サムネイル出典:Pixabay(CC 0)
皆さんはブログの記事をどれだけ投稿していますか?アイデアやネタが尽きなくて、毎日更新できるのは素晴らしいことですが、一方でネタが思い浮かばないという方もいるのではないでしょうか。
この記事ではブログを書くときのアイデアやネタが浮かばない方に向けて、悩みを解決するヒントを紹介しています。ご紹介しているヒントを活用して、皆さんのブログがより充実したものとなれば幸いです!
ブログのネタを増やす方法1.インプットを増やす!
ブログの記事を書くことは、アウトプットすることです。しかし、アウトプットし続けるにはネタをインプットすることも大切。インプットしてわかったこと、体験したことを増やしてみましょう。以下のリストを参考に、インプットを増やしてみてください。
- 本を読む(普段読まないジャンルにも挑戦する)
- 動画を見る(テレビ、YouTube、サブスクリプションサービスなど)
- 鑑賞する(音楽、芸術など)
- 出かける(普段行かないお店、旅行など)
- 体験する(アウトドア、DIY、料理、園芸など)
これらを通じて何かアイデアが浮かんできたら、すかさずメモしましょう。できればインプットの際に感じたこと、調べてみたこと、それらによってわかったこともメモします。
ブログのネタを増やす方法2.リストアップして振り返る
ひらめき型のブロガーであっても、ネタをいつまでも覚えてくおくことは難しいはず。思いついたことを忘れないためにもリストアップしておくことは重要です。
Googleスプレッドシートなどで、記事のカテゴリと書く内容のサマリーをまとめてみましょう。ここで、思いつく限りのアイデアをリストアップしてみてください。
<スプレッドシートを使ってネタをリストアップしてみましょう。※架空のリストです。>
アイデアをリストアップするときは、カテゴリ設定もしてみましょう。地域やそのジャンルで使われているカテゴリなど、初めてブログを読む人でも理解しやすい分類をオススメします。
たとえば、グルメのブログを始める場合「地域(東京など)」や「料理のジャンル(ラーメンなど)」がカテゴリとなります。書籍がテーマのブログでは「実用書」「ミステリー小説」「SF小説」などがカテゴリとなるでしょう。さまざまなテーマを扱うブログの場合「雑記」「映画」「書籍」と、より大きなくくりのカテゴリ分けが必要になるかもしれません。
既に書いた記事、これから書こうと思っている記事をカテゴリごとにリストアップしてみると、見落としていたテーマの存在に気づけます。たとえば、書籍のブログであれば自分のサイトには恋愛小説のカテゴリが無いことや、話題の本なのにまだ紹介していないものがある、ということに気づくかもしれません。それらを穴埋めしていくだけでも、書く内容の幅を増やすことは可能です。
もちろん、このカテゴリはあえて取り上げないというポリシーもあると思いますので、調整してみてください。
ネタをリストアップするときは、一緒にタイトル案もメモしましょう。ただし、タイトルは記事の顔となる部分ですから、実際に公開するときのタイトルは慎重に考えてください。
関連記事:4ステップで解説!SEO対策に効くタイトルタグの設定方法
ブログのネタを増やす方法3.ネタの切り口を増やす
頭の中にあるアイデアを全てリストアップしましたか?それでは、視点を変えてさらにたくさんネタ出しをしてみましょう。ここで得たアイデアもリストに含めてくださいね。
メインテーマにまつわるサブテーマを書き出す
ブログを運営している場合、メインテーマが1つはあると思います。そのテーマをできるだけ膨らませることができないか、書き出してみましょう。
たとえば「キャンプ」をメインテーマとするブログの場合、これにまつわるもの全てがブログのネタになります。キャンプに使っているテントの紹介、焚火をするときのマナー、お気に入りのアウトドア用椅子や寝袋、よく通っているキャンプ場……これらは全てブログのネタになるでしょう。サブテーマをできるだけ多く挙げてみることで、まだ書いていないネタがあることに気づけるはずです。
ブランド(メーカー)に注目するのも良いアイデア。これはファッションブランドに限った話ではありません。
キャンプをテーマとしたブログの場合、ロゴスやスノーピーク、パタゴニアなどのブランドが存在しますが、それぞれ製品の性能や価格が異なります。これらを比較して紹介する記事や、特定のブランドファンとしてそのブランドの魅力を紹介する記事など、ブランドを軸とした切り口で記事を書くのも良いアイデアです。
Googleの関連検索を集める
自分で記事のネタが思い浮かばない場合は、誰かの考えを拝借しましょう。Googleは検索結果に、さまざまな「他の人の検索行動」を表示しています。たとえば、検索窓へキーワードを入れたときに自動で表示される「サジェスト検索」は、現在検索しているキーワードに続けて、他のユーザーが何を検索しているのか知るヒントとなります。
<「テント」と入力したときに表示されるサジェスト検索の例。>
時に、こんな関連検索を表示することもあります。
<どんな用途のテントなのかでも、記事の内容は変わるはず。>
映画や料理など一部のキーワードは、公開時期や属性から似ているものを「他の人はこちらも検索」として提示することがあります。これらも記事のネタを増やすヒントになるでしょう。
<今話題の映画を検索したときに出る「他の人はこちらも検索」の例。>
話題の映画は記事にしているけれど、シリーズ作品や言及されている他の作品はまだ見ていない、という方もいるのではないでしょうか。
Ahrefsでどんな検索キーワードがあるのか知る
もっとたくさん、他のユーザーがどんなキーワードで検索しているのか知りたいでしょうか?Ahrefsのキーワードエクスプローラーを使う方法もあります。
Ahrefsにログインし、キーワードエクスプローラーへ移動してメインとするキーワードを入力してください。次に、「Phrase match(フレーズ一致)」の項目をクリックします。
以下は、「テント」をメインキーワードとして表示された「Phrase match」のスクリーンショットです。
<テントと一緒に、どのようなキーワードが検索されているかを確認できます。>
このスクリーンショットでは、「コールマン テント」「モンベル テント」と言ったブランドごとでテントを検索する需要が高いようです。既にどのブランドを買うか決めており、その中で自分に合うテントを探したいのかもしれません。
また、「テント おすすめ」のようにそもそもどれを買うか迷っていると思われるキーワードや、「テント ワンタッチ」のようにタイプを指定したキーワードもあります。これらをブログのネタにして、おすすめのテントについて紹介することもできるでしょう。
皆さんはこれらのキーワードを思いつくことができたでしょうか?それとも、考えたことも無かったキーワードだったでしょうか?Ahrefsでは、こうしたキーワードもデータベースに保存されており、簡単にアイデアを集めることができます。
ブログのネタを増やす方法4.トレンドに乗ってみる
時にはトレンドをブログのネタにするのも良い方法です。今、人々が何について言及しているのか、何をよく検索しているのか調べ、記事にできないか検討してみましょう。
Twitterトレンド
今話題のものを知るにあたって便利なSNSがTwitterです。日本語圏の場合、Yahoo!リアルタイム検索を使うことで、現在Twitterユーザーが拡散・言及している話題を把握できます。
※Twitterで直接トレンドを収集しても良いのですが、ログインしている場合パーソナライズされたトレンドが表示されることに注意してください。なるべく中立的なトレンドを見たい場合は、「地域別」にトレンド設定することをオススメします。
<Yahoo!リアルタイム検索のトップページ。>
Yahoo!リアルタイム検索は、2つ使い方があります。1つはリアルタイムで画面に表示されるトレンドキーワードを追う方法。もう一つは、自分でキーワードを入力してトレンドがあるかどうかを知る方法です。
なるべく今話題のものを取り上げたいのであれば前者、書きたいテーマに沿ってトレンドがあるか調べるのであれば、後者の使い方でブログのネタを集められるでしょう。
Googleトレンド
ユーザーが今もっとも検索しているのは何かを知るのであれば、Googleトレンドを活用しましょう。これは、特に季節性のコンテンツを作るのに有用です。お正月、お花見、夏休み、ハロウィン、クリスマスなどが該当します。
毎年特定の時期だけ検索需要が高いキーワードについて知っておくことで、「今年のハロウィンで人気の仮装〇選」といった記事や、「夏休みにキャンプする人のための持ち物リスト」といった、その年のトレンドに合わせた要素を盛り込みながら記事を作成しやすくなります。
<Googleトレンドで「クリスマス」を過去5年間のグラフで見た場合。毎年12月に検索トレンドが発生します。>
また、GoogleトレンドはYouTube内や地域別の検索トレンドを調べることも可能です。ブログのネタをさらに広げたい場合、関連記事も併せてお読みください。
関連記事:YouTubeデータも分かる!キーワード調査に使えるGoogleトレンド7つの活用法
バズっている記事を参考にする
今話題となっているコンテンツそのものが知りたいでしょうか?そんな時はAhrefsのコンテンツエクスプローラーを使ってみましょう。
コンテンツエクスプローラーで任意のキーワードを入力すると、そのキーワードをタイトルや本文に含めたコンテンツが表示されます。これらはTwitterやFacebookといったSNSでのシェア数も確認でき、どんなコンテンツがよく拡散されているのか確認できます。
また、記事の公開日や拡散数でフィルタをかけることもできるため、「直近1ヶ月に、〇〇というキーワードを含む1000RT以上している記事を探したい」という調査も可能です。
<Ahrefsのコンテンツエクスプローラーで「クリスマス」を調べた場合。>
上のスクリーンショットは「クリスマス」というキーワードを含めた記事のリストです。「音楽番組のクリスマス特集」は、出演するアーティストの魅力や経歴を紹介する記事の参考となりそうですね。
「クリスマスの飾りつけになるハンドメイドのアイデア」も、まだ書いていないのであれば挑戦してみてはいかがでしょうか?「クリスマスなのにうどん」という、意外性のある切り口も見られます。Ahrefsのコンテンツエクスプローラーは、キーワードを羅列していくだけでは思いつかない、ユニークなアイデアを得たいときに役立つはずです。
ブログのネタ切れを防ぐには、インプットと切り口を増やすことが大切です。自分に合う方法を活用して、どんどん記事を書いてみましょう。
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