレーティング(UR)と、初期のページランクの方式を比較する方法です。Googleは、設立から21年の間、その方式を繰り返し改善してきました。Googleは、検索結果が他のどの検索エンジンよりもはるかに優れているため、きっとそうだと考えます。

以下は、Matt Cuttsからの引用です。ページランクの「スカルプティング」に関する、2009年のブログ投稿です。

「2000年に入社した時でさえ、Googleは従来のページランクの論文で見たよりも高度なリンク計算を行っていました。 Googleがリンク分析の革新を停止したと思っていたとしたら、それは間違いです。まだページランクと呼んでいますが、リンクに基づいて評価を計算するGoogleの能力は、長年にわたってかなり進歩しています」

URLレーティング(UR)とGoogleページランクの違いについて

Googleは長年に渡り、多くの特許を申請しており、それらは一般に公開されています。しかし、Bill Slawskiでさえ、どの要素がアルゴリズムの一部であるか、またはそれぞれがどのくらいの影響を与えるのかを知りません。

この事実だけでも、URLレーティング(UR)が、現在のページランクとどのように異なるかを知ることは非常に困難です。

リンクの価値の計算方法は、想定できるほど簡単ではありません。

以下の画像をご覧ください。

Ahrefsのクローラーは、ページBの8つのリンクの価値を計算しますが、すべてのクローラーが同じように機能するわけではなく、上記のリンクの価値をGoogleがどのように計算するかはわかりません。

一部の方程式を理解したからといって、リンクの価値を計算するのは難しいです。とても複雑だからです。

以下も答えがわからない質問になります。

ページランクの転送は、ページ上のリンクの位置によって異なりますか?

Googleの reasonable surfer patentで、このことが事実である可能性があることを示されています。

特に、上記ドキュメント内の上位のリンクは、下位のリンクよりも多くのページランクのポイントを転送する可能性があると考えられています。サイドバーのリンクとメインコンテンツのリンクについても同様です。

Bill Slawskiは、Googleが、リンクの重要性を評価するために使用する可能性のある他の機能について、リストを挙げています。

2.内部リンクは外部リンクと同じ方法でページランクを転送しますか?

Googleのreasonable surfer patentでは、この事が事実である可能性があることを示しています。

Bill Slawskiは、彼の特許分析を踏まえ、こう述べています。

この質問に対する決定的な答えはありません。 しかし、Googleの特許に存在するからといって、それがアルゴリズムの一部であることを意味するわけではありません。 Googleは長年に渡って多くの特許を申請しています。

3.サイトからの最初のリンクは、同じサイトからの後続のリンクよりも多くの価値を転送しますか?

Bill Slawskiは、同じサイトからの後続のリンクは「ページのスコアを計算するときに無視される可能性がある」と述べています。

また、約10億のWebページを分析したところ、一意の参照ドメインの数とオーガニックトラフィック(自然検索での流入)の間に、明確な正の相関関係が見つかりました。

4.興味がある場合は、Mozの記事で、すべてのリンクが同じように作成されない理由について説明します。

ページランクの代替として、URLレーティング(UR)を使用する必要があるか

URLレーティング(UR)は、初期のページランクの方式と多くの共通点があるため、ページランクの適切な代替品と言って良いでしょう。

しかし、完璧ではありません。URLレーティング(UR)は、現代のページランクほど、多くの要因を考慮していません。

したがって、私たちのアドバイスとしては、URLレーティング(UR)を使用はしても、影響されすぎないでくださいということです。リンクを追跡する前に、常にリンクターゲットを手動で確認します。(実際のページにアクセスする)

ページランクを維持(高める)する方法

このセクションを始める前に、重要なポイントを挙げておきます。

これから伝えるポイントは、ページランクまたは、URLレーティング(UR)を最適化するためのものではありません。そのような考え方だけでは、よい意思決定はできないでしょう。まずは、サイトでページランクを失ったり、無駄にしたりしないように考えることが大切です。

重要視すべ要素は次の3つになります:

  1. 内部リンク:ページ同士のリンクの設置は、Webサイトの「権威」、「リンクジュース」の流れに影響します。
  2. 外部リンク:URLレーティング(UR)とページランクは、発リンク先に権威を共有します(だからと言って、外部リンクを削除、または「nofollow」すべきという意味ではありません)。
  3. 被リンク:被リンクは、サイトのいわゆる「リンクジュース」に影響します。これは慎重に対応する必要があります。
  4. これらを個別に解説していきます。

    内部リンク

    被リンクは常に制御できるとは限りません。ユーザーは、選択したWebサイトの任意のページにリンクでき、好きなアンカーテキストを使用できます。ただし、内部リンクは異なり、完全に制御できます。

    内部リンクはに関する情報は膨大になるため、他の記事で説明をしています。
    今回は、内部リンクのベストプラクティスを以下に示します。

    1.重要なコンテンツをできるだけトップページに近づける

    サイトエクスプローラーを使用して、被リンク数の多いページを調べましょう。方法は以下の通りです。

    サイトエクスプローラー > ドメイン入力 > 被リンク数の多いページ

    入力したホームページがリストの一番上にあることは間違いないでしょう。

    それには大きく2つの理由があります。

    1.ほとんどの被リンクはトップページを指します:レポートの参照ドメインの列を見てください。ほとんどの場合、トップページへのリンクの数は、Webサイトのすべてのページの中で最も高いことがわかります。

    2.ほとんどのサイトは、他全てのページからトップページにリンクしています:Ahrefsのブログの左上にあるロゴをご覧ください。トップページにリンクしています。トップページへのリンクは全てのページに存在します。ほとんどのサイトはこのような構造をしています。

    そのため、ページがトップページに近いほど(内部リンク構造の観点から)、より多くの「権威」が与えられます。だからこそ、重要なコンテンツをできるだけトップページの近くに配置するのが効果的です。

    特定のページが、トップページからどれだけ離れているかは、サイト監査ツールでサイトクロールを実行することで確認できます。このビデオで実装方法をご覧いただけます。

    上記を理解した上、次に進みます。

    以下の通り操作すると、
    サイト監査 > project(プロジェクト)の選択 > crawl(クロール)を選択 > Data Explorer
    こちらの画面になります。

    「Depth」の列を降順に並べ替えて、トップページから非常に離れたページを表示することもできます。

    しかし、この操作だけでは、トップページから全てのページにリンクすることはできません。
    そもそも、トップページがサイトで一番権威が高いページというわけではありません。

    ですから、サイトの特定のページに、より多くの「リンクジュース」を送信したい場合は、次の手順で進めます。

    1.被リンク数の多いページのレポートを使用し、サイト内で最も権威のあるページを見つける(※訳者注:上記で説明した通り、ほとんどがトップページですが)

    2.関連する、URLレーティング(UR)の高いページから対象ページへのリンク

    例えば、AhrefsブログのBest by Links(被リンク数の多いページ)のレポートを見ると、「75 Actionable SEO Tips(That Work Like A Charm in 2018)」のURLレーティング(UR)が高いことがわかります。

    また、この記事で、ページランクに言及しています。

    つまり、この記事と関連性が高く、このページにリンクするにはうってつけのURLレーティング(UR)の高いページです。

    編集者メモ

    新しく公開されたブログの投稿に、内部リンクを追加するのに最も関連性が高く、URLレーティング(UR)の高いページを見つけるための簡単なトリックを次に示します。

    「site:」を下記の通り使用します。
    site:yourdomain.com “topic of the page we want to link to internally”

    例えば、このページの内部リンクを見つけたい場良い、次を検索します。

    site:ahrefs.com/blog “pagerank”

    これにより、「pagerank(ページランク)」という言葉に言及しているブログ投稿がすべて公開されます。

    しかし、これらのページのうち、どのページが最も強力な内部リンクを提供すことができるでしょうか。

    Chris AinsworthのSERPスクレーパーを使用して、結果を洗い出し、AhrefsのBatch Analysis toolに貼り付けて、URLレーティング(UR)で並べ替えればそれがわかります。

    上記の通り「PageRank(ページランク)」という言葉に言及している最も権威のあるページのリストができました。次のように、これらのページのいくつかからこのガイドに内部リンクを追加できます。

    内部リンクに関する投稿はこちら

    Joshua Hardwick
    Head of Content

    2.オーファンページ(孤立したページ)を修正する

    ページランクは、内部および、外部リンクを介してサイト全体に流れます。つまり、「リンクジュース」は、サイト上の1つ以上のページから実際にリンクされている場合にのみ、ページに到達できます。

    ページに内部リンクが無いページを、オーファンページ(孤立ページ)と呼びます。

    このようなページを見つけるには、まずサイト上のすべてのWebページのリストが必要です。これを行うのは少し難しいかもしれませんが、多くの場合サイトマップからページを抽出できます。CMSによって、生成されたWebページのリストをダウンロードすることもできます。

    それができたら、Ahrefsのサイト監査ツールでWebサイトをクロールし、次の通り操作して、下記のページに移動します:

    サイト監査 > Data Explorer > Is valid(200)internal HTML page=yes

    このレポートをエクスポートします。これには、クロール中にサイトで見つかったすべてのURLが含まれます。

    次に、このレポートのURLとサイトのページのリストを比較し、クロールが明らかでないページを見つけ出します。そのページはオーファンページ(孤立ページ)である可能性が高いです。そのページは削除するか(重要でない場合)、内部リンクを追加する(重要な場合)ことで改善しましょう。

    外部リンク

    多くの人は、外部のリソース(つまり、他のWebページ)へのリンクが、順位要因を何らかの形で損なうと感じています。それは真実ではありません。外部リンクは影響がないため、他のサイトへのリンクについて心配するべきではありません。 私たちは、Ahrefsブログの有力なリソースに定期的にリンクしていますが、トラフィックは常に増加しています。

    ページにあるリンクが多いほど、各リンクが転送する「価値」が少なくなるのは事実です。しかし、2018年に、ページ上の各リンクの価値を計算することは、Googleが最初のページランクの特許を申請した1990年代半ばに比べて単純ではないことは間違いありません。

    そのため、リンクをため込み、どこにもリンクを受け渡さないような行為をGoogleは推奨していません。
    記事の最後に情報のソースを示す外部リンクを貼ることがありますが、このリンクは、ユーザーにとって役立つものであれば積極的に貼るべきです。

    次に、外部リンクのベストプラクティスをいくつか紹介します。

    1.必要がない限り、外部リンクを「nofollow」にしないでください

    「nofollow」についてGoogleがこう述べています。

    「一般的に、私たちはnofollowに従いません。つまり、Googleはこれらのリンクを介してページランクやアンカーテキストを転送しません。」

    一部のWebサイト(Forbes、HuffPoなど)は、デフォルトですべての外部リンクを「nofollow」します。

    これはベストプラクティスではありません。

    これらのWebサイトのほとんどは、一部のライターが記事からリンクを密かに販売していたため、このような編集ポリシーを実装することを選択しました。そのような慣行を奨励したくないため、「dofollow」の外部リンクの全面的な禁止が続きました。

    ただし、質の高いWebサイトを運営し、ゲスト投稿を慎重に審査すれば、このこの問題は、今後発生しないでしょう。ゲスト投稿を慎重に審査するといっても、すべての外部リンクを「nofollow」とする必要はありません。

    次の場合にのみ外部リンクを「nofollow」とする必要があります。

    疑わしいページへのリンク:この場合、そのリソースにリンクする必要があるかどうかを疑問に思うかもしれません。

    スポンサー付き投稿からのリンク:スポンサー付きの投稿は有料です。つまり、投稿内のリンクは事実上有料リンクです。これがまさに「nofollow」属性の目的です。

    2.外部リンクの修正

    外部リンクがエラーになっていると、ユーザーエクスペリエンスが低下します。読者が下記のようにエラーページが表示されるリンクをクリックするとどうなるでしょうか(※訳者注:きっと不満を抱えますよね)。

    このようなリンクはページランクを無駄にしてしまいます。

    残りのリンクの価値も薄れます。

    こういったエラーページが表示されるリンクの問題を解決するには、まずはそのリンクを見つける必要があります。

    詳しい方法はこちらの記事をご覧ください: How to Find and Fix Broken Links (to Reclaim Valuable “Link Juice”)

    被リンク

    被リンクは、リンク先のページのページランクを高めます。例えば、backlinko.comはSEOガイドに発リンクしているため、SEOガイドのページランクは向上します。

    ただし、前述のように、すべての被リンクが同じように作成されるわけではありません(※訳者注:リンクが設置されるのがページの上部か下部かなど、リンクによって作成方法は異なります)。 Googleはそのことを考慮し、何百もの要因を調べて、被リンクの真の価値を判断します。

    真の価値はわかりませんが、被リンクのパワーを無駄にせず、最大限するための方法はあります。以下、説明していきます。

    1.URLレーティング(UR)の高いページからリンクを構築する

    ページランクは、ドメインではなくページ間を解析します。

    権威の高いページから低いページへのリンクは、権威の低いページから高いページにリンクするよりも価値があります。

    そのため、サイトエクスプローラーでリンク元を調査するときは、URLレーティング(UR)で並べ替えることをお勧めします。

    他の場所(Googleスクレイプなど)でリンク元を見つけた場合、Batch Analysis toolにそれらを貼り付けて、各ページのURLレーティング(UR)を確認します。

    ※追記:URL Profilerなどのツールを使用して、一度に数千ページのURLレーティング(UR)を取得できます。

    2.リンクジュースを無駄にしているページの修正

    被リンクは、それらが指しているページの「権威」を高めるだけでなく、サイト上のすべての内部リンクされたページも後押しします。その理由は、ページランクは内部リンクを介してページからページへと流れます。しかし、壊れたページを指す被リンクがある場合、そこから流れる場所が存在しないため、「リンクジュース」は事実上無駄になります。

    したがって、破損したページは、それらを指す被リンクで修正する必要があります。そのようなページを見つけるには、「404 by found」フィルターを「Best by links」レポートに追加します。

    手順は下記の通りです。

    サイトエクスプローラー > ドメイン入力 > Best by links > add a 404 filter

    これにより、サイト上の全ての破損したページに加えて、それぞれにあるリンクの数が表示されます。

    詳しくはこちらをご覧ください。

    3.「権威」だけでなく、コンテキストも重要

    ページランクは重要ですが、リンクのコンテキストも重要です。

    例えば、あなたが猫のブログを運営しているとします。あなたは、自分の飼い猫に、新しく買ったばかりのBMWのシートを傷つけられたことをブログに書きました。そして、その投稿に、BMWの公式Webサイトの関連製品ページにリンクしたとします。

    このリンクは猫のブログからであるため、BMWのサイトとは無関係でしょうか?

    そうとは限りません。関連性があります。ただし、Googleは、そのリンクは、BMWに関する記事ばかり投稿しておる有名なブロガーの記事からのリンクよりも「価値」が低いと判断する可能性はあるでしょう。

    しかし、正直なところ、これら2つのページのどちらがBMWにとって有益なリンクなのかはわかりません。

    ※追記:上記は実在しているページではありません。

    まとめ

    ページランクは古く、またページのページランクを確認する方法もありません。そのため、ほとんどのSEO担当者は、ページランクについてそれほど考えません。ただし、ページランクの方式は、現在、多くのSEOのベストプラクティスの中心にあります。これが、被リンクが重要である理由であり、SEOの専門家が内部リンクに依然として多くの注意を払っている理由です。 だからといって、夢中になって、ページランクを直接最適化しようとしたりする必要はありませんし、してはいけません。ただし、リンクを作成する時は常に、内部リンク構造、外部リンクの設置方法を確認してください。実際に行うべきことは、ページランクの間接的な最適化です。

    Article by: Tim Soulo

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