
サムネイル出典:原文サムネイルより。
この記事は、Ahrefs公式ブログの日本語意訳です。
原文:How to Craft the Perfect SEO Title Tag (Our 4‑Step Process)
(Joshua Hardwick / February 27, 2018)
フルスピードによる要約:
- ページのタイトルタグはとても単純ですが、意外と記述されていないページは多いようです。しっかり設定しましょう。
- ページがよりクリックされるように、簡潔でわかりやすく魅力的なタイトルを付けましょう。ただし、誠実さを忘れずに。
- Googleが検索結果でタイトルを書き換えてしまう?現在のタイトルは良い記述ではないかもしれません。見直してみましょう。
多くのユーザーは、タイトルタグを設定することはとても簡単だと考えています。これを台無しにする方法はないですよね?むしろ存在するのでしょうか?
実際、ほとんどのユーザーが理解している以上に、タイトルタグには多くの可能性(またはSEOとしての価値)があります。たとえば、以下のタイトルタグ2つを見てください。
※訳者註:1枚目画像「ランクトラッカー-Ahrefs」、2枚目画像「Ahrefsのランクトラッカー:キーワードの順位チェック&定点観測」
Ahrefsのランクトラッカーページのタイトルタグを前者から後者に変更したとき、以下のようなオーガニックトラフィックが発生しています。
なんと、37%以上の増加です!
注釈:この結果は多くの変数が関係していると理解しています。タイトルタグ変更のみが、オーガニックトラフィックの増加に貢献したと断言はできません。しかし、少なくともプラスに働いていることは明らかだと思います。
この記事では、SEO対策におけるタイトルタグについて、知っておくべきこと全てを解説しています。また、検索流入しやすいタイトルタグを作成するプロセスについて、4つのステップに分けて解説を記載しました。
※訳者註:動画でも紹介しています(音声・字幕共に英語)。
それでは始めましょう。
目次(クリックで見出しに移動します)
- SEOにおけるタイトルタグとは(なぜ重要なの?)
- タイトルタグとH1タグはどう違う?
- タイトルタグの設定(およびエチケット)簡単ガイド
- ステップ1.注力するメインキーワードを見つける
- ステップ2.ロングテールキーワードを見つける
- ステップ3.「基本の」タイトルタグを下書きする
- ステップ4.コンテンツの独自性をチェック(それについて話し合う)
- コンテンツが上位表示されたらやるべきタイトル設定
- 製品やカテゴリページのタイトルは一括自動生成!
- Googleがタイトルタグを書き換えるのはなぜ?
- Googleがタイトルタグを書き換えないようにするには?
SEOにおけるタイトルタグとは(なぜ重要なの?)
タイトルタグ(Title tag)は、Webページのタイトルを指定するために使われるHTML要素です。HTMLでの表示は以下の通り。
このタグの主な役割は、訪問者と検索エンジンに対して、そのWebページがどのようなものか(可能な限り最短かつ簡潔な方法で)伝えることです。
タイトルタグは、通常SERP(Googleでの検索結果)に表示されますが……
※訳者註:赤枠で囲った部分がSERPで表示されるタイトルタグ。
そのページがソーシャルメディアで共有されている場合、以下のような表示となります。
※訳者註:赤枠で囲った部分が、ソーシャルメディアで表示されるタイトルタグ(こちらはTwitterでの表示)。
タイトルタグはSERPだけでなくどこで投稿されていようとも、クリックを促すために不可欠な存在です。
以下に、タイトルタグが重要な理由を2つ解説しましょう。
第一印象は重要:たいていの場合、タイトルタグは潜在的な訪問者が検索しているとき最初に気付くものです。ですから、良いタイトル設定はポジティブな第一印象を与えるチャンスとなります。
ブランドを活用する:ユーザーはブランドを信頼します。あなたが業界で有名な場合は、タイトルタグにブランド名を目立つように設定しましょう。繰り返しますが、これによりクリックが発生し、トラフィックが増加します(これについては後で!)。
また、Google(および他の検索エンジン)は、ページの意味を理解するためにとりわけタイトルタグを調べていることを忘れないでください。以下のスライドは、タイトルタグ内で注力しているキーワードを使うことと、上位表示との間にわずかな相関関係があることを示すものです。
注釈:相関について!=因果関係として見る場合、このグラフは疑ってください。0,0496は非常に弱い相関の値です。 タイトルタグ設定には完全一致キーワードが必要、ということではありません。グラフを鵜呑みにしてはいけません。ハミングバードの導入以来、Googleは類義語と「会話型検索」を十分理解できるほどにはスマートになっています。
タイトルタグとH1タグはどう違う?
要約すると、タイトルタグとH1タグは何もかも異なるHTMLタグです。多くの場合、タイトルとH1タグのコピーが同じであるため、混乱が生じます。たとえば、Ahrefsブログの記事「75個のSEOヒント」の、H1タグを見てみましょう。
文言という観点から見ると、タイトルタグと同じです。
明快さと一貫性を保てることから、タイトルタグとH1タグを同じ文言にすることは、多くのWebサイトで利用される標準的な方法です。ユーザーはSERPに表示されたタイトルをクリックしたとき、訪問先のページにもSERPと同じ(または近しい)タイトルを期待している可能性があります。
では、タイトルタグとH1タグはどう違うのでしょうか?
要するに、SERPに表示される方のタイトル、またはソーシャルメディアなど他のプラットフォームで共有されるときに表示されるタイトルは、タイトルタグに設定した記述を引っ張って表示しています。一方、H1タグは、ページ内で表示される「実際のタイトル」です。
※訳者註:Ahrefsブログのページで表示される記事タイトル。こちらはH1タグの記述を使用。
ページに記載されるタイトルと、ブラウザのタブに表示されるタイトルとを混同しないでください。
※訳者註:ブラウザでは、タイトルタグの記述を使用します。
さて、タイトルタグとは何か、どのように重要か理解したところで、良いタイトルタグを作る方法について解説していきます。ですが、最初は基本をいくつか見ていきましょう……。
タイトルタグの設定(およびエチケット)簡単ガイド
皆さんは、このようなSERPを見たことがありますか?
これは、「タイトルタグの切り捨て」と呼ばれます。
Googleでは、約50〜60文字でSERPのタイトルタグの切り取りを開始します。(実際にはピクセルに基づいていますが、50〜60文字が目安です。)このため、タイトルタグはこの長さに収めてください(※)。
※訳者註:これは半角英数字の文字数目安です。日本語の場合全角扱いとなるため、35文字前後で切り捨てられることがあります。
以下のチェックツールで、タイトルタグが長すぎないか(ピクセル幅の観点からも)テストできます。
Free Pixel Width Checker Tool — by Search Wilderness
Portents SERP preview tool
SERPSim
注釈:AhrefsのSEOアナライザーツールを使って、サイトにあるすべてのタイトルタグを確認することもできます。
さて、こういうタイトルはどうでしょうか?
おそらく、良いものではありません。
タイトルタグに関して言えば、オールキャップ(訳者註:全て大文字の文言)はエチケットとして良くないものです。正直なところ、すべて大文字のタイトルタグが上位表示しているのを見たことがありません。
タイトルタグのフォーマットとして推奨される、2つの設定を以下に紹介しましょう。
文章型タイトルの場合:最初の単語の文字を大文字にします(たとえば、“Dwell time: is it really a ranking factor? (and if so, should you care?)”など。日本語:「滞在時間:それは本当に上位表示の要因となる?(そうだとしたら何を気にするべき?)」)
言い切り型タイトルの場合:全ての単語で、最初の文字を大文字にします。このツールを使用して、変換してみましょう(たとえば、“10 Google Sheets Formulas Every SEO Should Know”日本語:「全SEO担当者が知っておくべき10個のGoogleスプレッドシート関数」)。
※訳者註:このルールは英語圏または英語をタイトルに含む場合に適用されます。
それと、単語を(強調するために)奇妙な大文字にするのは、問題ありません。
※訳者註:「マーケッターの考え方」を強調する大文字の使い方。
ただし、すべて大文字にしないでください。むやみに注目を集めますが、正当ではありません。
タイトルタグを作成するときは、以下に注意してください。
- 検索エンジンではなく、人間向けに書く:タイトルタグに不自然なキーワードを大量に挿入しないでください。今はもう1998年じゃないんですから!
- (何であれ)すべてのタイトルがユニークであるように:タイトルタグの重複はよくある問題です。避けるようにしてください。
- すべてのページにタイトルタグがあるように:最初のハードルでつまずかないように。Webサイトの全ページに、タイトルタグが付いていることを確認してください。(これは驚くほどよくある問題です)
理解しましたか?よろしい、それではタイトルタグ作りを始めましょう!
ステップ1. 注力するメインキーワードを見つける
Ahrefsでは、たいていの場合キーワードよりもトピック(話題)をターゲットにすることを推奨しています。これは、ほとんどのページが「ヘッドキーワード(注力キーワード)」だけではなく、他の関連用語やかけ合わせキーワードでも上位表示されるためです。
実際、1位表示しているページは、平均して約1,000個の関連キーワードでも上位表示していることが分かりました。
<訳者註:Ahrefsによる上位20件に表示されているページが、平均して何個他のキーワードで上位10件に表示されているかを示したグラフ。>
例:
キーワード「 best whey protein powder for women(女性用 ホエイ プロテイン パウダー おすすめ)」の検索ボリュームは月間約400です。
しかし、このキーワードで上位10件のページは、それぞれ1か月あたり何千ものオーガニック検索流入があります。
これは、それぞれのページが他のキーワードでもたくさん上位表示しているためです。
以下のスクリーンショットは、「best whey protein powder for women(女性向け ホエイプロテインパウダー おすすめ」というキーワードで現在上位表示しているページが、他のキーワードでも上位表示していることが分かるスクリーンショットです(このページはUS圏で700以上のキーワードで上位表示しています)。
かなりいい感じですよね?
ですが、タイトルタグに関しては1つの「ヘッド」キーワードに絞り、それに対して最適化することをおすすめします。(1つまたは2つのロングテールキーワードに絞るケースもあります。詳細については、ステップ2を参照してください。)
すでにキーワードを念頭に置いていますか?すばらしい。
それ以外の場合は、以下の手順を進めましょう:
Ahrefsのキーワードエクスプローラーに移動します。
ページ(記事)の簡単な説明を入力します。
例:
「75個のSEOヒント」という記事を対象にする場合、次のように入力します。
<訳者註:記事タイトルをそのままキーワードエクスプローラーに入力。>
注釈:ここでは余計なことを忘れてください。ページの大まかな説明を入力するだけです。
入力した内容の検索ボリュームがほとんど、またはまったくないことに気付くでしょう。
これは問題ではありません。
SERP Overviewの項目までスクロールしましょう。これにより、上位10ページのメインキーワード(つまり、どのキーワードで最もオーガニック検索流入を稼いでいるか)が分かります。
十中八九、これからタイトルタグを付けるページに対して、最も適切なメインキーワードが明らかになります。
この例では、明らかに「seo tips(SEO ヒント)」がメインキーワードです。
上位キーワードがどれも適切と思えませんか?これをお試しください
(キーワードエクスプローラー左側のメニューにある)「Keywords ideas」>「Also rank for」をクリックしてください。これにより、上位10件のページが上位表示している他のキーワードを大量にチェックできます。
検索ボリューム順で並べられているので、コンテンツに合ったキーワードが見つかるまでリストを読み進めましょう。
この例では、「SEO tips(SEO ヒント)」と「SEO techniques(SEO テクニック)」が適しています。ただし、「SEO ヒント」の検索ボリュームが高いため、私たちはこのキーワードに執着します🙂
ステップ2.ロングテールキーワードを見つける
タイトルタグの設定では、常にメインキーワード1つを対象にする必要があります。ですが、1つか2つロングテールキーワードを対象にすることも、理にかなっています。
なぜでしょうか?
メインキーワードで上位表示するには、時間がかかる可能性があるためです。ですが、この手法で多種多様なロングテールキーワードから、トラフィックをもっと迅速に取得できます。ロングテールキーワードのバリエーションは、不自然なことをしなくてもタイトルタグに組み込める利点があります。
ところで、そもそもロングテールキーワードとは何なのでしょうか?Ahrefsブログにも寄稿いただいている、ホワイトハットSEOエバンジェリストDavid McSweeneyに説明してもらいましょう。
ロングテールキーワードとは、一つ一つの検索ボリュームはとても少ない検索クエリですが、グループとしてみると膨大な検索ボリュームが見こめます。この名称は、いわゆる「検索需要曲線」で見られる「ロングテール」の部分に由来します。以下は、すべてのキーワードを検索ボリューム別にプロットしたグラフです。
David McSweeney
彼が参照しているグラフとは、以下のものです。
<※訳者註:「検索需要曲線」のグラフ>
Davidも述べているように、これらのキーワードは、一般的に検索されるキーワードよりも長く、具体的である傾向があります。(ただし、常にではありません。)
例:
- メインキーワード:「seo tips(SEO ヒント)」(月間検索ボリューム:3,800)
- ロングテールバリエーション#1:「seo tips for beginners(SEO ヒント 初心者向け」(月間検索ボリューム:100)
- ロングテールバリエーション#2:「small business seo tips(SEO ヒント スモールビジネス)」(月間検索ボリューム:70)
※訳者註:日本語訳の検索ワードは、日本での言い回しに翻訳しています。
なんとなくお分かりいただけたと思います。では、どうやってロングテールキーワードを見つけるのでしょうか?
キーワードエクスプローラーに移動して、基本となるキーワード(「seo tips(SEO ヒント)」など)を入力します。次に、左側のサイドバーで「Phrase match(フレーズ一致)」をクリックしましょう。
基本となるキーワードを含む、その他のキーワード(=ロングテールキーワード)が表示されます。
注釈:「Having same terms(同じ単語を含む)」レポートで、ロングテールキーワードを発見することもできます。レポート名が示すように、これは基本となるキーワードと同じ用語を含む類似キーワードを表示しますが、単語の順序は必ずしも同じではありません。たとえば、「SEO copywriting tip(SEO コピーライティング ヒント)」や「SEO content writing tips(SEO コンテンツ作成 ヒント)」が含まれます。
※訳者註:「Phrase match」レポートは、入力したキーワードの順序が同じ類似キーワードのみを表示します。
またレポートに表示されたすべての類似キーワードが、対策したいキーワードと関連するわけではありません。たとえば、「youtube SEO tips(youtube SEO ヒント)」と「local SEO tips(ローカルSEO ヒント)」は、今回対策したい「seo tips(SEO ヒント)」と関係ありません。
しかし、「SEO tips 2017(SEO ヒント 2017年)」は関係があります。(2018年時点のことですが)。
そのため、メインのキーワードと一緒に、以下のことを注意してください。
ステップ3.「基本の」タイトルタグを下書きする
次のステップは、基本的なタイトルタグの下書きについて。ルールは次のとおりです。
- 中身を説明することにフォーカスする:ページの内容を正確に説明し、読者がどんなページなのか想定できるタイトルに設定します。
- 短く簡潔に:完成したタイトルタグは50~60文字(※訳者註:日本の場合32文字前後)を超えないようにしてください。この記事ではガイドに沿って作業を進めながら、修正を繰り返すステップがあります。下書きはシンプルな文字数で余裕を持たせてください。
- キーワードを含める:タイトルタグには、必ずメインキーワードを含めてください。可能であれば、ロングテールバリエーションも散りばめましょう。
いいでしょうか、では、「75個のSEOヒントリスト」というページのタイトルタグを作成しましょう。
これぐらい簡単なものでも、タイトルタグとして機能します:
このタイトルタグには、主要キーワード(「SEO tips」)とロングテールキーワード(「SEO tips 2018」)の両方が組み込まれています。
注釈:ロングテールキーワード(つまり、「SEO tips 2018」)が、正確なフレーズとして含まれていないことは事実です。しかし、問題ではありません。Googleは、「2018」という数字を組み合わせることで、2018年に関連する鮮度の高い情報であると理解するぐらいには、十分賢くなっています。「SEOのヒント2018」の正確なフレーズ(※訳者註:2018年 最新 SEO ヒント など)を無理やり押し込むのは、あまり意味がありません。
例として作成したタイトルタグは非常に基本的なものです。しかし、基本的なことは良いことです。分かりやすいようにしてください。
別のものを試してみましょう。今回は多言語SEOガイド用のタイトルタグです。
<※訳者註:「多言語SEO:翻訳とマーケティングガイド」>
かなり基本的なものですよね?しかし、製品ページについてはどうでしょうか?
以下は、名刺を販売している架空の印刷会社ページの下書きタイトルタグです。
※訳者註:「名刺を購入する」
※訳者註:「名刺印刷ビジネス」
注釈:タイトルタグのドラフトは、複数思いつくことを恐れないでください。このプロセスで両方作成しておけば、最後にどちらが良いか決定できます。
コンテンツにおけるタイトルタグの作成は、製品ページのタイトルを作るのと同じぐらい簡単です。
覚えておいて欲しいのが、タイトルタグでフォーカスすることはよく説明できていること(記述性が高いこと)です。たくさんのキーワードを詰め込むことではありません。ページを正確かつ簡潔に記述することを重点において、メインキーワードとロングテールのキーワードを含めましょう。
物事の混同を恐れずに……
タイトルタグで物事を混ぜたり、いくつかの単語を否定することもまったく問題ありません。
たとえば、キーワードが「最高のプロテインパウダー」であると仮定します。
これはうまくいくでしょう:
※訳者註:「最も良い(または良くない)プロテインパウダーの選び方」
また、同義語を使用しても構いません。
※訳者註:「最も良い(または良くない)プロテインシェイクの選び方」。著者はこの例題で、「プロテインシェイク おすすめ」を検索したユーザーに対して、ベストな方法と最悪な方法どちらも紹介することを説明するタイトルタグを提案しています。
Googleは、素晴らしいぐらいに自然言語から検索者の意図を推測しています。彼らはあなたが話していることの意味を理解するでしょう。
ステップ4.コンテンツの独自性をチェック(それについて話し合う)
Google検索を実行するすべてのユーザーが、何かを探しています。しかし、それは常に同じものとは限りません。ユーザーは、検索結果で特定の「品質」を探す傾向があります。正確には、この傾向はクエリの性質によって異なります。
ただし、特定のクエリや話題を中心にコンテンツを作成した場合、コンテンツが体現している「品質」と、ユーザーが見たい「品質」との間で、すでに重複している可能性(※訳者註:検索している話題のうち、すでに知っていること以外のことを知りたい、など)があります。
タイトルタグは、潜在的な訪問者に対してそれを明確に解説する必要があります。ユーザーが高く評価する傾向がある5つの「品質」(およびタイトルタグで、それらを明確にする方法)は次のとおりです。
- 深い・徹底している:ユーザーは徹底的で詳細なリソースが大好きです。これが、コンテンツの長さとランキングの間に明確な相関関係がある理由です。ページに含まれるリソースが他の検索結果よりも徹底している場合は、非表示にしないでください。タイトルタグには、次のようなフレーズを追加してクリックを促しましょう:「究極」、「完全」、「決定版」、「学習」、「段階的」など。
- リスト・数を含む:ユーザーはリスト型の投稿が大好きです。この投稿を作る場合、タイトルタグには数字を含めることをおすすめします。※訳者註:例「SEOの基本的な15のヒント」
- スピーディ・簡潔:情報の過負荷は本当に問題です。コンテンツが簡潔で要点をつかんでいる場合、USP(独自の強み)なります。タイトルタグには「クイック」、「シンプル」、「〇分でわかる、できる」、「今日」、「今」といったフレーズを付けて、コンテンツを「売り出し」ましょう。製品ページの場合は、次のようにします。 「送料無料」または「翌日配達」など(もちろん、実際にそのような提供ができる場合です)。
- 鮮度:一部のクエリ(たとえば「SEO ヒント 2018」)では、最新情報が必要です。このようなクエリで2012年の情報をクリックするユーザーは、まずいません。情報の鮮度を伝えるには、タイトルタグに次のようなフレーズを追加しましょう:「20xx年版」、「18年1月更新:~」など。
- ブランド:ユーザーは、すでに存在を知っており信頼しているブランドのコンテンツをクリックする可能性が高くなります。(統計情報は無いのですが、体感的にかなり明白です。)ですから、もしあなたが業界で有名な存在であれば、タイトルタグにあなたのブランド名を加えてください。
注釈:ECサイトの場合、「価格」は検索するユーザーにとって価値ある品質と見なすこともできます。したがって、価格で競合している場合は、タイトルタグに記載してユーザーに知らせることを恐れないでください。使用するフレーズは次のとおりです。「安い」、「低コスト」、「お買い得」、「$〇〇から」など。
しかし、対象とするページが複数の「品質(※訳者註:最新版NYのおすすめレストラン40選、など)」を利用している場合、どうすればよいでしょうか?とは言え、タイトルタグにセールスポイントを過剰に詰め込むようなことはしないでください。あくまで自然なタイトルタグにしましょう。
次に、現在のSERPで上位表示しているタイトルを確認します。これにより、検索意図について深く考察ができるでしょう。また、SERPでどのような「品質」が検索ユーザーにとって重視されているかも確認してください。
たとえば、Googleは「best restaurants in New York(ニューヨークで最高のレストラン)」という検索に対して、以下のような結果を表示します。
<※訳者註:「Eater NY-2018年冬、ニューヨークで通うべき重要レストラン38選」>
実際、上位10件はすべて「リストレット(※訳者註:〇選などリスト型記事)」です。このクエリを検索するユーザーは、品質において「量」を重視しています。
一方、「cheap holidays(安い 休日またはお得な休日)」をGoogleで検索した場合、検索ユーザーは何よりも「価格」を高く評価するとわかります。
<※訳者註:1位の検索結果は「お得な休日|本日、最低価格8ポンド(お一人様あたり)!」>
これを、「SEOのヒント」記事のタイトルタグに応用してみましょう。
<※訳者註:「2018年に機能する、SEOのヒント75個」>
タイトルタグに「That Work in 2018」というフレーズを追加することで、最新の投稿と表しています。これらのヒントが、今すぐ使えるものであるという「鮮度」の品質を伝えているのです。
ただし、このタイトルタグには他にもいくつかの「品質」が組み込まれています。
- 深さ/完全性:SEOのヒントが75もあり、このコンテンツは間違いなく徹底しています。
- 数量:同じく、75という数字は大きなものです。量を重視する人(すなわち、リスト型記事愛好家)に訴えかけるでしょう。
要点:常にタイトルタグを検索者の意図に合わせてください。
これで少なくとも、コンテンツがGoogleにインデックスされる(ランキング対象となる)までの作業は完了です!
では、その後についてはどうでしょうか?
コンテンツが上位表示されたらやるべきタイトル設定
あなたが何を考えているのかはわかります。
「どうして、CTRについて話さないのですか?これが最近のランキング要素ですよね?」
そうですね、ほぼ確実な要素です。しかし、問題があります。コンテンツが上位10件に到達するまでに、CTRの最適化に時間と労力を費やす意味はありません。
どうしてでしょうか?ほとんどのユーザーは、SERPで表示された最初のページ以降を閲覧しないからです。つまり、SERPでの見え方を重視する優先度は低くなります。この時点ではサーチコンソールを確認するだけです。
※訳者註:まずはサーチコンソールを確認して、どんなキーワードで上位表示しているか知ることが重要。
ただし、価値のあるキーワード(つまり、実際に検索ボリュームを持つキーワード)で上位表示されはじめたら、CTRがより重要になります。
タイトルタグでCTRを向上させる方法は次のとおりです。
1.タイトルに「感情」を追加して読者を引き込む
「すごい」「著しい」「魔法のような」「並外れた」など。
これらは、人々の感情を引き出すパワーワードです。タイトルタグに組み込むと、CTRの高さに驚くことがあります。
しかし、一般的なアドバイスに反して、これらをランダムに選ぶべきではありません。
まず、次の質問に答える必要があります。
- あなたのコンテンツは何がユニークなのでしょうか?
- このクエリを検索するユーザーは、どのような苦労をしていますか? (コンテンツはそれをどう解決しますか?)
例として(またしても)、「SEO tips(SEOのヒント集)」というキーワードを挙げてみましょう。
このキーワードを検索する人は、SEOに使えるヒントのリストを見たいと思っています。複数形であるため、その意図がわかります(つまり、「SEOのヒント」ではなく、「SEOのヒント集」なのです)。
(SEO tips)の上位10件がほぼリスト型記事であるという事実も、これを裏付けています。
では、このキーワードが含む詳細な意図についてはどうでしょうか?
先ほど書いた質問に答えて、これを理解してみましょう。
- あなたのコンテンツは何がユニークなのでしょうか? – 実用的である: リストにあるすべてのヒントは実装が簡単で、きちんと結果が出せます。
- このクエリを検索するユーザーは、どのような苦労をしていますか? – 彼らは今すぐ使えるヒントを求めています。 これは、彼らが最新情報に目を光らせていることを意味します。 また、SEO中級者が検索する種類のように見えるキーワードであるため、おそらく彼らはあまり難しいことをせずに実装できるヒントを見たいと思っています。
ということで、私たちの「SEOヒント集」記事は、実現性があることが独自の価値になるようです。
では、タイトルタグを更新しましょう。
<※訳者註:「2018年版、75個の実用的なSEOのヒント集」>
2.括弧(かっこ)を追加する
括弧書きは、タイトルタグを分割して読みやすくするのに役立ちます。先ほどのタイトルタグに、括弧を追加してみましょう。
見やすいですよね?
※訳者註:この手法は英語圏向けの可能性があります。日本語の場合「【2019年版】~」といった墨括弧、鍵括弧がタイトルを強調する手法として見かけられるでしょう。
また、括弧はクリック率(CTR)の改善にも役立ちます。
Proven.com(スモールビジネス向け採用・人事サービス)のSean Falconerは、このガイドに括弧を追加し、オーガニックトラフィックが128%増加したことを確認しました。
出典:backlinko.com
3.「好奇心のギャップ」を使ってクリックを促す
BuzzfeedやUpWorthy(どちらもバイラルメディア)で、何か読んだことがありますか?これらのコンテンツを読んだ後は、おそらくその手法に精通しているでしょう。
「好奇心のギャップ」の定義は、次のとおりです。
好奇心のギャップとは、私たちが知っていることと、私たちが知りたいこと、または知る必要があることとの隙間を指します。
Joanna Wiebe(Copyhackers)
以下は、その手法が使われている例です:
<※訳者註:「彼は息子が癌を患っていると知った。同僚は、彼に信じられないほど親切なことをした。」>
記事のタイトルを見て、私のように「なんてこと!一体どんな親切なことをしたんだろう!?」と感じましたか?それが「好奇心のギャップ」です。
ご想像のとおり、このテクニックにはある程度の心理学があります。この投稿で説明する時間よりも多くのことがあります。したがって、こちらとこちらの投稿を読むことをおすすめします。
注釈:2番目にリンクしている投稿は、研究レポートの一部(好奇心の心理学と神経科学)です。かなりボリュームがあり専門的ですが、それでも読む価値はあります。
ただし、この手法には注意する必要があります。「クリックベイト(クリック稼ぎ、釣り)」ルートを辿りたくありません。そうです、できるだけ記事をクリックしてもらうことを望んでいますが、誠実さを犠牲にしてはいけません。
例として、好奇心のギャップを取り入れた「SEO tips」タイトルタグを作ってみましょう。
<※訳者註:「(Googleが絶対に知られたくない)2018年版75個のSEOヒント集」
タイトルタグが長すぎること(=SERPで一部切り捨てられる)を無視すると、次のような気持ちを検索ユーザーに抱かせると考えられます。
「OMG … Googleが知ってほしくないSEOのヒントって? きっと凄い情報に違いない! クリックして読まなくちゃ!)」
クリックされる可能性がありますが、不誠実です。このリストには、Googleが知られたくないヒントはありません。好奇心のギャップを用いた、より良い例は以下のものになるでしょう。
<※訳者註:「(2018年版:不思議なぐらいに効果がある)75個の実用的なSEOヒント集」>
正直なタイトルですが、それでも好奇心を呼び起こすのに役立つ書き方です(つまり、「わあ、”不思議なくらい効果がある”ってどんなヒントなんだろう……読んだほうが良いよね!」という気持ちにさせやすい、ということです)。
4.キーワードを前面に入れる
Front-loading(フロントローディング)とは、タイトルタグの先頭に重要な詳細(キーワードなど)を配置することです。これを行うべき3つの理由を紹介しましょう。
- 注目を集める:(西洋世界において)私たちは文字を左から右に読んでいます。キーワードを前面に入れた場合、潜在的な訪問者が最初に読む文字となります。訪問者たちの注意を引くだけでなく、あなたのコンテンツが彼らの検索クエリに関連していることを確信させます。
- 「ランキング要因」になる可能性:過去にSEO業界では、タイトルタグの先頭(または先頭付近)にキーワードを配置すると、上位表示されやすいと推測されてきました。かつてそうだったとしても、今はそうではないでしょう。それでも、キーワードを前面に出すことは特に害がありません。
- キーワードを豊富に持つリンクが得られる可能性:対象テキストをアンカーテキストとして使用したリンクほど、良いものはないと思いませんか?対象キーワードをフロントローディングすることで、人々がコンテンツを参照する方法を「組み立てる」ことができます。これにより、キーワードを豊富に持つアンカーリンクが作成されます。考えてみてください。タイトルタグが「SEO Tips:75 Actionable Techniques…(SEOのヒント集:75の実用的なテクニック…)」の場合、「SEO tips」というフレーズをアンカーテキストとしてリンクしている人が存在する可能性は、間違いなくあるでしょう。
正直に言うと、タイトルタグの最も重要な決定要因は個人の好みです。 常にタイトルタグはキーワードを前面に入れるべきだと思いますか?でも時には、そうやってもうまくいかないことがあります。
私たちのSEOヒント集記事のタイトルタグを、フロントローディングしたバージョンは以下のものです。
<※訳者註:「SEOのヒント集:75の実用的なSEOテクニック(2018年に使えるもの)」>
タイトルとして読ませるものにするには、いくつか表現を変更する必要がありました。 正直なところ、元バージョンの方がわずかに優れていると思います。
それが私たちのこだわりです🙂
製品やカテゴリページのタイトルは一括自動生成!
多くのeコマースWebサイトには数千、場合によっては数百万もの製品がリストされています。たとえば、AmazonはGoogleのインデックスに1億400万ページあります。
1億以上の製品ページタイトルタグを、誰かが手作業で作ると思いますか?それはあり得ません。おそら、AmazonのCMSによって自動生成されます。
Amazonは、ほぼ確実にこれを処理するカスタムCMSを持っています。しかし、良いニュースは、ほとんどの市販CMSでも同じことができることです。おそらく、プラグインが必要になるだけです。
この機能を備えたいくつかのプラグインを紹介しましょう。
- WordPress: Yoast;ここにチュートリアル(メタタグで使用できるカスタム変数のリストを含む)があります。かなり柔軟です。
- Joomla:Tag Meta;このプラグインを個人的に使用したことはありませんが、説明とレビューを見ると、機能はYoast for WordPressに似ています。
- Magento:この記事によると、Magentoはカテゴリと製品ページのタイトルタグ生成をすぐに使用できます。さらに機能が必要ですか?この拡張機能をお試しください(免責事項:無料ではありません)。
さて、技術的なことはさておき、自動生成されたタイトルタグとして最適な形式は何でしょうか?
製品ページのタイトルタグを作るアイデアを挙げてみました。
- 製品タイトル|ブランド(例:「iPhone X | Apple」)
- 製品タイトル|カテゴリー|ブランド(例:「MacBook Pro | ラップトップとノートブック | Apple」)
- CTA +製品タイトル|ブランド(例:「iPhone Xを購入 | Apple」)
- CTA +製品タイトル|ISBN /シリアル番号|ブランド(例、「iPhone Xを購入 | 978-X-XX-XXXXXX ‑X | Apple」—これは、キッチン用品などの ISBNやシリアル番号をググっている可能性がある製品に最適です。)
カテゴリページのタイトルタグアイデアもご紹介しましょう。
-
カテゴリー|ブランド(例:「ラップトップ&ノートブック | Apple」)
CTA +カテゴリー|ブランド(例:「ノートパソコンとノートブックを購入 | Apple」)
最後に、「ローカル」ページのタイトルタグアイデアも挙げてみます。
-
レストラン名、市—町|カテゴリー|ブランド(例:「Noma、Copenhagen — Christianshavn | レストランのレビュー | トリップアドバイザー」)
地域の産業|CTA —ブランド(例:「シェフィールドの配管工—見積りしてみましょう! | Yell」)
いろいろなアイデアが得られると思います。
注釈:どれも広範なリストではありません。必要に応じて変数を組み合わせ、一致させることができます。
ヒント:トップパフォーマンスのページにはもっと手間をかけましょう
数十万の製品ページに対して、カスタムしたタイトルタグを記述することはできません。ただし、パフォーマンスの高いページは手間をかける価値があります。これにより、そのページたちはさらにブーストされます。
以下の手順でやってみましょう。
・ドメインをAhrefsのサイトエクスプローラーに貼り付けます。
・[オーガニック検索]> [トップページ]に移動します。
・どのドメインで最もオーガニックトラフィックが多いページがわかります。
(上記の手順を使って表示された)これらのページは、タイトルタグを手動で最適化する価値があります。
なぜでしょうか?CTRまたは表示順位のわずかな上昇で、オーガニックトラフィックが大幅に増加するためです。
Googleがタイトルタグを書き換えるのはなぜ?
Googleは、ときどきタイトルタグを書き直す習慣があります。これは、特に「最適化された」タグを作成するため時間と労力を費やした場合、イライラすることがあります。
なぜ、Googleはこんなことをするのでしょうか?いくつかの理由があります。
1. Googleは、そのタイトルタグが悪いと考えています
2016年、Gary IllyesはGoogleによるタイトルタグの絶え間ない書き換えについて質問を受けました。以下のように彼は返信しました:
タイトルの書き換えをやめることはありません。本当にタイトルがひどいサイトはたくさんあります。多くのサイトにはタイトルがありません。多くのサイトには「トップページ」というタイトルが付いています。実際、Googleは頻繁にタイトルを書き換えます。タイトルの書き換えを止めると、ユーザーに有益な結果を提供できなかったからです。実験により、ユーザーはタイトルタグがあることを好むとわかりました。そのため、タイトルを書き続けます。
Gary Ilyses – Google
端的に言えば、誰もが簡単なタイトルタグ作りに注力するわけではありません。これにより、タイトルタグが「ひどい」ことになります。そのため……Googleはタイトルタグを書き直します。
2. Googleは、クエリごとに適したタイトルタグがあると考えています
Googleは常にタイトルタグを書き換えるわけではありません。クエリに依存します。これは、Googleが一部のXを検索するときにタイトルタグを書き換えても、Yを検索するときは書き換えないことを意味します。
Gary Illyesがこの問題について、述べなければならなかったことは以下のとおりです。
したがって、タイトルタグはクエリに依存します。基本的に私たちがやろうとしているのは、人々が結果をクリックするように誘導することです。多くの悪いタイトルタグ「me: like homepage(私:ホームページが好き)」が存在し、かと言えば無題のページもあります。人々が書き換えを好まなくても、これが実際に良い結果をもたらしていることは確かです。
Gary Ilyses – Google
この現象は、実際とても一般的です。たとえば、以下は「Zappos(靴やファッションのECサイト)」をGoogleで検索したときの様子です。
ページのタイトルタグを確認すると、わずかに異なることがわかります。
わかりやすくするために、2つの文言を並べました。
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Online Shoes, Clothing, Free Shipping and Returns | Zappos.com(オンライン販売の靴、衣類、送料無料で返品も|Zappos.com)
Zappos.com: Online Shoes, Clothing, Free Shipping and Returns(Zappos.com|オンライン販売の靴、衣類、送料無料で返品も)
Googleはタイトルタグを書き直して、ブランド名を前面に移動させました。しかし、あなたがブランド名を検索しているのを見て、Googleが検索結果に反映しているのだと推測するのは危険です。
結局のところ、Zapposとブランドで指名検索しているのであれば、おそらく最初から公式サイトを探しているだけでしょう。したがって、タイトルタグにブランド名をフロントローディングすると、おそらくクリック率が高くなります。
※訳者註:多数のユーザーがブランド指名検索をしているから、Zapposのタイトルタグは不適切と考えて書き換え、指名検索している人のクリックを促している、という考察です。
3. Googleは、アンカーテキストを調べてトピックを決定する
ほとんどのリンク(発リンク)には、アンカーテキストがあります。Googleはそのようなリンクを参照して、ページの内容を理解しやすくしています。
2016年にAaseesh Marina(Google)は、以下のように発言しました:
WebサイトBにリンクしているWebサイトAからアンカーテキストが表示される場合、ユーザーのクエリに応じて、AからBにリンクするアンカーテキストを、特定の検索結果でタイトルとして選択することがあります。繰り返しますが、ユーザーにとって最も意味のある結果を提供したいためです。ユーザーは、可能な限り最高の結果を出すために努力し、場合によってはアンカーテキストが適切なタイトルであり、その特定のクエリ、アンカーテキストを検索結果に提供します。
Aaseesh Marina – Google
ただし、Googleは通常、必要な場合(つまり、インデックスは作成されているがGooglebotによるクロールがブロックされているページ)にのみ、このソリューションを使用します。
この場合、外部の要因(アンカーテキストなど)に注目することは、Googleが優れたタイトルタグを記述するために使える唯一の方法です。
Googleがタイトルタグを書き換えないようにするには?
少なくとも、100%確実に防ぐことはできません……。
Gary Ilysesは、こんな発言をしていました。
また、Googleによる書き換えを完全に防止する方法も提供しません。悪用される可能性があると予想しています。たとえば、キーワードスタッフィングなどです。(中略)書き換えられたタイトルが気に入らない場合は、検索結果ページの下部にあるフィードバックをお送りください。
Gary Ilyses – Google
私たちは、彼が以下のものを参照していると推測しています:
<※訳者註:Google検索結果の最下部にある、「フィードバックを送信」リンク。>
明らかに、誰もそのボタンをクリックすることはないでしょう。では、タイトルタグの書き換えとはどのように戦えば良いのでしょうか?
私たちの考え:最初に優れたタイトルタグを作成することで、タイトルタグを保持できるはず。
これは、タイトルタグが以下の状態であることを意味します。
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ページのコンテンツを正確に説明している。
人々が見たい「資質」を紹介している。
クリックを促すような表現である
これらができている場合、なぜGoogleはそんなタイトルタグを書き換えるのでしょうか?
※訳者註:書き換えられないほど良いタイトルタグを作りましょう、という意味合いになります。
まとめ
タイトルタグを作るのは複雑ではありません。正しく作るには少し時間と労力がかかります。それでも、100%完璧なタイトルタグになることは決してありません。
したがって、タイトルタグは継続的にテストし、改善することを目指してください。十分なトラフィックがある場合は、分割テスト(ABテスト)を実行して、どのタイトルのパフォーマンスが最も良いか確認するのも良いでしょう(少し高度な戦術ですが……)。
皆さんは完璧なタイトルタグを作成する、クールなハックやアイデアをお持ちですか?(本社ブログの)コメントで教えてください。🙂
Joshua Hardwick – コンテンツ責任者@Ahrefs(または、公開するすべてのブログ投稿がわかりやすい英語で書かれており、壮大な内容であると確認する責任があります)。The SEO Projectファウンダー。