この記事はAhrefs公式ブログの日本語訳です。
原文:Ahrefs Changelog: Running List of New Features
(著者:Rebekah Bek / 原文の最終更新日:December 21, 2023)
※フルスピード注:この記事は2023年12月21日時点の記載をもとに翻訳しています。Ahrefs社公式ブログの記事は、今後追記・再公開される場合があります。
この記事はAhrefs の変更ログで、実際に閲覧して試すことができる最新機能すべてを簡単に紹介したリストです。
ここでは、Ahrefsに最近追加されたプロダクトアップデートと新プロダクトのリストが、分かりやすいテキスト形式でまとめられています。
動画で見るほうが好みの場合は、AhrefsのプロダクトアップデートYouTube チャンネルにアクセスしてください。それ以外の場合は、ページ内目次から特定のツールや機能に飛んで説明をお読みください。各ツールや機能のスクリーンショットもありますので、ぜひご覧ください!
ダッシュボード(Dashboard)
すべてのプロジェクトのハブとなる場所です。プロジェクトとしてWebサイトを登録することで、主要な SEO 指標の成長や停滞、または衰退の概要を一目で確認できます。※フルスピード注:Ahrefsにログインした時、通常最初に表示される画面です。
(2023-09-23)人気があるドメインの自動提案をするように:検索バーにキーワードを入力すると、Ahrefsのデータベースの中から、そのキーワードを含んだドメインをトラフィックが多い順に5つまでサジェストするようになりました。以前は、ダッシュボードで行った検索履歴からの候補だけが表示されていました。今すぐやってみて下さい。
(2023-09-09)ポートフォリオ:最大10件のドメインからの URLリストをポートフォリオにグループ化し、ほとんどのサイトエクスプローラー内のレポートページで、グループ化したドメインの指標を集計して確認できるようになりました。
このリストを保存すると、ポートフォリオはプロジェクトと同様に、トップレベルの指標とともにダッシュボードで表示されます。これを使うことで、上位の競合他社、クライアントのコンテンツなどについてポートフォリオを作成し、追跡できます。もっと見る /今すぐ試してみる
(2023-09-06)競合他社の指標:プロジェクトの下部にある「競合を表示」と書かれている箇所をクリックすると、そのプロジェクトを登録するときに追加された競合他社のリストを展開できるようになりました。
スクリーンショットのように、太字になっている指標とデルタは、プロジェクトのメインターゲットにしているWebサイトの値を上回っていることを表します。今すぐお試し下さい。
サイトエクスプローラー(Site Explorer)
サイトエクスプローラーは、自社・競合を問わずあらゆる Web サイトのオーガニック検索トラフィックと被リンクプロフィールを分析できる、Ahrefsコアツール(主要機能)の一つです。
(2024-03-04)エクスポートしたファイルにリダイレクトチェーンURLを含めるようにしました:サイトエクスプローラーで被リンクレポートをエクスポートしたとき、そのファイル内にリダイレクト チェーン URL が表示されるようになりました。
(2024-02-15)リンク作成者のレポートを追加しました:このレポートには、分析対象のドメインまたはURLにリンクしているページ作成者が表示されます。また、このレポートでは各リンク作成者について、次のように有用な統計が表示されます:
トップ DRはすべての参照ドメインの中で、最も高い DR を示す列です。そのほか、参照ページの数やリンク作成者が得ている推定トラフィックの合計数、分析対象がこのリンク作成者から得た合計リンク数の列もあります。詳細はこちらをご覧ください。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2024-02-05)「ベストリンク」のフィルタで最大10,000のドメインを除外できるように:「ベストリンク」フィルタを使うことで、レポート結果から最大10,00 のドメインを、まとめて除外できるようになりました。
サイトエクスプローラーの「概要」レポート、またはバックリンク関連のレポートからこのフィルタを開き、「構成」をクリックして、除外したいドメインのリストをここに貼り付け、「保存」をクリックするだけで以降は除外されるようになります。
(2023-12-18)概要 2.0 レポートの「ベストリンク」フィルタが追加されました:ここのフィルタは、すべてのバックリンク関連の数と履歴グラフに影響します。すべてのウィジェットからこのフィルタでリンクノイズを除去すると、いわゆる「良好なリンク」に関して、時間経過に伴うパフォーマンスをより明確に把握できるようになります。
詳細はこちら。/Ahrefsアカウントをお持ちの方は今すぐお試し頂けます。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2023-12-15)概要レポートの新規取得/失われた参照ドメインのグラフを更新:競合他社モードと年間モードの両方で動作し、さまざまな粒度をサポートします。また、分析対象ドメインまたはURLが、時間経過とともにリンクを獲得しているか失っているかを示す傾向線も、新たに追加されました。
(2023-11-21)バックリンク レポート2.0に「ベストリンク」フィルタを追加:いわゆる「良好な」リンクのみを表示できるフィルタです。このフィルタは、Ahrefsが事前定義したパラメータのセットに基づいており、デフォルトでは、DRが30以上、推定トラフィックが500以上あるなど、良好なパラメータの参照ドメインが表示されるようになります。また、このパラメータはAhrefsのご利用者様自身でカスタマイズ可能です。
詳細はこちら。/Ahrefsにログインして早速試すにはこちら。
(2023-10-31)概要レポートにオーガニック競合他社ウィジェットを追加:サイトエクスプローラーの概要レポートに、オーガニック検索上の競合他社を分析するウィジェットが追加されました。
このウィジェットには、分析対象にとっての競合他社上位5件と、それらの推定オーガニックトラフィック、推定オーガニックトラフィックで得られる価値、競合サイトが持つページ数といった観点から、現在の競合状況が表示されます。これは、便利で視覚的な競合他社と分析対象とのギャップ分析のようなものです。
(2023-10-10)内部リンクのレポートを更新:内部リンクのレポートを抽出し、サイトエクスプローラーの新しいスタンドアロン・セクション(スクリーンショットの左サイドバー部分)へグループ化しました。以前まで、このデータはとても隠れた場所にあり、データも他のレポート画面へ分散していました。
詳細はこちら。 / 今すぐ試してみる ※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2023-09-15)概要2.0レポートにトップレベル ドメインのウィジェットを追加:「概要2.0」レポートに、分析対象の参照ドメインとバックリンクが、トップレベル ドメイン(TLD)別ではどのように分散されているかを示すウィジェットを追加しました。
ここから今すぐ確認してみましょう。
(2023-09-12)ページ検査ツール(Page inspect tool)を追加:このツールは、分析対象ページの HTML コードまたはプレーン テキストの変更履歴を表示します。これを使うことで、ページに加えられた変更を比較することができます。※フルスピード注:過去の日付と現在の日付を指定し、そのページがリライトされたのはいつかを把握することにも活用できます。
詳細はこちら。 / 今すぐ確認。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2023-08-16)オーガニックおよび有料キーワードレポートの列設定を更新:以下スクリーンショットのように、新しい列設定を使ってレポート画面の表示をカスタマイズし、重要なデータ列だけを表示できるようになりました。
(2023-07-28)「機会」レポートを追加:簡単に実行できるページ更新や、本来リンクされるべきなのにされていない、ブランド言及の発見、重大な技術的Webサイト問題の解決に至るまで、Web サイトのトラフィックとランキングの向上に役立つ SEO改善の機会を確認できます。
詳細はこちら。 / 今すぐ試すにはこちら。
(2023-07-28)「有料ページ」レポートのネスト(入れ子)された表の追加:スクリーンショットのように、「有料ページ」レポートには「54▼」と、ネスト(入れ子)された表が含まれるようになりました。
これらをクリックするとポップアップが表示され、分析対象のランディングページが広告掲載されているすべての有料キーワードと、広告コピーのバリエーションが表示されます。
(2023-07-26)順位履歴チャートの Googleアップデート + Ahrefsアップデートのメモを追加:サイトエクスプローラーとキーワードエクスプローラーの両方で、順位履歴チャートに Google のアルゴリズムアップデートと Ahrefs のアップデートメモを追加しました。
チャートをマウスオーバーするだけで、そのキーワード順位にGoogleまたはAhrefsのアップデートが影響を与えているかどうか、Ahrefs内でクロスチェックできるようになりました。
(2023-07-18)すべてのバックリンク関連レポートに、「作成者」フィルタを追加:参照元ページの作成者でレポートデータをフィルタリングしたり、全ての作成者をエクスポートしたり、APIv3経由でこのデータにアクセスしたりできるようになりました。これは、あなたが大規模なリンク獲得のアウトリーチを行い、膨大な調査時間を節約するのに役立つはずです。
キーワードエクスプローラー(Keywords Explorer)
Ahrefsが誇る204億以上のキーワード データベースから、優れたキーワード候補を見つけられるAhrefsコアツール(主要機能)の一つです。
(2023-11-15)AI を使ってシード キーワード案を生成できるようになりました:キーワードエクスプローラーで最初に表示される、キーワード入力欄に、「AI に聞く」フィールドが追加されました。
スクリーンショットのようにこのフィールドをクリックしてプリセットの生成方針を選んでシード キーワードを入力するか、フィールド内に直接独自のプロンプトを入力してシードキーワードの生成方針を決めることができます。
詳細はこちら。 / 今すぐ試してみるにはこちら。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2023-10-25)検索候補レポートの改善:検索候補のリストを拡張して、Ahrefsのデータベースにインデックス付けされていないキーワードも含めるようになり、新たな検索トレンドを簡単に発見できるようになりました。
詳細はこちら。 / 今すぐ試すにはこちら。
(2023-10-20)「概要」レポートのキーワード難易度表示枠に、時間経過グラフを追加:キーワードエクスプローラーの「概要」レポートにあるキーワード難易度表示枠について、特定ロケーションにおけるキーワード難易度の時間経過グラフを追加しました。
このグラフは、2021年5月から現在までの月次平均キーワード難易度の推移を表しています。※フルスピード注:そのキーワードについて、難易度が上がってきているか下がってきているのかを把握できます。
(2023-09-28)再設計されたキーワード クラスタ:※フルスピード注:2024/4/2現在、親トピックに基づくキーワード クラスタ機能は、日本語を含む一部地域・言語のキーワードでは利用できません。キーワードエクスプローラーにて、ロケーションを「United States」など英語圏に絞り、英語のキーワードを入力する場合はキーワードクラスタが表示されることを確認しております。
キーワードエクスプローラーで見つけた数千のキーワードについて、それらに共通する親トピックごと、または意味合いが関連している言葉ごとにクラスタを作り、即座にグループ化して表示する機能が追加されました。
注:キーワードのクラスタリングは即座に行われます。ユーザー側でキーワードリストを作ってアップロードし、それらが処理され、クラスタに整理されるのを待つ必要はありません。
(2023-07-20)検索ボリューム グラフのデフォルト期間を変更可能に:対象キーワードの検索ボリューム グラフについて、デフォルトのトレンド期間を、昨年、過去 2 年間、または全期間のいずれかで調整できるようになりました。
(2023-07-11)検索ボリュームのスパークラインが表示されるように:すべてのキーワード候補レポートに、過去 12 か月間の検索ボリューム変化を示すスパークラインが表示されるようになりました。これにより、検索ボリュームの傾向を一目で把握できるようになります。
サイト監査(Site Audit)
Webサイトを登録・スキャンして140以上の SEO 問題指標を検出し、それらを修正する方法についての推奨事項を確かめてみましょう。Webサイトの健全な運営に活用できる、Ahrefsコアツール(主要機能)の一つです。
(2023-12-28)モバイル ユーザビリティの問題を報告するように:サイト監査で登録・スキャンしているWebサイトについて、モバイル ユーザビリティに関する問題が報告されるようになりました。
Ahrefsが報告する 5 つの問題とは、ビューポートが設定されていない場合、コンテンツのサイズが正しくない場合、フォント サイズが小さすぎる場合、タップ ターゲットが小さすぎるか近すぎる場合、ドキュメントでプラグインが使用されている場合についてです。
(2023-11-10)アクセス制御機能の更新:以前は、ワークスペース(※)に参加しているユーザーまたはゲストは、ワークスペース全体のサイト監査について、表示する問題を変更できました。このため、ユーザーやゲストがすべてのプロジェクトの重要な問題を無効にしてしまうというトラブルが発生しました。
新しいアクセス制御機能を使えば、このようなことはもう起こりません。ワークスペースの管理者のみが、プロジェクトごとに表示するSEO問題の設定を変更できます。
フルスピードによる補足:「ワークスペース」とは、Ahrefsのプラン申込みで作成された場所そのものを指します。プランにあらかじめ含まれているユーザー1名は、ライト/スタンダード/アドバンスド/エンタープライズプランの「所有者」権限が付与されています。
ご利用のワークスペース(プラン)に追加されたユーザーは、「管理者」「メンバー」「ゲスト」の権限について、いずれかを付与できます。また、サイト監査では、これらのユーザー権限は以下のように機能します(詳細のヘルプ記事より抜粋)。
- ワークスペースの所有者と管理者権限のユーザーは、ワークスペース全体のプロジェクト設定や、特定のプロジェクトについてSEO問題の設定を調整できます。
- メンバー権限のユーザーは、アクセスを許可されたプロジェクトに対してのみ、SEO問題の設定を調整できます。ただし変更できるのは、自分が作成したカスタム問題設定のみです。
- ゲスト権限のユーザーは、共有されている個々のプロジェクトについてのみ、メンバーと同じ権限があります。ただし、ゲストユーザーは新しくカスタム問題を作成できません。
(2023-09-15)フィールド変更によるフィルタが可能になりました:フィールドの変更(数値またはパーセンテージを調整)によって、サイト監査のクロール結果をフィルタできるようになりました。これにより、オーガニック検索トラフィックが10%以上減少したページのフィルタリングなど、さまざまな使い方を実現できます。
詳細はこちら。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2023-09-14)hreflang の問題を、hreflang リンク グラフで視覚化:サイト監査にて、ページの URL 詳細パネルを開き、hreflang タブをクリックして、hreflang クラスタ全体を表示できるようになりました。
ページとリンクのエラーは赤で強調表示されるため、どのリンクが欠落しているか、もしくは誤って追加されたリンクはどれかをすぐに見つけることができます。
(2023-09-11)Google のガイドラインに対する、190 以上の構造化データ検証の問題をサポート:サイト監査は、レシピ、商品カルーセル、ローカルビジネス、など、(schema.org ガイドラインに加えて)Google のガイドラインにリストされている 190 のルールに対する構造化データ検証もサポートするようになりました。
(2023-08-18)新しいコア ウェブ バイタル指標の追加「INP」:パフォーマンス チャートの下に、「Interaction to Next Paint(INP)」指標を追加しました。これは、 2024 年 3 月以降、最初の入力遅延をコア ウェブ バイタル(Core Web Vitals)の新しい指標として正式に置き換わることになります。
サイト監査のクロール内で INP スコアが低いページを見つけるには、ページ エクスプローラーに移動し、[列] をクリックして「INP」と入力し、INP 関連の列をすべてチェックしてください。
(2023-07-26)robots.txt ファイルの変更履歴が閲覧できるように:サイト監査で、robots.txt ファイルの変更をお知らせする機能が追加されました。[ページ ソース] 列に移動し、[変更を表示] をクリックすると、robots.txtファイルの現在と以前の比較が表示されます。
この機能を使うことで、robots.txtの中で何かを誤って禁止していたり、あるい許可されたりしていないかを確認できます。
ランクトラッカー(Rank Tracker)
Webサイトを登録することで、世界190 か所(国・地域)でのデスクトップとモバイルキーワード順位を監視できます。Ahrefsコアツール(主要機能)の一つです。
(2024-03-08)GSCページの新しいフィルタ:Google Search Console(GSC)ページで、クリック数、インプレッション数、CTR、平均掲載順位のフィルタができるようになりました。
(2024-03-06)Pages 2.0レポートの追加機能:Pages 2.0 では、順位計測をしているキーワードすべての URL ランキングと、重要な指標が表示されます。新たに追加された機能には、トラフィック価値、SERPタイトル、履歴データ、データを拡大するための新しいフィルタが含まれます。
(2024-02-29)「GSC キーワード」レポートに新しいフィルタを追加:このレポートでは、キーワード、トップURL、および「追跡されていないもののみ」でフィルタできるようになりました。 「追跡されていないもののみ」トグルを使うと、現在のプロジェクトで追跡していないキーワードを表示できます。※フルスピード注:本来計測すべきキーワードがないかを確かめることができます。
(2024-02-12)GSC ページの刷新:新しい GSC ページ レポートには、Ahrefs 内にあるページの Google Search Console データが表示されます。
詳細はこちら。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2024-01-19)GSC キーワード レポートにある「URL」列の更新:この列は、計測しているWebサイトにあるページのうち、そのキーワードでランク付けされたページの数を示します。番号をクリックするだけでネストされたテーブルが開き、ランク付けされたすべての URL が表示されます。
(2023-12-26)GSC キーワード レポートの新しいフィルタ:クリック数、インプレッション数、CTR、掲載順位でフィルタできるようになりました。
(2023-12-13)概要 2.0(ベータ版)の更新:まず、順位履歴グラフに、すべてのランキング URL の履歴と、Ahrefs および Google のアップデート情報が表示されるようになりました。
次に、キーワードフィルタは サイトエクスプローラーのものと同じになり、複数のルールと条件をサポートします。
第三に、順位とトラフィックの変更には専用の列が追加されました。
最後に、URL 列にランク付けされたURLの数が表示されるようになりました。
詳細はこちら。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2023-11-06)GSC キーワード レポートの追加:ランクトラッカーで、キーワードの Google Search Console データを確認できるようになりました。この初期リリースでは、基本的なフィルタリングが提供され、Web 検索タイプのみのデータが表示されます。
(2023-11-04)Looker コネクタ:正確なキーワードでフィルタリングできるように:「Keyword is」という新しい構成パラメータを使用して、キーワードの順位履歴グラフを Looker Studio で直接再現できるようになりました。
(2023-10-18)プロジェクトのデフォルトのデバイス:各プロジェクトの設定から、表示するデフォルトの順位をデスクトップまたはモバイルで選べるようになりました。また、この設定はワークスペースごとではなく、ユーザーごとで保存されます。
(2023-07-28)GSC 概要レポート:このレポートでは、Google Search Console プロパティを分析し、クリック数とインプレッション数の分布および掲載順位ごとの CTR を表示できます。また、「匿名化されたクエリからのクリック」も表示されます。
これは、ユーザーのプライバシーを保護するため Google によって非表示にされているクリックです。この指標は、実際のクリックをより正確に把握するのに役立ちます。
コンテンツエクスプローラー(Content Explorer)
註力したいキーワードやトピックに対して最も成果を上げているコンテンツのアイデアを調査しましょう。Ahrefsが誇る144 億ページ以上のページデータから、いくつものリンク機会を見つけることにも役立ちます。Ahrefsコアツール(主要機能)の一つです。※フルスピード注:ライトプランでは、コンテンツエクスプローラーをご利用いただけません。
(2023-07-31)カスタム フィルタ:フィルタの組み合わせをプリセットとして保存し、ワンクリックでフィルタした結果へアクセスできるようになりました。
すべてのトップレベルのフィルタがサポートされていますが、フィルタの組み合わせはユーザーごとに保存され、ワークスペースのメンバー全体では共有されません。
(2023-07-07)コンテンツエクスプローラーのランディングページ(入力開始画面)に、プライマリ フィルタを追加:すべてのプライマリ フィルタを、コンテンツエクスプローラーで最初に表示される、トピック入力画面(ランディング ページ)に追加しました。
つまり、コンテンツを検索する時点であらかじめフィルタした結果を探せることになります。
競合分析(Competitive Analysis)
キーワード、参照ドメイン、参照ページの観点から、競合他社の Web サイトと自社の Web サイトを比較分析しましょう。
(2023-11-01)Link Intersect 2.0(リンク交差2.0)をリリース:このツールは、分析対象のWebサイトいずれか1つにリンクしているが、他のWebサイトにはリンクしていないものを探すときに使えます。
たとえば、自社サイトにはリンクしていないが、競合他社サイトにはリンクしているWebサイトを探すときに役立ちます。この使い方をするには、参照ドメインまたはページの表示モードになっていることを確認してから、上部のセクションには自分のドメインを入力、下部のセクションには競合 Web サイトを追加して結果を表示してください。
詳細はこちら。 / 今すぐ試すにはこちら。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2023-07-15)Content Gap 2.0(コンテンツ ギャップ 2.0)のリリース:コンテンツギャップツールは、競合他社サイトがランク付けできているのに、自社サイトはランク付けできていないキーワードを表示し、これから注力すべきトピックやキーワードを探すときに役立ちます。
これにより、自社サイトで行っているコンテンツ公開の範囲と戦略についた、競合とのギャップが明らかになる可能性があります。
コンテンツ ギャップ2.0の分析結果には、分析にかけた競合他社サイトのうち、少なくとも 1 サイトは検索結果で上位10件にランクインしているけれども、自社サイトは上位100件にもランク付けされていないキーワードが表示されます。
詳細はこちら。 / 今すぐ試すにはこちら。
ツールをまたいだアップデート
この項目では、複数のツールにわたって適用されたアップデートをご紹介します。
(2024-03-02)SERP 概要ウィジェット:検索意図を2つの日付間で比較して、AIが更新アイデアを提案するように:2 つの期間で、それぞれのSERPにおける検索意図を比較できるようになりました。
これにより、特定キーワードの検索意図が、当時と現在ではどのように変化したかを確認し、AIの提案により自社サイトの既存コンテンツをどう更新すればいいのか、最適な方法を見つけることができるようになりました。
詳細はこちら。※フルスピード注:詳細の翻訳記事はこちら。
(2023-12-30)SERP 概要ウィジェット:AI で検索意図を特定できるように:(先ほどのアップデートに近いものですが)サイトエクスプローラー、キーワードエクスプローラー、ランクトラッカーの SERP 概要ウィジェットに、キーワードの検索意図を特定する AI 機能を追加しました。キーワードを検索しているユーザーが何を見つけたいのか、簡単な言葉で解説しています。※フルスピード注:AIの提案は、2024/4/3時点では英語表示のみとなります。
(2023-12-19)SERP 概要ウィジェット:ディスカッションとフォーラムを追加:サイトエクスプローラー、キーワードエクスプローラー、ランクトラッカーの SERP 概要ウィジェットに、新しい SERP フィーチャーであるディスカッションとフォーラムが表示されるようになりました。
全般的なアップデート
この項目では、特定のツールに関連しないものの、Ahrefsを有効活用するのに便利なアップデートを紹介します。
(2024-02-08)Ahrefsログイン前の画面「トップ Webサイト」のアップデート:Ahrefsにログインする前の公式サイト内にあるコンテンツ「トップ Webサイト」に、いくつかの改善を加えました。
新機能:世界全体および国ごとで、月次の上昇傾向セクションと下降傾向セクションを追加、新しい Web サイトのバッジを追加、個々の Web サイト ページのトラフィック価値指標と履歴グラフを追加しました。
(2023-12-30)2 要素認証によるログインが有効になりました:[アカウント設定] > [マイ アカウント] から 2FA を有効化できるようになりました。これにより、Google Authenticator などのモバイル アプリを介してワンタイムパスワードを使い、アカウントのセキュリティを向上させることができます。
(2023-12-1)トップ Web サイトにランクインしたサイト別に、概要ページを追加:トップ Web サイトは、 オーガニック検索トラフィック順に並べ替えられた、上位 Web サイトのリストです。
各 Web サイトには、いくつかの主要な検索トラフィックとバックリンクの指標をリストした独自の個別のページがあります。このデータは毎月更新されます。※フルスピード注:例えば、トップWebサイト4/3時点で1位のYouTubeは、このような個別ページがあります。
(2023-12-05)新しい IP アドレスの追加:サイト監査でWebサイトのクロールを実行しているときに、以下のスクリーンショットのようなエラーが発生した場合は、クロールを完了できるようにすべての IP アドレスをホワイトリストに登録してください。
Ahrefs IP アドレスの完全なリストはこちら / IP アドレスに関するヘルプ記事はこちら。
(2023-07-11)ユーザー制限を一括設定できるように:アカウント設定から、複数のユーザーを選択し、クレジットの使用上限を一括編集できるようになりました。ワークスペースにいプールされた共同消費クレジットを、より効率的に対象メンバーたちへ割り当てることができます。
(2023-07-07)新しい AI を活用した無料ライティングツールを公開:ライティングのスタートを素晴らしいものにする、AI を活用した無料のライティングツールを多数リリースしました。
各ツールは、テキストの言い換えやページのメタディスクリプション生成まで、単一のタスクに特化しています。これらはすべて ChatGPT の API を使用しています。
エンタープライズプラン向けのアップデート
チームに合わせて内容を拡張でき、ユーザー管理や調査、レポート機能を向上させるエンタープライズ プラン限定のアップデートをご紹介します。
(2024-03-08)「実験版」の、AI コンテンツ グレーダー ツールを公開:既に公開している既存記事と、その記事でランク付けしたいキーワードを入力してください。すると、そのキーワードで含めるべき各サブトピックは、現在の上位ページ 3件では、どのようにカバーされているかを並べて比較できます。
さらに、ここから既存コンテンツを改善する方法について、提案を得ることもできます。
(継続的に更新) API v3:API v3 を使うと、Ahrefs ワークスペースからデータを取得してカスタム統合と自動化を作成できます。このことから、企業ごとに求められる、非常に柔軟なレポート作成と簡単なパフォーマンス分析が可能になります。
現在、API v3 を使用すると、サイトエクスプローラー、キーワードエクスプローラー、サイト監査、および SERP 概要エンドポイントから、広範囲のデータを取得できます。
直近のエンドポイント追加:ヘルス スコア(11/3)、アンカー レポート(17/1)
(2023-10-02)ワークスペース監査ログの追加:監査ログを使うことで、エンタープライズプランの利用者(所有者または管理者権限)は、ワークスペース全体でのツール別 / ユーザー別クレジット使用状況を追跡しやすくなります。
ワークスペースに 20 人以上のユーザーがいる場合は、上位 20 人が表示され、残りは「その他」というラベルの付いたバケットにグループ化されます。
(2022-11-17)SSOの実装:シングル サインオン(SSO)機能により、プラットフォームのセキュリティが向上し、エンタープライズプランを使う大規模なチーム全体で、ユーザーアクセス管理がはるかに簡単になります。
また、エンタープライズ プラン限定のクロスドメイン ID 管理システム(SCIM)ユーザー プロビジョニングも、大規模なチーム全体でのユーザーアクセスを管理するために構築された機能です。
著者プロフィール
Rebekah Bek
普段はAhrefsのために何らかの形で執筆を行っています。時々それらをツイートすることを忘れずに。
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