内部SEO対策で効果的なチェックリスト

この記事はAhrefs公式ブログの日本語訳です。

原文タイトル：The Only SEO Checklist You Need

（著者：Joshua Hardwick / 原文の最終更新日： June 17, 2021）

フルスピードによる要約：
・SEO対策で重要となる項目をまとめています。
・Ahrefsの機能の、応用的な使い方も解説しています。

このSEOチェックリストに従うことで、ブログのトラフィックが月間検索訪問数64万人以上にまで成長しました。

Eコマースストア、ローカルビジネス、アフィリエイトサイトなど、どんなサイトにも有効です。

このSEOチェックリストの使い方
SEOの基本チェックリスト
技術的なSEOのチェックリスト
キーワード調査のチェックリスト
コンテンツチェックリスト
オンページSEOのチェックリスト
リンク構築のチェックリスト
最後に

このSEOチェックリストの使い方

ほとんどのSEOチェックリストでは、SEOがいかに継続的なプロセスであるものなのかを伝えることができず、無作為にタスクを列挙し、すべてチェックしたらSEOの施策が完了したかのように思わせているのです。

そのため、私たちはチェックリストの各項目に、以下のタグを付けました。

一度だけ行う
定期的に行う
新しいページを公開するたびに行う

このような構成にしたのは、このチェックリストのすべてを今日中に行う必要はないということを伝えるためです。まずは1回限りのタスク、次に定期的なタスク、そして新しいページを公開するたびに必要な継続的なタスクを完了させましょう。

では、さっそく見ていきましょう。

SEOの基本チェックリスト

まずは、誰もが身につけておくべきSEOのベストプラクティスをいくつか紹介します。これらは直接的に検索結果での表示順位を上げるものではありませんが、Googleで上位に表示されるように設定する上で重要なものです。

1. Google Search Consoleを設定する

Google Search Consoleは、サイトのオーガニック検索のパフォーマンスを追跡するための無料ツールです。

ここでは、それを使ってできることをいくつか紹介します。

上位表示されているキーワードを見る
ランキング順位の確認
ウェブサイトのエラーの発見
サイトマップの送信

設定方法は、ステップバイステップガイドでご確認ください。

2. Bingウェブマスターツールを設定する

Bingウェブマスターツールは、基本的にBingのGoogleサーチコンソールに相当するものです。

設定方法はこちらをご覧ください。

3. Ahrefsウェブマスターツールを設定する

Ahrefsウェブマスターツール（AWT）は、ウェブサイトのSEOパフォーマンスを向上させ、より多くのオーガニック検索トラフィックを獲得するのに役立つ無料ツールです。

主な機能をいくつかご紹介します。

● あなたのサイトの100以上のSEOの問題をスキャン
● すべてのバックリンクを見る
● あなたがランク付けしたすべてのキーワードを見る

AWTの詳細については、こちらをご覧ください。

4. Googleアナリティクスを設定する

Google Analyticsは、あなたのサイトにどれだけの人が訪れているのか、どこから来ているのか、どのように交流しているのかを確認できる無料のツールです。

このガイドで設定方法を学びましょう。

補足： Search ConsoleのデータをAnalyticsで見るために、Google Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携させることも価値があります。その方法については、こちらをご覧ください。

5. SEOプラグインをインストールする

WordPressを使用している場合、サイトマップやメタタグなどを最適化するためのSEOプラグインが必要です。

ここでは、いくつかの良い選択肢を紹介します（必要なのは1つだけです）。

Shopifyのような別のウェブサイトプラットフォームを使用している場合は、ほとんどの場合SEOプラグインは必要ありません。

6. サイトマップの作成と送信

サイトマップは、検索エンジンがあなたのページを簡単にクロールしてインデックスできるように、あなたのサイトの重要なコンテンツがどこにあるかを示すものです。

当ブログのサイトマップはこんな感じです。

サイトマップは通常、以下のURLのいずれかにあります。

/sitemap.xml
/sitemap_index.xml
/sitemap

サイトマップが見つからない場合は、こちらをお読みください。そして、GoogleとBingにサイトマップを送信する方法は、こちらをご覧ください。

7. robots.txtを作成する

robots.txtは、検索エンジンがあなたのサイトのどこにアクセスできて、どこにアクセスできないかを示すプレーンテキストファイルです。

robots.txtを作成することは常に良いことですが、検索エンジンがサイト内のページやセクションをクロールできないようにする必要がある場合は、robots.txtは必須です。たとえば、eコマースストアを運営している場合、カートページをクロールしてインデックスさせないようにすることができます。

その場合、下記のように記述します。

robots.txtファイルがすでにあるかどうかは、（あなたのドメイン）/robots.txtにアクセスすることで確認することができます。プレーンテキストファイルが表示されていれば、問題ありません。もしファイルが存在しない場合は、Googleで「robots.txt生成ツール」を検索し、作成してください。

おすすめの記事：Robots.txtとSEO。知っておくべきこと

技術的なSEOのチェックリスト

技術的なSEOの問題は、ウェブサイトが相応の上位にランクされるのをしばしば妨げます。ここでは、誰もが従うべき基本的な技術的ベストプラクティスを紹介します。

1. ウェブサイトの構造を計画する（新規サイトのみ）

ウェブサイトは、訪問者と検索エンジンが容易に行き来できることが重要です。そのために、論理的なサイト構造を構築する必要があります。

そのために、簡単なサイトマップを作成しましょう。

サイトマップの各枝は、検索エンジンと訪問者がページ間を移動できるよう、内部リンクにする必要があります。

おすすめの記事：ウェブサイトの構造。SEOの基盤を構築する方法

2. クロールしやすいサイトであることを確認する

Googleは、クロールしづらいコンテンツを適切にインデックスできないため、Google Search Consoleのカバレッジレポートで、robots.txtに関する警告や除外を確認しておくとよいでしょう。

ブロックされたページのいずれかを、Googleが正しくインデックスするようにしたい場合は、robots.txtファイルからブロックの原因となっているルールを削除する必要があります。

おすすめの記事：Robots.txtとSEO。知っておくべきことすべて

3. サイトがインデックス可能であることを確認する

インデックスとクロールは別のものです。検索エンジンがページをクロールできるからといって、必ずインデックスができるわけではありません。ページに「noindex」robots metaタグやx-robots-tagがある場合、インデックスは不可能です。

Googleは、カバレッジレポートでnoindexされたURLについて教えてくれます。

また、この情報はAhrefsのサイト監査のIndexabilityレポートでも確認することができます。

インデックスされるべきなのに「noindexed」になっているページがある場合は、「noindex」タグを削除してください。

おすすめの記事：RobotsメタタグとX-Robots-Tag。知っておくべきこと

4. HTTPSを使用していることを確認する

HTTPSは微力ながらもランキング要因であることが確認されています。

Yeah, that’s wrong. HTTPS is not a factor in deciding whether or not to index a page, at all. We do use HTTPS as a light-weight ranking factor, and having HTTPS is great for users. A free certificate from Let’s Encrypt works just as well.

— johnmu is not a chatbot yet 🐀 (@JohnMu) January 29, 2019

現在、ウェブサイトにHTTPSを使用していない場合は、切り替えの時期が来ています。

HTTPSは、ランキングの上昇の可能性は別として、訪問者のデータを保護します。特に、サイトにコンタクト・フォームを設置している場合は重要です。パスワードや支払い情報を入力させる場合は、重要であるばかりでなく、絶対に必要です。

あなたのサイトがHTTPSを使用しているかどうかを確認するには、どうすればよいのでしょうか？

ブラウザの検索バーに南京錠が表示されていることを確認してください。

補足：Lets Encryptから無料でSSL認証を受けることができます。

5. 1つのドメインでアクセスできることを確認する

訪問者は、複数の場所であなたのウェブサイトにアクセスできないはずです。クロール、インデックス、セキュリティの問題につながる可能性があります。

以下の4つのURLをhttpstatus.ioに入力して、すべてが正常に行われていることを確認してください。

http://yourdomain.com
http://www.yourdomain.com
https://yourdomain.com
https://www.yourdomain.com

問題がなければ、3つのURLは4番目のURLにリダイレクトされるはずです。

そうならない場合は、恒久的にリダイレクトさせるために301リダイレクトを設定する必要があります。

HTTPSを使用している場合（使用すべき）、ウェブサイトのアクセス可能なバージョンが安全なバージョンであることも重要です。これは、https://yourdomain.com または https://www.yourdomain.com のどちらかです。

おすすめの記事：SEOのための301リダイレクト。知っておくべきこと

6. サイトの読み込みを速くする

ページスピードは、デスクトップ版では2010年から、モバイル版では2018年からランキング要因になっています。

その理由は簡単です。検索結果をクリックしても、読み込みに時間がかかるとイライラしますよね。そのため、ページスピードが低下すると直帰率が高くなるのです。

PageSpeed InsightsやGTMetrixなどのツールを使って、ウェブページの読み込み速度を確認することができます。

しかし、これらのツールは一度に1ページしかチェックすることができません。すべてのページをチェックするには、Ahrefsのサイト監査を使用してサイトをクロールしてください。パフォーマンスレポートに遅いページのフラグが立っているのがわかると思います。

7. モバイルフレンドリーなサイトであることを確認する

ほとんどの検索はモバイルデバイスで行われるため、モバイルフレンドリーなウェブサイトを持つことはこれまで以上に重要です。

Googleのモバイルフレンドリーテストツールで、あなたのサイトに作業が必要かどうかをチェックしてください。

8. 画像圧縮プラグインを導入する

画像を圧縮すると、画像ファイルが小さくなり、ページスピードが向上します。ページスピードはGoogleのランキング要因になるので、重要ですね。

WordPressを使っているなら、これ用のプラグインがたくさんあります。私たちは、ShortPixelを気に入っています。このプラグインを使えば、毎月100枚までの画像を無料で圧縮することができるのです。

他のウェブサイトプラットフォームを使用している場合は、適切なプラグインをGoogleで検索するか、ShortPixelのウェブアプリを使用しましょう。

9. リンク切れのページを修正する

リンク切れは、ユーザー・エクスペリエンスに悪影響を与え、ウェブサイト内外の「権威」の流れを断ち切る可能性があります。

リンク切れを見つけるには、Ahrefsウェブマスターツールを使ってください。

● サイト監査でウェブサイトをクロールさせます
● 内部ページレポートに移動します
● 「404ページ」エラーを探してください

ここで発見したリンク切れに対処する方法は、以下の通りです。

10. 重複コンテンツの問題を解決する

重複コンテンツとは、ウェブ上で複数の場所に表示される、完全一致またはほぼ同じ内容のコンテンツのことです。これはファセットナビゲーションのおかげで、eコマースSEOの一般的な問題になっています。これだけでも、何百もの重複コンテンツの問題を引き起こす可能性があります。

Ahrefsウェブマスターツールを使用すると、無料で重複コンテンツの問題を見つけることができます。

● サイト監査でウェブサイトをクロールします。
● 重複コンテンツレポートへ移動する
● 「問題」タブをクリックします。

必要な場合は、該当するURLを正規化することで、これらを修正します。

おすすめ記事：重複コンテンツ。初心者のための完全ガイド

キーワード調査のチェックリスト

キーワードの調査は、SEOというパズルの中で最も重要な部分です。人々がどのようなキーワードで検索しているのかを知らなければ、コンテンツを検索エンジンに最適化することなどできるはずもないでしょう。

以下のチェックリストに従って、正しいスタートを切りましょう。

1. ターゲットとするキーワードを決める

ウェブサイトの各ページは、1つの主要なキーワードをターゲットにする必要と、定期的にキーワード調査を行い、ターゲットとなるキーワードを見つける必要がありますが、新しいページを公開するたびに、最適なキーワードをターゲットにしているかどうかを確認することも必要です。

最適なキーワードとは、どのように判断するのでしょうか？

そのトピックについて、最も一般的な検索方法を表す言葉かどうかを判断しましょう。

例えば、最高のプロテインパウダーについての記事を書くとします。人々がこれを検索する方法は、以下のようにたくさんあります。

最高のプロテインパウダーは何？
最高のプロテインサプリメント
最高のプロテインシェイク

では、これらのキーワードのうち、どれをターゲットにすればいいのでしょうか？

幸いなことに、これを知る簡単な方法があります。Ahrefsのキーワードエクスプローラーであなたのトピックを検索し、親トピックを見るだけです。これは通常、同じものを検索するのであれば、より一般的な方法です。

補足：親トピックは100％信頼できる項目ではありません。この項目は、単にあなたが入力したキーワードの上位表示ページへ、最もトラフィックを送信するキーワードを表示しています。これは通常、あなたもターゲットとするのに最適なキーワードですが、常にそうとは限らないため、すべてを鵜呑みにはしないでください。

おすすめの記事：SEOのためのキーワード調査の方法

2. 検索意図の評価

検索意図は、検索者がなぜそのキーワードを調べたのか、その背後にある理由です。あなたのページがこれに沿っていない場合、ランキングに入る可能性は限りなく低くなります。

どのように検索意図を確認するのでしょうか？

主要なキーワードで、Googleにランクインしているページの種類と形式を見てみましょう。

例えば、「マーケティングスキル」で上位表示されているページのURLとタイトルから、すべてブログ記事であることがわかります。形式としては、ほとんどがリスト型の記事です。

このキーワードでの上位表示をマーケティングスキル講座の販売ページで狙った場合、検索意図と一致しないため、おそらくランクインしないでしょう。

おすすめの記事：検索意図とは？初心者のための完全ガイド

3. Googleで上位表示される可能性を評価する

ターゲットにしているキーワードでのランクインしやすいかどうかを理解することは、上位表示を狙う機会の優先順位を付けたり、現実的な期待値を設定したりするのに役立ちます。

最初の概算は、キーワードエクスプローラーのキーワード難易度スコアを使用します。

ただ、この機能へ完全に依存するのはやめましょう。自分で結果をチェックして、以下のような、クラックしにくいキーワードを示す可能性のあるものに絞るようにしてください。。

上位ページに質の高い被リンクがある。
上位10位以内に大手企業が多数ランクインしている。
上位表示されているサイトの関連性が高い傾向にある。

詳しくは、こちらのチュートリアルをご覧ください。

4. 人々が知りたがっていることを調べる

誰かが “SEO キーワード “を検索したとしましょう。検索意図を分析すると、人々はその用語の定義を探していることがわかりますが、その他にはどんな疑問を持っているのでしょうか？また、コンテンツに含めるべき他の情報は何でしょうか？

Googleの「People Also Ask」ボックスは、これに関するいくつかのヒントを与えてくれます。

上位表示されている3つのページをAhrefsのContent Gapツールに貼り付けると、より多くのアイデアを得ることができます。このツールは、1つまたは複数のページがランクインしているキーワードを表示します。

あとは、（検索者が探している）サブトピックを表すようなキーワードを、目視確認するだけです。この場合、「キーワードの例」や「SEOのためのキーワードの使い方」などがそれにあたります。

コンテンツチェックリスト

適切なキーワードを選ぶことは重要ですが、コンテンツが充実していなければ、せっかくの努力も無駄になってしまいます。以下のヒントを参考にして、コンテンツをレベルアップさせましょう。

1. 読者の抱えている問題を解決する

検索意図を理解することは、読者がどのようなコンテンツを求めているのかを知ることであり、問題解決の第一歩となります。

リサーチは別の側面で重要なステップです。

しかし、本当に優れたコンテンツを作るには、さらに踏み込んで、訪問者（読者）が抱える問題を本当に考える必要があります。

例えば、”生産性向上テクニック”というクエリを考えてみましょう。検索者はリスト形式のブログ記事を求めていることは、検索意図の評価から明らかです。そして、上位にランクインしている記事を調査すると、「休憩を取る」「物事を紙に書き出す」といった一般的なアドバイスが見受けられます。

しかし、「生産性向上のヒント」を探している人は、おそらくすぐに実行できるアイディアよりも、実用的なアイデアを求めているはずです。

ですから、「休憩をとる」というような単純なアドバイスにとどまらず、もっと踏み込んだアドバイスが必要でしょう。

2. 勝てるイントロを書く

ページを見て数秒以内に、あなたのページが読者の求めるものを提供していると確信させることができなければ、読者は「滞留時間」と言うよりも早く、戻るボタンを押してしまうことでしょう。

これに対する最善の防御策は、説得力のあるイントロダクションです。

良いイントロダクションには、次の3つの要素があります。

読者とつながる
信頼感を与える
ユーザーの問題解決につながること

もし、訪問者がイントロダクションを読み終えなければ、コンテンツも読まれないことを忘れないでください。そして、コンテンツが読まれなければ、コンバージョンやシェア、リンクもされないでしょう。

成功するイントロの書き方の1つをここで学びましょう。

3. 見出しで階層を作る

H1やH2などの見出しは、コンテンツを論理的なセクションに分割し、階層を形成するのに役立ちます。こうすることで、コンテンツは読みやすく、消化しやすくなります。

例えば、あなたが今読んでいるリストは、5つのセクションに分けられています。

SEOの基本的なチェックリスト
テクニカルSEOのチェックリスト
コンテンツのチェックリスト
オンページSEOのチェックリスト
リンク構築のチェックリスト

それぞれの下に、チェックリストの項目ごとに小見出しを設けています。

小見出しがなければ、このページを読むのがどれだけ大変になるか考えてみてください。

おすすめの記事：H1タグとは？2021年のSEOベストプラクティス

4. 画像で状況を打破する

誰も大きな壁のようなテキストを読みたくはありません。圧倒され、離脱してしまう可能性があるからです。

画像は、文章を分割し、視覚的に理解しやすくすることで、この問題を解決するのに役立ちます。

しかし、ただ単に画像を入れるだけではいけません。読者の体験を向上させるような画像を探したり、作成したりする努力をしましょう。

例えば、グラフやチャート、スクリーンショットなどを使って、ポイントを説明することがよくあります。

5.短い文章と段落を使用する

米国人口の50％が8年生以下の読書レベルであると統計があります。

だから、人口の半分を疎外したいのでなければ、物事を複雑にしすぎないことです。短い文章と段落にこだわってください。

また、次のようなことも必要です。

簡単な単語やフレーズを使う
専門用語は避ける
能動態で書く

Hemingway Editorは、ブラウザベースの無料ツールで、このようなことに役立ちます。あなたのコピーの現在のグレードレベルを教えてくれ、改善点を提案してくれます。

6. 目次を追加する

目次は、ページ上のさまざまなセクションへのジャンプリンクを提供します。

私たちは、ほとんどの記事でこれを使用しています。

目次はどのページにも追加できますが、ナビゲーションが困難な長文のコンテンツに最適です。私たちの記事のほとんどは2,000ワード以上なので、訪問者にとって非常に有意義なものとなっています。

また、目次は、SERPsでサイトリンクを獲得するのにも役立ちます。

おすすめの記事：Sitelinksとは？リンクに影響を与える方法

オンページSEOのチェックリスト

オンページSEOは、ページ上の実際のコンテンツを最適化するプロセスです。目に見えるコンテンツやソースコード内のコンテンツに対して行われる最適化も含まれます。

その方法について見ていきましょう。

1. 短い、説明的なURLを使用する

短く、説明的なURLは、検索者がSERPsでそのページが何について書かれているかを理解するのに役立ちます。

たとえば、この2つのページは、体重を減らすことについてのページのURLです。

https://www.medicalnewstoday.com/articles/322345
https://www.dietdoctor.com/how-to-lose-weight

… でも、最初のURLからはそれは読み取れないでしょう。

短い説明的なURLを作成する最も簡単な方法は、主要なキーワードをURLのスラッグに設定することです。私たちは、ほとんどのブログ記事でこの方法をとっています。

ahrefs.com/blog/on-page-seo/ (英語)
ahrefs.com/blog/link-building/ (英語)
ahrefs.com/blog/free-seo-tools/ （無料ツール）

長いURLはSERPで切り捨てられる傾向があるため、URLを短く保つことは有効です。

おすすめの記事：SEOに適したURLの作成方法（ステップバイステップ）

2. 魅力的なタイトルタグを書く

URLと同様に、タイトルタグはGoogleの検索結果に表示され、検索者がそのページが何について書かれているのかを理解するのに役立ちます。

タイトルタグには、ターゲットキーワードを含めるのが一般的なアドバイスです。

これは良い習慣ですが、意味が通じなくても気にしないでください。それよりも、人々がクリックしたくなるような、説得力のある文章を書くことの方がずっと重要なのです。

ほとんどの場合、投稿やページのタイトルはうまく機能します。

おすすめの記事：完璧なSEOタイトルタグを作成する方法

3. 魅力的なメタディスクリプションを書く

Googleは、SERPsにメタディスクリプションを表示する頻度が約3分の1です。

ここでは、魅力的なメタディスクリプションを作成するための最高のヒントを紹介します。

タイトルを拡張する
検索意図に重きを置く
アクティブボイスを使用する
120文字以内に収める
主要なキーワードを含める（意味がある場合）

おすすめの記事：完璧なメタディスクリプションの書き方

4. 関連リソースへのリンク

他の内部リソースへのリンクは、訪問者があなたのウェブサイトをナビゲートするのに役立ちます。

しかし、外部のリソースについてはどうでしょうか？

Googleのジョン・ミューラーはこう言っています。

「他のウェブサイトへのリンクは、ユーザーに価値を提供するための素晴らしい方法です。多くの場合、リンクは、ユーザーがより多くのことを調べたり、ソースをチェックしたり、あなたのコンテンツがユーザーの質問にどのように関連しているかをよりよく理解するのに役立つのです。」

　ジョン・ミューラー（検索アドボカシー、Google所属）

これは、コンテンツに内部リンクと外部リンクを無理やり埋め込む必要があるということでしょうか？

いいえ、そうではありません。意味のある場合にのみ、リンクを追加するようにしてください。

おすすめの記事：SEOのための内部リンク。実践的なガイド

5. 画像を最適化する

チェックリストを順番にこなしていれば、画像圧縮プラグインはすでにインストールされているはずです。しかし、他にもページ単位で行うべき画像の最適化がいくつかあります。

画像に説明的な名前をつける。IMG_875939.pngやScreenshot-2021-06-01といった一般的な画像のファイル名は使用せずに、black-puppy.pngやeiffel-tower.jpgのような説明的なファイル名を使用する。
説明的なaltテキストを追加する。Altテキストは、画像の読み込みに失敗したときに、ページ上の画像を置き換えるものです。スクリーンリーダーを使用している場合にも便利です。詳しくはこちらをご覧ください。