
この記事はAhrefs公式ブログの日本語意訳です。
原文:SEO Basics: A Noob-Friendly 5‑Step Guide to SEO Success
(Ilia Markov / February 7, 2019)
フルスピードによる要約
- SEO施策は基本的なポイントを押さえれば成功に導くことができます
- まずはAhrefsなどを駆使して、検索トラフィックを得られるキーワードを見つけてページを作成しましょう
- 同時にサイトマップ、ロボットテキストなどを作成し、サイト・ページを最適化していきます
- 次にAhrefsを活用して、被リンクを集めます(とっておきのテクニックがありますのでぜひご確認ください)
- 最後にAhrefsなどを活用し、指標を絞って効果検証をすることでよりよい成果を得ることができます
Webサイトを運用しているあなたに聞きます。SEO(search engine optimization)、つまり検索エンジン最適化施策は難しすぎて、努力する価値がないと感じていませんか?
SEOは複雑ではありません。とてもシンプルで簡単です。もちろん、基本的なポイントは押さえなければいけませんが、逆に言うと基本的なポイントを押さえるだけで十分です。
そもそもWebサイトを運営する方は、SEOを理解するための時間が限られていますよね。
この記事では、SEOを成功させるための5つの基本的な手順を解説します。
可能な限り専門用語を含まないように説明していきます。
動画でも簡潔にこの手順を解説しているのでぜひこれをご確認ください(訳者注:英語の動画です)。
苦労せずに学びましょう。
目次(クリックで見出しに移動します)
- SEO対策のステップ1:ターゲットユーザーが検索に使用するキーワードを調べる
- SEO対策のステップ2:ページを最適化する
- SEO対策のステップ3:サイト全体を最適化する
- SEO対策のステップ4:被リンクを得る
- SEO対策のステップ5:SEOの効果を検証する
※訳者注:こちらの目次は訳者が作成したものです
SEO対策のステップ1:ターゲットユーザーが検索に使用するキーワードを調べる
ターゲットユーザーが何を検索しているのかを知らずにWebサイトを最適化することはできません。それは明らかです。
ではどうすればそれを知ることができるのでしょうか。最良の方法は常識を考えることからはじめることです。
あなたがアイルランドのダブリンでホテルを経営している企業のオーナーだと想像してください。
あなたがSEOの天才でなくても、ターゲットユーザーが次のようなことを検索することは容易に想像できるでしょう。
- ダブリンのホテル
- ダブリンに滞在する場所
- ダブリンの宿泊施設
あれこれする前に、まずはターゲットユーザーが何を検索するのかを考え、そのアイデアをメモ帳などに書き留めてください。ターゲットユーザーにヒアリングしてメモするのもよいでしょう。
上記の調査に時間をかける必要はありません。ほんの一握りのアイデアで十分です。すぐに次にいきましょう。
a)ターゲットユーザーが使用する軸キーワード(メインキーワード)を調査する
一部のターゲットユーザーは、上記で調べたフレーズを使用して検索している可能性があります(大多数の人がそうであるかどうかは別の話です)。
最初のステップは、ターゲットユーザーがあなたのビジネスを検索エンジンで調べる際に、一般的にどのようなキーワードで検索しているかを、上記で調べた単語またはフレーズを活用して、調査することです。
調査は、先ほどメモした単語またはフレーズのひとつをGoogleで検索することから始めます。
その単語やフレーズがどれほど馬鹿げているか、長いかは関係ありません。
それを証明するために、わざとばかげた長いフレーズ「私はアイルランドのダブリンにあるホテルを探しています。お願いします」と検索してみますね。
検索結果の1ページ目は次のとおりです。
上記の検索結果を10秒間程度で読むと、タイトルに「ダブリンホテル」というキーワード(赤字箇所)があることがわかります(どうしてこのようなキーワードが含まれているかはここではいったん考えないでください)。
Ahrefsのキーワードエクスプローラーでこの「ダブリンホテル」というキーワードが、ターゲットユーザーが使用する一般的なメインキーワード(訳者注:検索する際に軸となるキーワード)かどうかを調べましょう。
やはり「ダブリンホテル」がメインキーワードでした! Ahrefsのキーワードエクスプローラーで先ほどのフレーズ「私はアイルランドのダブリンにあるホテルを探しています。お願いします」と検索すると、このフレーズの親トピック(訳者注:つまりメインキーワード)は「ダブリン ホテル」であり、アメリカでの月間検索ボリュームは9,900 であることがわかります。また、トラフィックを稼げる、つまり集客できる可能性が高いこともわかります。
これは、ターゲットユーザーたちが、検索に利用する一般的なメインキーワードが「ダブリン ホテル」であることを証明しています。
b)軸となるメインキーワードの類似キーワードを調査する
次にAhrefsのキーワードエクスプローラーで「ダブリン ホテル」のSERP(訳者注:検索結果として表示されるページ)の概要を見てみましょう。
「KW」 の列に注目してください。この列には、検索上位10ページが取得しているKWのうち、ランク付けされているキーワードの数が表示されます。
上位表示ページは平均して約150~200個のキーワードを取得していることがわかりますね。
つまり、これらの上位表示ページは約150~200個のロングテールキーワードからトラフィックを取得しています。
つまり、ダブリンで滞在する場所を検索するときに、誰もが「ダブリン ホテル」とGoogleの検索エンジンに入力するわけではありません。人は調べたいことが同じでも異なるキーワードで検索します。
Googleの検索結果(下記画像参照)をさらに分析することで、メインキーワード以外の類似キーワードとなるロングテールキーワード(訳者注:「ダブリン ホテル」以外のロングテールキーワード)を知ることができます。
そのためには検索結果で繰り返し表示される、類似したフレーズを探します。
探してみると、「ダブリン ホテル」以外にも、上記のように「ダブリンのシティホテル」、「ダブリンの格安ホテル」などのフレーズがタイトルの一部として表示されていることがわかります。
これらの上位表示ページの所有者は、ロングテールキーワードの重要性を理解しているので、意識的にタイトルに含めているのでしょう。
より詳しくロングテールキーワードについて調べたい場合は、AhrefsのキーワードエクスプローラーでAlso rank forを確認してください。
このレポートでは、1~10位のページでランク付けされているキーワードがたくさん表示されます。しかし、たくさんすぎると感じる方もいるでしょう。
最も関連性の高いキーワードだけを抽出するひとつの方法は、1~3位のページをサイトエクスプローラーの新機能・コンテンツ比較を活用し(下記参照)、1~3位のページが共通して取得しているキーワードが何かを調べることです。
上位表示ページが共通で取得しているキーワードを調査すれば、ターゲットユーザーが検索に利用するより一般的なロングテールキーワードが明らかになるはずです。
c)軸となるメインキーワードの関連キーワードを調査する
ターゲットユーザーがあなたのビジネスをどのように検索するのかはわかったので、次はターゲットユーザーがよりあなたのビジネスについて詳しく知りたいとき(訳者注:関連情報について知りたいとき)にどのように検索するのかを調べていきます。
そのためには、Googleのサジェスト機能を利用します。
まずは、Googleにアクセスし、検索ボックスに一語一語キーワードを打ち込みます。その際、Googleは、過去にユーザーたちが検索したキーワードをもとに、あなたが検索する可能性のあるキーワードを提案してくれます。この機能をサジェスト機能と呼びます。
一文一文字打ち込むことで、より多くの提案をGoogleから受けることができます。
この作業は手間だなと感じる方は、Ahrefsのキーワードエクスプローラーで、search suggestionsのレポートをご覧ください。このレポートでは、サジェスト機能によって生成されるキーワードと、 そのキーワードの毎月の検索ボリュームやキーワードの取得難易度など、貴重なSEO指標が表示されます(訳者注:リンク先は英語のページです)。
さらにユーザーが検索する関連キーワードを深堀りしたい方は、Googleの結果に「People also ask」ボックスがあるかどうかを確認してください。
<訳者注:こちらの機能は日本のGoogleにはありせん。似たような関連キーワードの検索機能として「他の人はこちらも検索」があるので日本の方はこちらを活用しましょう>
AhrefsのキーワードエクスプローラーでQuestionsレポートを確認するのもよいでしょう。
d)SNSなどで人気のコンテンツを調査する
コンテンツマーケティングとは、ターゲットユーザー(またはクライアント)を引き付ける有用で価値のあるコンテンツを作成する施策です。そのためにも、どういったトピックがターゲットユーザーやクライアントにとって人気があり魅力的であるのかを考え、そのトピックに関連するコンテンツを作成してください。
魅力的なトピックを調べるにはRedditを活用しましょう。
※訳者注:Redditは動画、記事にかぎらず、あらゆる人気コンテンツがTwitterのようにタイムライン形式で表示される米国のサイト(アプリ)で、日本版はありませんので、Redditに関する説明は割愛します。類似のサイト(アプリ)としてはTwitterがありますので、Twitterで人気のトピックをTwitter内の検索機能を利用するなどして、調べるのがよいでしょう
Ahrefsのコンテンツエクスプローラーでも特定の分野で人気かつ魅力的なトピックを、迅速かつ正確に調べることができます。
例えば、コンテンツエクスプローラーで「アイルランド旅行」と検索すると以下のようにトラフィックを集めているコンテンツ、SNSでシェアされている最新のコンテンツが表示されます。
フィルターをかければ、ほんの数個しか、外部からのリンクを持っていなくても、オーガニックトラフィックを稼いでいる記事(コンテンツ)だけを表示させることができます(訳者注:Add FilterからOrganic trafficを選択すれば指定のトラフィックを集めている記事だけを抽出できます)。
表示された各記事のタイトル横にある「Organic traffic」のグラフをクリックすると、該当記事でどんなキーワードがランク付けされているのかがわかります。
トラフィックを集めている、つまり集客できているキーワードの傾向をチェックすると、「アイルランドのベストスポット」というキーワードがトラフィックを集めていることがわかります。つまりアイルランドの旅行ガイド(訳者注:ベストスポットなどを紹介する旅行ガイド)が人気のトピックであることがわかります。これは、アイルランドの旅行ガイドをコンテンツとして作成すれば、オーガニックトラフィックとSNSのシェアを増やせる可能性があることがわかります。
おすすめ記事:トラフィックの可能性が高い未活用のキーワード候補を見つける4つの方法(訳者注:リンク先は英語のページです)
e)そのほかの方法でメインキーワードの類似キーワード、関連キーワードを調査する
このようにGoogleのサジェスト機能とAhrefsのキーワードエクスプローラーのような専門的なキーワードツールを使用すれば、ターゲットユーザーの流入を見込めるコンテンツ作りをスタートできます。
しかし、これだけでは十分ではありません。
SEO施策を成功させるためには、あなたが展開しているビジネスのターゲットとなるユーザーがどのようなニーズや問題を抱え、それをどのような言葉を使って調べたり、話したりしているのかを理解する必要があります。あらゆる機会を利用してターゲットユーザーからヒアリングを行い、彼らが使用している言葉、キーワードを理解しましょう。
しかし、ターゲットユーザーに直接ヒアリングするには非常に多くの時間がかかります。
そこで、ターゲットユーザーたちがどんな言葉、キーワードで、あなたのビジネスについて話しているのかを手間をかけずに調べる方法を紹介します。
- フォーラムを活用:旅行について話し合うコミュニティはかなりあります。たとえば、トリップアドバイザーのダブリン旅行フォーラム(訳者注:リンク先は英語のページです)です。
※訳者注:日本のトリップアドバイザーはこちらです
- Facebook / LinkedInグループを活用:LinkedInはBtoB市場を対象としていますが、Facebookに関しては、BtoB、BtoCともにグループがあります。多くのユーザーが利用し、UGC(訳者注:ユーザーが生成するコンテンツ)を閲覧できるWebサイトやソーシャルメディアは、キーワードのアイデアを得るために活用できます。
ポッドキャストも、キーワードのアイデアを得るためのよいソースとなるでしょう。
Amazonで人気の旅行ガイドを調べ、その目次などを参考にするのもよいでしょう。
創造的になることを恐れないでください。キーワードのアイデアはあなたの周りにたくさんあります。
f)各キーワードの検索ボリュームや難易度を調査する
ほとんどの方は、キーワードの調査し、選定する際に、次の2つの指標に焦点を当てています。
- メインキーワードの検索ボリューム(平均月間検索数)
- メインキーワードの難易度(そのメインキーワードを検索結果の最初のページに表示させることがどれくらい簡単か難しいか)
この2つの指標は、どれくらいトラフィックを得るのか、どれくらい集客できるのかを推察するために重要な指標です。
しかし、この2つの指標だけでは、正しくトラフィックを推察することはできません。より正確な想定トラフィックを導き出すために、AhrefsのキーワードエクスプローラーのSERP overviewを活用しましょう。SERP overviewでは上位表示ページのトラフィックを確認することができます。
上記の赤枠箇所が各上位表示ページの推定月間トラフィックになります。
また、Keywordsの列を確認すれば、これらの上位表示ページ(「ダブリン ホテル」と検索したときに上位表示されるページ)は、ほかの多くの関連キーワードも上位表示できていることがわかります。
これらの統計を見れば、「ダブリン ホテル」というキーワードで、上位表示できた際に期待できるトラフィックの総数がわかります。
このようにコンテンツ全体で得ることができるトラフィックは、メインキーワードの検索ボリュームを大幅に超える可能性があるのです。
こうしたキーワードの調査はSEOにとって重要ですが、SEO初心者にとっては簡単ではないでしょう。しかしながら、ウェブサイトの所有者としてより多くのオーガニックトラフィックを得たいのであれば、キーワード調査の基本的な概念とその指標を理解することは必須です。
キーワード調査について深く知りたい方は、こちらのキーワード研究に関する記事(訳者注:リンク先は英語のページです)をご覧ください。
上位表示ページの取得キーワードと、サジェスト機能で表示されるキーワードは、作成するコンテンツに積極的に盛り込みましょう。効率的に盛り込むために、まずはコンテンツの構成案をスプレッドシートやExcelファイルなどで作成することをおすすめします。
SEO対策のステップ2:ページを最適化する
キーワード調査は、より多くのオーガニックトラフィックを集めるための最初のステップにすぎません。
キーワードの調査が適切でも、作成ページが、ターゲットユーザーと検索エンジンにとって最適化され、彼らに評価されなければ、オーガニックトラフィックを得ることはできないのです。
つまりページの最適化が、SEO施策における第2のステップとなります。ページの最適化とは、ユーザーエクスペリエンス(UX)を向上させる取り組みです。例えば、デザインやタイポグラフィ(テキストの配置)を最適化したり、ターゲットユーザーを困らせるポップアップ、オプトインボックス(いわゆる入力フォーム)などを削除したりすることです。
詳しくはこちらのオンページSEOの記事(訳者注:リンク先は英語のページです)をご覧ください。
ページを最適化する際、WordPressを使用している方は、下記のようなYoast SEO(無料)などのSEOに関するプラグインをインストールすることをおすすめします。操作が簡単なため初心者でもスムーズにページの最適化を行えます。
a)「検索意図(インテント)」に合ったページ(コンテンツ)を作成する
キーワードを上位表示させるためには「検索意図(インテント)」を理解しなければなりません。ターゲットとするクエリ(=キーワード)の背後にある検索意図を理解しない限り、コンテンツを作成しないでください。
キーワードは検索意図によって以下の3種類に分類されます。
- ナビゲーションクエリ:特定のウェブサイトを探すためのキーワード。たとえば「ダブリン空港」など
- インフォメーショナルクエリ:言葉の意味や問題の解決方法など、情報を収集するためのキーワード。たとえば「ダブリンでやるべきこと」など
- トランザクショナルクエリ:特定の製品やサービスの購入方法を調べているキーワード。たとえば「ダブリンのホテルを予約する」など
当然のことながら、商業的関心が強いクエリは、ビジネスとしての価値が高いです。なぜなら、それらのクエリで検索するユーザーは購入に近い層となるため(マーケティングの目標到達プロセスの下流の層にあたるユーザーのため)、サイトに流入した際、お金を使う可能性が高いからです。
ただし、クエリの種類がわかったからといって検索意図が明確になるとは限りません。
たとえば、「ダブリンで最高のホテル」というキーワードで検索するとします。
あなた(=ダブリンのホテル経営者)はこのキーワードを「私の経営するホテルはダブリンで最高のホテルだから、これは私のホームページを上位表示できるトランザクションクエリとなるはずだ」と考えるかもしれません 。しかし、それは時期尚早です。
検索用語の背後にある意図、つまりインテントを理解する最良の方法は、そのキーワードで検索した際にどのようなページが上位表示されているかを確認することです。
それでは実際に検索してみましょう。
<Ahrefsのキーワードエクスプローラーで「ダブリンのベストホテル」と検索すれば検索結果のトップ10ページが表示されます>
検索した結果、上位表示されているコンテンツのほぼすべてが、複数のホテルを箇条書きでまとめたコンテンツであることがわかりました。これは、「ダブリンのベストホテル」はトランザクションクエリではなく、複数のホテルの情報を知りたいというインフォメーショナルクエリであることを示しています。
このように実際に検索すれば、その結果からインテントを理解できます。それはなぜでしょうか。順を追って説明します。
Googleの主な目標は、ユーザーを満足させることにあります。つまり、Googleのアルゴリズムは検索するユーザーの行動に注意を払い、彼らの検索意図を満たす結果を提供しようと試みます。ですから、上位表示のページ間の共通性を調べることで、ユーザーの検索意図を推測できるのです。
b)短く、ページのテーマを理解しやすいURLを使用する
ページのURLは、そのページのテーマを検索エンジンに伝えるシグナルとなります。できれば、公開後に変更することは避けたいので、初めから適切なURLを記載しましょう。
サイト・ページのURL構造はできる限りシンプルにする必要があります。また、論理的で、人間にとってもわかりやすいものにしなければなりません。ですから、可能であれば、長いID番号などは避け、ページのテーマに合致した読みやすいキーワードでURLを構成しましょう。
- よくないURLの例:domain.com/56945602_86587356.asp
- よいURLの例:domain.com/dublin-guide
テーマとなるキーワードをURLに組み込むもうひとつのメリットは、URLを確認しただけで、ユーザーもそのページを理解しやすくなることです。ただし、不自然なキーワードの詰め込みは避けましょう。
c)魅力的なタイトルとディスクリプションを作成する
検索結果にはそのページのタイトルとディスクリプション(訳者注:説明文)が表示されます。
ここで表示される内容をコントロールするために<body>内にメタタイトル、メタディスクリプションを記載しましょう。Googleやほかの検索エンジンはメタタイトル、メタディスクリプションを参考に、検索結果を表示します(※)。
※著者注:Googleは、設定したタグを常に尊重するわけではありません。ときどき、htmlで記述したメタタイトル、メタディスクリプションとはわずかに異なるものを表示します。
タイトルタグを作成する際のポイントは以下の2つです。
- 上位表示させたい対象キーワードを含める
- クリックしたくなる魅力的な内容・フレーズにする
また、デバイスやブラウザによってタイトルの一部が表示されなくなってしまうことを避けるために、60文字以下(訳者注:日本語では32文字以内)にすることをおすすめします。ただし、厳密に言うと、文字数によって「表示される」「表示されない」が決まるわけではなく、ピクセル数によって「表示される」「表示されない」は決まります。したがって、必ずタイトルをすべて表示させたいときは、SERPピクセルツールを使用し、タイトルが切り取られないように事前に確認しましょう。
メタディスクリプションも重要です。主にクリック率に影響する可能性があるためです。
※著者注:クリック率は直接的なランキング要因(訳者注:リンク先は英語のページです)、つまり検索順位を決定する要因ではありませんが、検索から得られるトラフィックの量に直接影響します。
検索結果に表示されないリスクを回避したいのであれば、メタディスクリプションは最大155文字(訳者注:日本では130文字程度)を超えないようにしてください。 ピクセルツールを使用すればディスクリプションを表示させるための調査がより正確に行えます。
おすすめ記事:完全なSEOタイトルタグを作成する方法(4ステッププロセス)(訳者注:リンク先は英語のページです)
d)見出しタグを適切に配置する
直下の文章の内容と論理的な階層構造を伝えるタグ、見出しタグ(h1~h6)を適切に配置しましょう。そうすれば、検索エンジンもユーザーも、ページの構造と各セクションで重要なポイントを理解することができるでしょう。
h1 タグ
基本的にページのタイトルであり、対策するメインキーワード(またはメインキーワードに密接に関連するキーワード)を含めることが理想的です。1ページに複数のh1タグを設置できますが、1つに固定することをおすすめします。
h2タグ
ページのメインセクションのタイトル(訳者注:大見出し)に使用する必要があります。また、上位表示させたいメインキーワード、関連キーワードも可能な限り自然に含める必要があります。
コンテンツを検索エンジンもユーザーも理解しやすいように、h2セクション内にh3 などを設けるのもよいでしょう。以下はよく構成されたコンテンツの例です。
- H1:ダブリンへの完全な初めての旅行者ガイド
- H2:観光スポット
- H3:トリニティカレッジ
- H4:ケルズの書展と旧図書館
- H3:ギネスストアハウス
- H4:重力バー
- H3:テンプルバーエリア
- H3:トリニティカレッジ
- H2:宿泊施設
- H3:ホテル1
- H3:ホテル2
- H3:ホテル3
- H2:レストラン
- H3:高級レストラン
- H3:ガストロパブ
- H3:別のヒップな場所
- H2:バー
- H3:ライブミュージックのあるバー
- H3:素晴らしいカクテルのあるバー
- H3:観光客向けのバー
- H2:結論
- H2:観光スポット
わかりやすく網羅的な構造にすることで、検索エンジンがコンテンツを簡単に分類、理解、評価できるようになる上、ユーザーにとっても読みやすく有益なコンテンツになります。
e)画像を最適化する
画像の内容を人間は見れば理解できますが、検索エンジンは理解するのに苦労することがあります。その理由を説明します。
たとえば、バターの写真を GoogleのCloud Vision APIにアップロードしてみましょう。GoogleのCloud Visionとは、機械学習画像識別ツールです。
上記の通り、Googleはこの画像をチーズの写真であると91%確信していますが、間違っていますよね。
ですから、Google(およびほかの検索エンジン)が画像の内容を理解できるようにするために、altタグを使用して画像を説明する必要があります。この場合、適切なaltタグはalt=”Butter”となります。
WordPressでは、altタグの編集 は、下記のように画像エディターの代替テキストフィールドを使用して行われます。
WordPressを使用していない場合は、下記のようにタグを手動でhtmlに追加することもできます。
<訳者注:上記のようにaltタグが生成されます>
f)構造化データマークアップを活用する
記述方式のひとつであるschema.orgを活用して、構造化データマークアップを行うことで、検索結果での表示のされ方を改善できるようになりました。
schema.orgの使用を開始するには、公式ドキュメントを確認し(訳者注:リンク先は英語のページです)、 構造化データを生成し、その後にテストを行います。
これらページを最適化する方法は非常に複雑だと感じる方もいるかと思いますが、学べば正しいSEOを行うことができます。さらに言うと、SEO施策に取り組む以上、その方法はアップデートされることも多いため、学ぶべきことは常にあります。
ページの最適化についてはこちらの記事(訳者注:リンク先は英語のページです)をご覧ください 。
SEO対策のステップ3:サイト全体を最適化する
SEOを行う場合、ターゲットは2種類います。つまり人間と検索エンジンです。
検索エンジンはWebサイトをインデックスするためにクローラーと呼ばれるボットを活用しています。ボットはどんどん賢くなり、人間のようになりつつありますが、まだまだ人間とボットの間には多くの違いがあります。あなたのミッションはこの両方に、ポジティブな体験をもたらすことです。
ボットに最適なページの作成方法を理解するのは困難ですが、次に説明する機能は十分に理解しておきましょう。
実作業は専門家(できれば開発者)に委任することをおすすめします。
a)ウェブサイトの読み込み速度を確認する
人間と検索エンジンの両方がウェブサイトの読み込み速度を重要視しています。調査によると、最大40%の人(訳者注:リンク先は英語のページです)がサイトの読み込みに3秒以上かかったことがあるそうです。
GoogleのPageSpeed InsightsやGTMetrixなどのツールを使用すれば、あなたのサイトがどれくらいの読み込み速度であるか、さらにその速度を改善するにはどうすればいいのかについての実用的なアドバイスをもらうことができます。
サイト内のすべてのページの読み込み速度をまとめて分析したい場合はAhrefs Site Auditを活用しましょう。パフォーマンスレポートで確認できます。
※訳者注:Ahrefs Site Audit にあなたのサイトを登録し、REPORTSからPerformanceを選択すれば確認することができます
このように速度を最適化する必要があるページを確認することができます。
b)ウェブサイトがモバイルフレンドリーであることを確認する
ある調査によると、検索による流入の60%以上がモバイルデバイスからのものです。
Googleのモバイルフレンドリーテストツールを使用し、あなたのウェブサイトがモバイルフレンドリーであることをチェックしましょう。
※訳者注:日本版のGoogleのモバイルフレンドリーテストツールはこちらです(訳者注:リンク先は英語のページです)
c)SSL証明書をインストールする
HTTPSは、公式にGoogleが使用するランキングシグナルの1つです。
URLバーにある南京錠マークで、サイトがTSL対応(SSL対応)しているかどうかを確認できます。
SSL証明書を発行しないと、セキュリティ上、問題になる可能性があります。特に、eコマースサイトを運営している場合やフォームの送信を受け入れている場合です。
Let’s Encrypt(訳者注:アメリカの非営利団体組織ISRGが提供する無料SSL証明書承認局)などを利用すれば、無料でSSL証明書を発行できます。
d)サイトマップを作成する
サイトマップは、サイト上のすべてのページをリスト化し、1ページにまとめたXMLファイルです。検索エンジンはこのXMLファイルを通して、カテゴリページやコンテンツページを見つけ、ページ同士がどのように接続し、サイト全体がどのように構成されているのかを理解し、評価します。
生成されたサイトマップのテスト方法および送信方法はGoogleにガイドライン(訳者注:リンク先は英語のページです。日本語のガイドラインはこちら)があります。また、サイトマップを生成できる無料ツールも複数あります。WordPressのプラグイン・Yoast SEOなどはサイトマップを自動で生成してくれます。サイトマップはランキング(検索順位)に直接影響しませんが、サイトマップがあれば検索エンジンがあなたのウェブサイトの新しいページをより速く見つけてインデックスするようになります。
e)robots.txtファイルをアップロードする
サイトマップはウェブサイトの構造を示したものですが、robots.txtファイルは、検索エンジンのクローラーに、サイトのどの部分をインデックスすべきで、どの部分をインデックスしないといった特定の指示を与えるものです。
robots.txtファイルは使用することをおすすめします。大規模サイトでは、検索エンジンにクロールしてほしいページを精査して伝えないと、クローラーがサイト全体をチェックすることができず、インデックスしてほしいページがインデックスされないという恐れがあるためです。
主要な検索エンジンの質の良いクローラーは、AhrefsBotを含め、robots.txtを理解できます。
f)関連するページ間に内部リンクを設置する
ウェブサイト上のさまざまなページに設置する戦略的な内部リンクは、検索エンジンがサイトをクロールする速度を向上させ、最も重要なページにそれらを向けるのに最適な方法です。
ハブアンドスポーク戦略、コーナーストーンコンテンツ(訳者注:リンク先はともに英語のページです)など、これを行うためのさまざまな戦略があります。これらの戦略は機能しますが、複雑になる可能性があります。なので、いったんこれらの戦略は考えず、とりあえず関連するページ間のリンクを適切に貼ることを意識してください。
たとえば、「ダブリンガイド」をメインキーワードとするページを作成した場合、「ダブリンサイト」、 「ダブリンレストラン」などがメインキーワードとなる別のページへの内部リンクを貼りましょう。
内部リンク先として適したページをすばやく調査するには、Googleで次のように検索します。
site:あなたのドメイン + “キーワード”
たとえば、ダブリンのガイドがテーマのページを探したい場合、site:yourdomain.com +“ Dublin guide”(または“ Dublin tips”または単に“ Dublin”)と入力すると、ダブリンのガイドがテーマとなるすべてのページ(訳者注:内部リンク先の候補となるページ)が表示されます。
おすすめ記事:SEOの内部リンク:実用的なガイド(訳者注:リンク先は英語のページです)
このようにウェブサイト全体を適切な構造にすれば、SEOのパフォーマンスは向上します。詳しくは、こちらのテクニカルSEOガイド(訳者注:リンク先は英語のページです)をご覧ください。
SEO対策のステップ4:被リンクを得る
被リンクはSEOを成功させるために重要です。したがって、コンテンツの作成にリソース(時間、お金など)を費やす準備ができている場合は、被リンクの促進と生成にも時間を割きましょう。
なぜなら被リンクはGoogleのランキングアルゴリズムに大きな影響を与える要因の1つであり、大きな評価対象となります。明確な証拠もあります。
Googleは被リンクが「ランキング要因」の上位3つのうちの1つである(訳者注:リンク先は英語のページです)ことを認めています。
被リンクを集める方法はたくさんあります。しかし、それらを試みる前に、競合他社がどのように被リンクを構築しているのかを確認し、分析する時間をとってください(訳者注:リンク先は英語のページです)。
被リンクを集める戦略はいくつもありますが、あなたのビジネスにはマッチしない戦略もあるため、まずは競合他社を分析することが大切なのです。
それではAhrefsを使用した分析方法、内部リンクを得る方法を紹介します。
a)あなたのコンテンツよりも質の低いコンテンツが得ている被リンクをスライドさせる
仮にあなたが、ダブリンのすばらしい旅行ガイドのコンテンツを公開したばかりだとしましょう。
そして、その心を込めて作ったあなたの旅行ガイドは、ユーザーにとって必要な情報が網羅されており、適切なユーザーエクスペリエンスを提供する、ウェブ上で最高のダブリンの旅行ガイドだとします。
つまり、あなたが作ったダブリンの旅行ガイドは、ほかのどのガイドよりも被リンクに値するものなのです。
それではコンテンツエクスプローラーで「ダブリン旅行」と検索し、20以上のドメインから被リンクを得ているページを見てみましょう(訳者注:add filterからreferring domainsを選択し、fromの値に20と入力します)。
これら2つのページ(上記参照)の被リンクの参照ドメインの数を足すと約200となります。
これら2つのページの内容はどちらも悪くありませんが、あなたの作ったガイドほどではありません。
したがって、これら2つのページへと発リンクをしているサイトの所有者に、あなたのガイドを教えてあげれば、彼らはあなたのガイドへと発リンクをするかどうかを前向きに検討してくれるかもしれません。
発リンクをしているサイトを見つけるには、サイトエクスプローラーで被リンクのレポートを確認しましょう。
すべての被リンクを追跡する必要はありませんが、わずか1、2分間、被リンクレポートをざっと確認しただけでも、あなたが被リンクを得たくなるような優秀なサイトとそのページをいくつか見つけることができます。
例えばこちらのページです。
このページは、いくつかのダブリンの旅行ガイドへと発リンクをしています。あなたのガイドへ向けた発リンクを設置してくれる可能性が高そうです。
あとは、サイトの責任者の電子メールアドレスを見つけて(訳者注:リンク先は英語のページです)、あなたたが作ったガイドを知らせるだけです。
また、このビデオ(訳者注:英語の動画です)でその方法を詳しく学ぶことができます。
b)存在しないコンテンツが得ている被リンクをスライドさせる
切れたリンクの再構築とは、あなたのサイトと関連するページからの外部Webサイトからの発リンクのなかから、該当ページが存在しないためにリンク切れとなっているリンクを探し、その切れたリンクの代わりにあなたのコンテンツへとリンクをしてもらうことをそのページの所有者に提案する戦術です。
よくわからないですよね? 具体的な方法をおみせしましょう。
reddit(訳者注:英語圏のウェブサイト。 ニュース記事、画像のリンクやテキストをコメントとともに投稿することができる)を例に説明します。redditは複数のリンクを含み、その複数のリンクうち、少なくともいくつかのリンクは切れているためです。
まずはAhrefsのサイトエクスプローラーで「https://www.reddit.com/r/Dublin/(訳者注:reddit内にあるダブリンに関する投稿が集約されたページ。また、リンク先は英語のページです)」のBroken Linksレポート(発リンクがリンク切れとなっているかどうかをチェックするレポート)を確認します。
おもしろそうなものを見つけました。Redditには、リンク切れとなっているダブリンの公共Wi-Fiエリアのマップページへの発リンクがありました(こういったリンク切れとなっているページがもう存在していなくても、Wayback Machineを使用すれば、以前のページの内容を確認することができます)。
次に、サイトエクスプローラーでリンク切れとなっているページ(訳者注:ダブリンの公共Wi-Fiエリアのマップページ)を調査します。このページへのリンクがどれくらいあるかを確認するためにです。
ビンゴ! 21のサイトがいまは存在していないこのマップページに発リンクをしています。Ahrefsではこのように、切れたリンク=デッドリンクの正確な場所を簡単に見つけることもできます。
これで、自分のWebサイトに同様のページ、つまりマップページを作成し、このサイト(およびこの欠落したページへ発リンクしているほかのサイト)の所有者に連絡をして、デッドリンク(切れたリンク)をあなたのガイドへのリンクに置き換えることを提案できます。
この戦術は有効かつ進めやすいのは、次の2つ理由があるからです。
- デッドリンクを貼っているサイトの所有者が発リンクしたいページを知っている
- あなたは彼らのサイトを改善するのを助けている(デッドリンクを修正することによって)
この戦術についてさらに学ぶには、壊れたリンクの構築に関するガイド(訳者注:リンク先は英語のページです)をご覧ください。
c)ゲストブログを活用する
ゲストブログとは、自社サイトではなく、同業界の別のサイトに記事を寄稿することです。
多くの方は、Googleが被リンクの構築のためにゲストブログを利用することについての「警告」を発表したので、ゲストブログによるSEO施策はもうできないと思っているかと思います。
しかし、Googleの投稿を注意深く読んでください(訳者注:リンク先は英語のページです)。
Googleは、ユーザーに情報を提供したり、別のサイトの視聴者を教育したり、会社の認知を促したりするために、この種の記事を作成することを推奨しません。ただし、リンクスキームに関するGoogleのガイドライン違反となるのは、その記事の主な目的が作成者のサイトへのリンクを大規模な方法で構築する場合です。
たとえば、次のようなケースは違反となります。
執筆中のトピックについて知識のない記事ライターを使用または雇用する場合。
つまり、ゲストの投稿が有益で質が高いものであれば、ペナルティを心配する必要はありません。
ゲストブログは、次の3つの基本的なルールに従えば、被リンクの構築に役立ちます。
- 関連性の高い多数のオーディエンスを含む権威あるWebサイトに公開
- コンテンツが配置されているWebサイトの視聴者にとって役に立つ高品質のコンテンツを作成
- 視聴者がトピックに関する知識を広げるのに役立つウェブサイト上の関連リソースにリンク
これらに従うと、ゲストブログは、あなたのビジネスのブランディング、参照トラフィックの生成、キーワードのランキング(検索順位)の向上に貢献できる優れたツールとなります。ゲスト投稿を利用して大規模なリンクを生成する方法については、このトピックに関するAhrefsのガイドをご覧ください(訳者注:リンク先は英語のページです)。
リンク構築の詳細
これらの戦術は氷山の一角にすぎません。リンクを作成する方法はほかにもたくさんあります。リンク構築の詳細については、9つの簡単なリンク構築戦略のリスト(訳者注:リンク先は英語のページです)、または以下に示す個々のガイドの一部をご覧ください。
参考文献
- 被リンクを見つける方法(レプリケートできること)
- 被リンクを取得する方法:新しいコンテンツを必要としない7つの戦術
- SEO向けゲストブログ:高品質のリンクを大規模に構築する方法
- (リンクされていない)ブランドの言及をリンクに変えるための簡単なガイド
- 壊れたリンク構築の簡単な(しかし完全な)ガイド
- リンク再生:失われた被リンクを簡単に検索(および再生)する方法
※訳者注:リンク先はすべて英語のページです
関連記事:被リンクを増やす方法|被リンクが増えるコンテンツ7選【事例あり】
SEO対策のステップ5:SEOの効果を検証する
SEO施策の最後のステップは、施策のパフォーマンスをどのように追跡するかを決めることです。追跡する方法、追跡することができる指標は多数あるため、混乱するのは簡単です。
そこで私からのアドバイスです。基本に焦点を当てましょう。
SEOにおいて最も重要な指標は、
- オーガニックトラフィック
- 対策キーワードの平均順位
になります。
a)オーガニックトラフィックを調査する
Googleアナリティクスを使用している場合は、下記の手順でアナリティクスを確認すれば、オーガニックトラフィックがわかります。
ユーザー>すべてのトラフィック>チャネル>オーガニック検索
また、サイトエクスプローラーを使用して、対象ウェブサイトがランク付けされているキーワードの数、さまざまなキーワードに対して保持しているオーガニックポジション(訳者注:順位)などとともに、オーガニックトラフィックを監視することもできます。
b)キーワードの平均順位を調査する
SEO施策において測定する必要があるもう1つの重要なことは、キーワードが時間の経過とともにGoogleでどのようにランク付けされるかです。
これを追跡するひとつの方法は、Google Search Consoleを使用することです。Google Search Consoleでは、さまざまなキーワードの平均順位、表示回数、クリック数に関するデータを見ることができます。
Ahrefsの ランクトラッカーを使用するのもよいでしょう。最大10,000個のキーワードを追跡し、ランキング(検索順位)が時間の経過とともにどのように上昇(または低下)しているのかを確認でき、競合他社との比較もできます。
ランクトラッカーにはこれらの更新内容を毎週または毎月、電子メールで知らせてくれるオプションもあります。
このように目標を達成できているのかについて定期的に検証し、PDCAを回していきましょう。
最後に
検索エンジン最適化(SEO)は競争が激しいですがウェブサイトへのトラフィックを持続的に得る最も効果的な方法です。
また、Webサイトを検索用に最適化するために必要な努力は時間の経過とともに増加しますが、一貫したSEOに関する努力をする限り、さらに多くのトラフィックを獲得することができます。
これを実現するために、今回紹介した以下の 5つのステップに従うことを忘れないでください。
- 検索トラフィックの可能性が高い関連キーワードを見つける
- 検索エンジンとユーザーにとって最適なページを作成する
- Webサイトがボットと人間の両方にとってアクセス可能であることを確認する
- ほかの高品質なWebサイトからのリンクを得る
- 重要な指標を追跡する
時間が経つにつれて、このプロセスはサイトの権威を構築するのにも役立ち(ここでドメインの権威を確認してください)、検索ボリュームの高い競争力のあるキーワードをランク付けできるようになります。
ほかにも重要なステータスがあると感じた方は、コメントでお知らせください!